それでは、第2回に進みますね。
準2級では、3級よりも語彙が増え、日常生活だけでなく、環境・健康・教育・文化・社会などに関する単語も登場します。
単語をたくさん覚えることは大切ですが、ただ日本語訳を暗記するだけでは、長文読解やリスニングで活用できません。
今回は、意味・使い方・発音をまとめて覚える方法を学びます。
1. 準2級で必要な語彙の特徴
準2級では、次のような分野の単語がよく使われます。
日常生活
- habit:習慣
- environment:環境
- advice:助言
- experience:経験
- opportunity:機会
学校・教育
- subject:教科、話題
- improve:改善する、上達する
- practice:練習する
- education:教育
- skill:技能、能力
健康・生活習慣
- exercise:運動、運動する
- healthy:健康的な
- disease:病気
- sleep:睡眠、眠る
- stress:ストレス
環境・社会
- protect:守る
- reduce:減らす
- recycle:再利用する
- volunteer:ボランティア
- local:地域の
2. 単語は「訳」だけで覚えない
例えば、protectを「守る」とだけ覚えると、実際の英文で意味を判断しにくいことがあります。
次のように、組み合わせで覚えましょう。
protect the environment
環境を守る
protect children
子どもたちを守る
protect animals
動物を守る
このように覚えると、単語の使い方が分かり、長文の理解にも役立ちます。
3. 単語カードの作り方
単語カードには、次の4つを書きます。
- 英単語
- 日本語の意味
- 短い例文
- 発音や注意点
例:improve
- 英単語:improve
- 意味:改善する、上達する
- 例文:I want to improve my English.
- 注意点:
improveの後ろには、英語や技能などを置ける
例:opportunity
- 英単語:opportunity
- 意味:機会
- 例文:This is a good opportunity to learn English.
- 注意点:
an opportunityのように、通常は数えられる名詞として使う
すべてを詳しく書く必要はありません。自分が後から見て思い出せる形にしましょう。
4. 品詞も一緒に覚える
準2級では、単語の意味だけでなく、文中での働きを見分けることが重要です。
| 単語 | 品詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| success | 名詞 | 成功 | His success surprised us. |
| successful | 形容詞 | 成功した | The event was successful. |
| successfully | 副詞 | 成功裏に | She finished the work successfully. |
| succeed | 動詞 | 成功する | He wants to succeed. |
同じ語源を持つ単語をまとめて覚えると、語彙が増えやすくなります。
よく出る語のグループ
- decide:決める
- decision:決定
- different:異なる
- difference:違い
- possible:可能な
- possibility:可能性
- educate:教育する
- education:教育
5. 反対語・類義語で覚える
単語は、反対語や似た意味の語と一緒に覚えると記憶に残りやすくなります。
反対語
- increase ↔ decrease
増える・増やす ↔ 減る・減らす - difficult ↔ easy
難しい ↔ 簡単な - public ↔ private
公共の ↔ 私的な - healthy ↔ unhealthy
健康的な ↔ 不健康な
類義語
- begin = start
始める - help = support
助ける、支援する - important = useful
重要な、役に立つ - choose = select
選ぶ
ただし、完全に同じ意味とは限りません。問題演習の中で使い方の違いも確認しましょう。
6. 熟語はかたまりで覚える
準2級では、単語1語よりも熟語の知識が重要になることがあります。
よく使われる熟語
- be interested in:~に興味がある
- be good at:~が得意である
- take care of:~の世話をする
- look for:~を探す
- take part in:~に参加する
- be different from:~と異なる
- be similar to:~に似ている
- be worried about:~を心配している
例文
I am interested in foreign cultures.
私は外国の文化に興味があります。
Many students take part in volunteer activities.
多くの生徒がボランティア活動に参加します。
熟語は、単語ごとに分けて考えず、まとまりとして覚えましょう。
7. 動詞と前置詞の組み合わせに注意する
前置詞が変わると意味が変わる表現があります。
- look for:~を探す
- look at:~を見る
- look after:~の世話をする
- look like:~のように見える
例文
I am looking for my keys.
鍵を探しています。
Please look at this picture.
この写真を見てください。
She looks after her little brother.
彼女は弟の世話をします。
このような表現は、前置詞も含めて覚えることが大切です。
8. 効果的な復習方法
一度覚えた単語も、時間がたつと忘れてしまいます。そこで、次のように復習します。
おすすめの復習タイミング
- 覚えた当日
- 翌日
- 3日後
- 1週間後
- 2週間後
復習では、英語を見て日本語を言うだけでなく、日本語を見て英語を思い出す練習も行いましょう。
例
日本語を見て、
環境を守る
から、
protect the environment
を言えるか確認します。
9. 間違えた単語を記録する
覚えにくい単語だけを集めた「苦手単語リスト」を作ると効果的です。
記録する内容は、次の3つで十分です。
- 単語
- 意味
- 間違えた理由
例
opportunity:機会
opporturnityとスペルを間違えた
environment:環境
environementと母音の位置を間違えた
間違いの原因を記録すると、同じミスを防ぎやすくなります。
10. 単語学習で避けたいこと
一度に覚えすぎる
一日に大量の単語を覚えようとすると、復習が追いつかなくなります。
最初は、1日10~20語程度を目安にし、確実に復習しましょう。
日本語訳だけを暗記する
訳だけでなく、例文や熟語で覚えましょう。
書くだけで満足する
何度も書くことより、見ないで思い出すことのほうが記憶に残りやすい場合があります。
発音を確認しない
発音を知らない単語は、リスニングで聞き取れません。必ず音声や辞書で確認しましょう。
11. 今日の練習
次の単語を使って、短い英文を作ってみましょう。
- improve
- protect
- opportunity
- healthy
- volunteer
解答例
I want to improve my English.
We should protect the environment.
This is a good opportunity to learn.
Exercise is important for a healthy life.
I want to volunteer in my town.
難しい英文を作る必要はありません。まずは、正しい文を1文ずつ作ることが目標です。
今回のまとめ
準2級の単語・熟語学習では、次の点を意識しましょう。
- 日本語訳だけでなく、例文で覚える
- 品詞や語形も確認する
- 熟語はかたまりで覚える
- 前置詞との組み合わせに注意する
- 繰り返し復習する
- 間違えた単語を記録する
- 発音も一緒に確認する
単語学習は、短期間で終わらせるものではありません。毎日少しずつ続けることで、長文読解・リスニング・ライティングのすべてに効果が現れます。
次回は、準2級のリーディング対策として、長文の構造をつかむ方法について解説します。
\ ワールドトークでマリリン先生のレッスンを受けられます! /










