なるほど、そのお気持ちよくわかります。
僕も今、ドイツ語を頑張って勉強していて、スーパーや、電車の中なので話しかけられた時に頭の中に色々な単語が出てき過ぎて、気が付くとただ単に単語を並べた文だったり、思っていることを上手く伝えられなかったり、相手に伝わっているのかわからないという時が多々あります。そして、会話が終わってしばらくすると、「あ!あんな言い方ができたな。こうやって喋ればよかった!!」と後悔する日々です。
では、それを克服するにはどうすればいいのか。
事前に状況を考えて、頭の中でシュミレーションしてみる!などあるでしょう、けれど現実、シュミレーションのように物事は進まないほうが多いですよね。
ですので、今のままでよいのです。話が繋がらない恐怖の沈黙も、英文がすらすらと出てこない状況も、何も変えることはないのです。そして、それを怖がらずに何度もその状況に飛び込んでいく事が一番の解決策だと僕は思います。
日本人の人の多くが、話をスムーズにできない、沈黙を作ってしまった、と嘆いてしまうのは、ご自身の英語力について嘆いている事もあるでしょうが、「相手に自分の下手な英語で時間を取らせて申し訳ない。」という気持ちが強いのではないでしょうか?けど、その必要はないのです。まずは、その思いはどこかで切り捨てましょう。なぜかというと、もし相手があなたの英語のひどさに耐えられないのなら、その人はあなたと一緒に時間を過ごそうとか、話を聞こうとかは思わないからです。相手はあなたの英語が下手でも、あなたの話をまたはあなたの事を知りたいと思っている。だから、一生懸命聞いてくれるのです。ですので、相手への申し訳ないという思いは忘れるようにしてください。
では、何をすべきか。これは、相手と会った後にすべきことが沢山あります。
まずは、どんな話を互いがしたかを思いだします。そして、相手の事が何を言っていたのかを思い出しましょう。「そういえば、あのときに何を言っていた実はイマイチわかってなかったな。けど、何となく流しちゃった」その時は、「次回はいまいちわからなかったら、「もう一回説明して」って言える勇気を持とう。」という目標を立てます。
「趣味の話をして、互いに話した後に沈黙が1分くらいあって気まずかった、、、。」というのを思い出したら、その時の相手の表情などを思い出してください。意外と自分だけが「気まずい」と思っている事ってありますからね。お互いに気まずそうだった場合には、どのようにしたらそこから話を膨らませるか、または違った話題に自然に持っていけるのかを考えてみましょう。そうすれば次回に沈黙になりそうな時に上手く会話が繋がるでしょう。
あと、もうひとつ。人間はすべての人と気が合うわけではありません。これは外国人でも一緒です。同じに日本人ですら、「あー。この人とは一生気が合う事はない。」という人いると思うんですよね。ですので、「何か上手く会話が弾まなかった。」という場合は、英語と言うよりは、相手と自分の相性が悪いいう事もありますので、それを自分の英語力のせいだと責めないようにお気をつけください。
ですので、今のように外国人とおしゃべりをたくさんして、沢山の気まずい沈黙や、単語だらけの英語をどんどん喋っていいけばよいと思います。そして、その後に自分の中で、何が変えられただろうか、こう言えばよかったんじゃないか、など脳内反省会をしていただければ、いつの間にかに英語でおしゃべり上手になっているはずです。
会話は波が出てくるプールと一緒です。どんなに事前に波にこんな風に乗ろうと想像しても、実際の波を前にしないとその感覚は掴めません。最初は怖がってタイミングを間違って、波にのまれることもあるでしょう。勢い付きすぎて波にひっくり返されることもあります。けれど、少しづつ頻度を重ねると波の特性やタイミングが分かって波乗りができるようになるのです。
英会話は波乗りだと思って、楽しんで見てはいかがでしょうか。