前回は、時間を決めてライティングに取り組み、計画・執筆・見直しを最後まで行う練習をしました。
今回は、英作文でよくあるミスを確認し、見直しで正確さを高める方法を学びます。
難しい表現を使うことより、伝えたい内容を正しい英文で書くことが大切です。
書き終えたあとに、間違いが起きやすいポイントを順番に確認しましょう。
1. 主語と動詞の形を合わせる
主語が三人称単数のとき、現在形の動詞には -s が必要です。
- 誤: My brother play soccer after school.
- 正: My brother plays soccer after school.
また、主語が複数なら、動詞の形も確認します。
- 誤: Many students likes reading.
- 正: Many students like reading.
見直すときは、まず「誰が、何をするのか」を見つけ、主語と動詞が合っているか確認しましょう。
2. 単数・複数と冠詞を確認する
数えられる名詞を一つだけ使う場合は、通常 a または an が必要です。
- 誤: I have dog.
- 正: I have a dog.
複数を表す場合は、名詞に -s などが必要です。
- 誤: Many child use computers.
- 正: Many children use computers.
many の後ろには複数形が続くのが基本です。自分の英文に a、an、many、some などがある場合は、その後ろの名詞の形も確認しましょう。
3. 時制をそろえる
習慣や一般的な事実を述べるときは、現在形を使うことが多いです。
- 誤: Students needs exercise.
- 正: Students need exercise.
過去の経験を書くなら、動詞を過去形にします。
- 誤: Last weekend, I visit my grandparents.
- 正: Last weekend, I visited my grandparents.
一つの英文の中で、いつのことを述べているかが分かるようにしましょう。特に yesterday、last year、every day などの語があるときは、動詞の時制を見直してください。
4. 日本語の語順をそのまま使わない
日本語と英語では、語順が異なることがあります。英語では基本的に「主語+動詞」の順に書きます。
- 不自然: Very important is exercise for our health.
- 自然: Exercise is very important for our health.
文を書いたあと、「主語はどれか」「動詞はどれか」を確認すると、語順の誤りに気づきやすくなります。
5. 文を長くしすぎない
一文に理由や例を詰め込むと、文法ミスが増え、読み手にも伝わりにくくなることがあります。長い文になったら、二つに分けられないか考えてみましょう。
- 長くて不安な文: I like reading because it is fun and I can learn many things and it helps me relax after school.
- 分けた文: I like reading because it is fun. I can also learn many things from books. Reading helps me relax after school.
短い文でも、理由や説明がはっきりしていれば十分に伝わります。
6. 効率よく見直す順番
見直しでは、すべてを一度に確認しようとせず、観点を分けると取り組みやすくなります。
- 質問に答えているか、理由が二つあるか
- 主語と動詞が合っているか
- 名詞の単数・複数や冠詞が正しいか
- 時制が適切か
- スペルと句読点に誤りがないか
時間が限られている場合は、まず内容と主語・動詞を確認しましょう。最後に、文頭の大文字やピリオドも見直します。
練習してみよう
次の英文には、いくつかミスがあります。正しい形に直してみましょう。
My sister like cooking. She often make dinner for our family. It is useful skill.
解答例:
My sister likes cooking. She often makes dinner for our family. It is a useful skill.
主語が My sister、She なので、現在形の動詞に -s を付けます。また、skill は数えられる名詞なので、ここでは a が必要です。
今回のポイント: 見直しは、全文を何となく読み返すだけでなく、確認する項目を決めて行いましょう。主語と動詞、名詞の形、時制を順に確認する習慣が、正確な英文につながります。
次回は全20回のまとめとして、準2級合格に向けた学習内容の振り返りと、今後の練習方法を整理します。
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