小学生にオンライン英会話って必要？現役ママが語るメリット・デメリットと選び方

「うちの子、英語に触れる機会がほとんどないけど大丈夫かな…」
「周りのママたちはオンライン英会話を始めているみたい」
「でも小学生にオンラインって、ちゃんと続けられるの？」

こうした不安や疑問を感じたことがある方は、きっと少なくないはずです。
英語教育が小学校から本格化し、「英検」「フォニックス」「英会話」といった言葉が身近になる一方で、どの学習方法が自分の子に合うのか迷ってしまいますよね。

本記事では、「オンライン英会話は小学生に本当に必要なのか？」という保護者の視点に立ち、現役ママの体験談を交えながら、メリットとデメリットの両面を丁寧に解説していきます。

「子どもの未来のために、ベストな英語教育を選びたい」
そんな思いをお持ちのあなたに、後悔のない選択ができるよう、この記事がお役に立てれば幸いです。

小学生にオンライン英会話、どんな不安がある？

オンライン英会話は便利そうに見える一方で、「小学生には早すぎるのでは？」「続けられるか心配」といった声も多く聞かれます。
ここでは、実際の保護者が抱きやすい代表的な不安や疑問を整理してみましょう。

1. 「本当に効果あるの？」という不安

英語学習は目に見える成果が出にくいため、特に小学生のうちは「ちゃんと身についているの？」と不安に感じる方が多いです。

単語は覚えているけど、会話はできていない気がする
習ったことをすぐに忘れてしまっているように感じる
他の子と比べて、うちの子は進みが遅い？

こうした悩みは、実は多くのママ・パパが感じています。

しかし、子どもは「楽しい」「もっと話したい」という気持ちが芽生えると、驚くほどの吸収力を見せてくれます。
大切なのは、「成果が出るまでの時間」と「成長のサイン」を保護者が正しく理解すること。
オンライン英会話でもその点に目を向ければ、不安はぐっと軽くなるはずです。

2. 続けられるのか心配…小学生の集中力と習慣化の壁

特に低学年の子どもに多いのが、「飽きてしまう」「他のことに気がそれてしまう」といった集中力の問題。

1回は楽しそうに受けていたけれど、3回目にはイヤイヤ
レッスンの時間になると「ゲームしてたい」とグズる
親がいちいち声をかけないと受けてくれない

このような声もよく聞かれます。
特に最初の1〜2ヶ月は習慣が定着しづらく、家庭でのサポートが欠かせません。

オンライン英会話は「家で受けられる」反面、自由度が高く、生活の中で優先度が下がりやすいのも事実。
これが対面教室との大きな違いです。
だからこそ、継続のためには“仕組みづくり”が重要になってきます。

3. 外国人講師で大丈夫？言葉が通じるのか心配…

オンライン英会話の多くは外国人講師が担当します。これは「英語にどっぷり触れられる」という利点でもありますが、小学生にとっては戸惑いやすい点でもあります。

子どもが質問できずに固まってしまう
レッスン中、何をしているのか親にもわからない
「Yes」ばかり言って内容が理解できていない様子

特に英語初心者の子にとっては、講師の言葉がわからないと不安やストレスに繋がることも。
そこで近年は、「日本人講師」「バイリンガル講師」を選べるスクールも増えており、より柔軟な対応が可能になっています。

4. 料金が高そう、コスパはいいの？

オンライン英会話に関心はあっても、「続けると高くつきそう…」という声はとても多く聞かれます。
実際、対面式の英会話教室と比較すると、月額費用は抑えられているケースが多いのですが、

月に何回レッスンを受けるかによって金額が変動する
教材が別料金になっていることもある
「安すぎると逆に不安」という感覚も

といったように、保護者としては料金体系の“わかりにくさ”や“費用対効果”に悩む方が少なくありません。

さらに、子どもが途中で飽きてしまった場合や、レッスンを消化できなかったときに「もったいない…」という気持ちも生まれがちです。
費用対効果をきちんと見極めるには、事前に「自分の子に合うスタイルか」を無料体験などで試すことがカギになります。

5. 安全面やサポート体制が不安…

オンラインという特性上、保護者が気になるのが「安全性」や「トラブル対応のしやすさ」です。

担当講師が本当に信頼できる人かどうかわからない
通信トラブルやシステム障害が起きたときどうする？
子どもが1人でレッスンを受けている間に不安がある

こうした不安に対して、各スクールの対応はさまざまです。
例えば日本人スタッフによるサポートや、振替制度・レッスン録画の有無など、運営体制の「見えづらい部分」がそのスクールの信頼性に直結します。

