最近イギリスでは物価高騰の影響もあり
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とストライキの話題が続いています。先週スコットランドでは
学校教員たち
のストライキがありました。
ここ数年で先生たちのストライキが計画されたことは何回かあったものの、記憶が定かじゃないですがその全てか少なくともほとんどは実施に至らなかったと思います。
今回は10%の昇給請求に対し提示が6.85%とかで交渉決裂、来月以降もさらなる日程が計画されているとニュースで見ました。
ストライキの日付や地区は事前に分かり、休校の可能性がある場合は地元政府からメールが来ますが、先生たちもオープンだったりして子どもたちを通して情報が入ってきたりします。
学生たちもこれから大事な試験の時期に入るタイミングなのでそれが気になる派と1日お休みが増えて先生たちに声援を送る派
に分かれているようです。
ストライキとストライク、同じ語源で違う発音
このストライキ、語源は英語の strike ですが、野球やボウリングのストライクも同じ語から来ているんですね。
なんで日本語表記は2種類あるんでしょう??
日本語にはもともと子音で終わる語がなく外来語を表記する際には母音ア・イ・ウ・エ・オが足されますが、「ストライキ」が入ってきた頃は k の音にイを足し「キ」とするのが主流だったようです
入ってきた時期が同じかは調べてみないとですが、とりあえずデッキ、ケーキ、ステーキなどもキで終わる外来語ですね。
その後「ストライク」が入ってきた頃にはウの音を足し「ク」とされることが多くなっていたみたいですが、ストライキはすでに独自の意味が確立していてそのままの形で存続したのかと。
パーク、スナック、ランクなどクで終わる外来語もたくさんありますね。
ストライキ/ストライクの他にもインキ/インク、テキスト/テクストのように同じ語源で両者を聞く語もあります。
ということで、深い歴史をかなり平たく言うとその違いは発音の迷いというより時代背景にあるようです
母音の引き算
外来語が入ってくる際に母音を足しているってことは、足した音を取ってしまえば元の言葉の音になる??
例えば英語の場合は厳密に言うとそれが全てではないんですが、それでも英語らしい発音に近づけるのにかなり役立ちます。
母音の引き算
をするということです
とくに日本語の清音(゛や゜がつかない音)は
コソコソ声
で言うと母音が緩和され英語の音に近くなります
ぜひぜひ試してみていただきたいです。
英語またはカタカナの太文字部分を声に出して、細文字部分をコソコソ声にして言ってみてくださいね
cake ケイク
park パーク
stop ストップ
strike ストゥライク
カタカナ表記で英語を教えるなんてと眉をひそめられてしまうかも?!
私はスタート地点としてこのくらい使う程度なら大丈夫派(コソコソ声の発音練習に使うカタカナ表記は専用に調整してあります
)
まずは日本語の音と英語の音に違いがあるってことを感じてみましょう
次は日本語表記の発音と比べながら言ってみてください。
ケーキ cake ケイク
パーク park パーク
ストップ stop ストップ
ストライク strike ストゥライク
音の違い、気づきましたか?
英語の方が音にメリハリみたいなものがあったでしょうか?
なんだか違いがつかみにくいという方は、声を録音して聞いてみるといいです
自分が言える音は聞こえる
ようになっていきますので、英語の音について考えることは発音とリスニング力の向上につながる一石二鳥もの

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なるほど~強弱のメリハリをつけることで確かにネイティブっぽい発音に近くなりますね(^^)
Meg先生(^^)/いつも前向きなコメントをありがとうございます(*^^*)
ちょっと個性的かもしれませんが(笑)発音入門者さんやお子さんたちとはこの方法でスタートしたりしてます(●^o^●)
コソコソ!!やってみるとなんだか楽しいですね( ´∀`)
特にキッズレッスンは楽しくないと頭に入らないですから、こういった遊び心満載の学習は大変参考になります(๑>◡<๑)
それにしても、日本は物価高騰、スコットランドはストライキとは、世の中どこでも何か変ですね(^◇^;)
Mio先生に楽しんでいただけてうれしいです(*^▽^*)遊び心満載と素敵な解釈をしていただいて恐縮です、それを読んで「もしかしたらほぼ遊び心しかない?!」と自問自答する機会になりました(^◇^)笑
ほんとに物価高騰の話が世界各地から聞こえてきて、「普通」の生活ができていることに感謝しなくちゃと思う毎日です^^