「クレーム=苦情」ではありません!英語 “claim” の正しい使い方を丁寧に解説します
日本語で「クレーム」と聞くと、
👉「苦情・文句」
という意味で使われることが多いですよね。
しかし、英語の claim はこの意味では使われません。
この違いを知らずに使ってしまうと、意図せず強い表現になったり、相手に違和感を与えてしまうことがあります。
本記事では、claim の正しい意味と使い方、日本語の「クレーム」との違いを丁寧に解説いたします。
🔹 claim の基本的な意味(3つ)
英語の claim には主に以下の3つの意味があります。
① 主張する(〜だと言う)
ある事柄について「〜である」と述べるときに使われます。ただし、必ずしも証明されているわけではない場合にも用いられます。
✔️ He claims that he saw a UFO.
(彼はUFOを見たと主張しています)
② 請求する(権利として求める)
補償や権利など、自分に正当な理由があるものを求める際に使われます。
✔️ She claimed compensation for the damage.
(彼女は損害の補償を請求しました)
③ 申請する(手続きをして受け取る)
保険、税金、経費などを申請する場面でよく使われる重要な意味です。
✔️ I claimed my tax refund.
(税金の還付を申請しました)
✔️ You can claim your expenses.
(経費を申請することができます)
👉 この用法は、日常生活やビジネスの場面で非常によく使われます。
🔹 英英定義
👉 to say that something is true, although it has not been proven
👉 to demand or ask for something you have a right to
🔹 日本語の「クレーム」との違い
ここが最も重要なポイントです。
| 日本語のクレーム | 英語の claim |
|---|---|
| 苦情・文句 | 主張・請求・申請 |
| 日常的に使う | フォーマル寄り |
| 軽い不満も含む | 権利や事実に基づく表現 |
👉 つまり、claim は「苦情」という意味では使われません。
🔹 「苦情」を表す正しい英語
「苦情を言う」と言いたい場合は、以下の表現を使います。
- complaint(苦情)
- complain(苦情を言う)
✔️ I’d like to make a complaint.
(苦情を申し上げたいのですが)
👉 こちらが自然で正しい表現です。
🔹 よくある間違い
❌ I want to claim about this.
(苦情を言いたい)
👉 この表現は不自然です。
✔️ 正しくは
👉 I want to complain about this.
🔹 ネイティブの感覚
英語における claim は、単なる感情的な不満ではなく、
👉「正当な理由や権利に基づいて主張する・申請する」
という、ややフォーマルで実務的なニュアンスを持っています。
🔹 まとめ
- claim = 主張する・請求する・申請する
- 日本語の「クレーム(苦情)」とは意味が異なる
- 苦情を表す場合は complain / complaint を使用する
- claim はビジネス・法律・日常手続きで頻繁に使われる
🔹 最後に
カタカナ英語は便利ですが、英語本来の意味と異なる場合が少なくありません。
その代表例の一つが、この「クレーム(claim)」です。
この違いをしっかり理解しておくことで、より自然で正確な英語表現ができるようになります。
ぜひ今後の会話やビジネスシーンで意識してみてください。
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