だからこそ、事前の情報収集や体験レッスンでのチェックポイントを明確にしておくことが重要です。

保護者の悩みは「わが子に合うかどうか」への不安

ここまでご紹介したように、小学生にオンライン英会話を導入するにあたっての悩みはさまざまですが、その根底にあるのはやはり、

「この子に合っているのかどうかがわからない」

という不安です。

本当に英語力が伸びるの？
英検や中学受験に役立つ？
途中で挫折してしまったらどうしよう…

こうした疑問を抱えているのは、あなただけではありません。
多くの家庭が同じように悩みながら、少しずつ我が子に合うスタイルを見つけていっています。

では、実際にオンライン英会話を導入してみたご家庭では、どんな変化があったのでしょうか？
ここからは、オンライン英会話の「メリットと注意点」について、体験談を交えながら詳しく見ていきましょう。

オンライン英会話、小学生にとってのメリットと注意点

「実際にやってみてどうだった？」
ここでは、現役ママの体験談も交えながら、小学生にオンライン英会話を導入したときのリアルな効果や気づき、そして注意点をご紹介していきます。

小学生にオンライン英会話は効果がある？【体験談に基づく3つのメリット】

メリット①：英語に対する苦手意識がなくなった

我が家では、小学2年生の娘がオンライン英会話をスタートしました。
最初は「英語って何か難しそう…」という顔をしていたのですが、レッスンを重ねるごとに表情が変わっていったんです。

講師の先生が子どもの興味を引き出すのがとても上手で、ゲームをしたり、好きなキャラクターを英語で話したり。
気がつけば、「今日も英語のレッスンある？」と自分から聞いてくるようになりました。

「できる」「通じる」「褒められる」の成功体験が、自然と「英語＝楽しい」につながっていたのだと思います。

メリット②：発音がきれいになる＆リスニング力が育つ

家庭での英語学習というと、CDやアプリを使った「聞くだけ学習」が多くなりがちですが、オンライン英会話では“生きたやりとり”の中で耳と口が鍛えられます。

娘も、「r」と「l」の音の違いや、英語独特のイントネーションを講師から教えてもらいながら、どんどんクリアな発音になっていきました。

また、英語を“意味として理解する”ことが求められるため、リスニングだけでなく「考える力」も育っていると感じます。

メリット③：英検対策や中学英語の先取りにも役立つ

最近は、小学校での英語授業も本格化し、「英検」や「中学受験の面接」などを見据えた英語力を求めるご家庭も増えています。

オンライン英会話では、講師と一緒に英検の過去問演習をしたり、面接の模擬練習をしたりすることも可能です。
娘も、英検5級→4級→3級とステップアップしながら自信をつけてきました。

また、英検に合格することで「私にもできる！」という自信がつくのも大きなポイントです。

オンライン英会話のデメリットや注意点は？【失敗しないために】

オンライン英会話にはたくさんのメリットがありますが、**「万能ではない」**ということも大切です。ここでは、実際に取り組んで気づいた注意点をご紹介します。

デメリット①：継続が難しい場合もある

オンライン英会話は、時間も場所も自由であるがゆえに、「今日は気分じゃない」「あとでやろう」が続くと習慣化しづらくなることもあります。

特に低学年のお子さんは、自分でスケジュール管理ができないことが多いので、

保護者が一緒にスケジュールを確認する
最初の数ヶ月は“親子二人三脚”で取り組む
「レッスン前にごほうびタイム」などのモチベ維持工夫

といったサポートが必要です。

デメリット②：通信環境・機材に左右される

レッスンは基本的にビデオ通話で行うため、

ネット回線が不安定
パソコンやタブレットの不具合
音声トラブルや画面フリーズ

など、家庭の通信環境に依存するデメリットがあります。
特に初期設定やZoom・Skypeなどのツール操作に不安がある場合は、サポートがしっかりしているスクールを選ぶと安心です。

デメリット③：講師との相性に左右されることがある

講師とのやり取りは学習効果に大きく影響します。ですが、

子どもが人見知りしてしまう
先生の英語が早すぎてついていけない
初心者への指導が得意ではない先生もいる

といった点で、「相性が合わなかった」という声もよくあります。

そのため、講師プロフィールをよく見て、子ども指導に実績がある先生を選んだり、「日本人講師」からスタートして段階的に慣れるという方法もおすすめです。

オンライン英会話と通学型の違いを比較

比較項目	オンライン英会話	通学型英会話教室
費用	月額2,000〜8,000円程度（変動あり）	月額8,000〜15,000円程度が主流
通学の手間	自宅で完結	教室への送迎が必要
講師の種類	日本人・外国人から自由に選べる	固定された講師が多い
レッスン時間	1回25分〜／柔軟にスケジューリング可	週1回／時間固定
内容のカスタマイズ	英検対策・学校の予習など柔軟に対応	カリキュラム固定のケースが多い