to不定詞と動名詞の違いを感覚で理解しよう!
英語学習者が必ずと言っていいほど悩む文法項目の一つが、
to不定詞
と
動名詞
です。
学校では、
「to不定詞は未来」
「動名詞は過去」
と習った方も多いと思います。
しかし、それだけでは説明できない例もたくさんあります。
実際のところ、ネイティブスピーカーはもっと感覚的に使い分けています。
今回は、to不定詞と動名詞の違いをイメージで理解してみましょう。
to不定詞の基本イメージ
to不定詞には、
「これから向かう」
というイメージがあります。
矢印で表すと、
→
の感覚です。
つまり、
まだ実現していないこと
これから起こること
目的や意志
を表すことが多いのです。
例文
・I want to study English.
(英語を勉強したい。)
・I hope to see you soon.
(近いうちにお会いしたいです。)
・She decided to move to Australia.
(彼女はオーストラリアへ引っ越すことを決めた。)
これらはすべて、
「これから行うこと」
に意識が向いています。
動名詞の基本イメージ
動名詞は、
「行為そのもの」
を表します。
動作を一つの名詞として扱う感覚です。
例文
・I enjoy reading books.
(本を読むことを楽しんでいます。)
・She practices speaking English every day.
(彼女は毎日英語を話す練習をしています。)
・I finished writing the report.
(私はレポートを書き終えました。)
これらは、
「読むこと」
「話すこと」
「書くこと」
という活動そのものに注目しています。
like の場合
次の二つを見てみましょう。
・I like to swim.
・I like swimming.
どちらも
「泳ぐのが好き」
と訳せます。
しかしニュアンスは少し異なります。
I like to swim.
泳ぐことをするのが好き
という感覚です。
行為へ向かう意識があります。
I like swimming.
泳ぐという活動そのものが好き
という感覚です。
趣味や習慣としてのニュアンスが強くなります。
remember の場合
remember は意味が大きく変わります。
Remember to lock the door.
ドアに鍵をかけることを忘れないで。
まだ鍵をかけていません。
これから行うことです。
I remember locking the door.
ドアに鍵をかけたことを覚えている。
こちらはすでに終わった行為です。
stop の場合
He stopped smoking.
彼はタバコを吸うのをやめた。
やめた対象は smoking です。
He stopped to smoke.
彼はタバコを吸うために立ち止まった。
stop の目的が smoke です。
この違いは非常に重要です。
try の場合
Try to open the door.
ドアを開けようとしてみて。
成功するかどうかは分かりません。
努力するイメージです。
Try opening the door.
ドアを開けてみたら?
方法や実験のイメージです。
ネイティブはアドバイスをするときによく使います。
・Try restarting your computer.
(パソコンを再起動してみてください。)
・Try drinking more water.
(水をもっと飲んでみてください。)
regret の場合
I regret to tell you that…
残念ながらお伝えしなければなりません。
これから伝える内容です。
I regret telling him.
彼に言ったことを後悔しています。
すでに終わった行為です。
to不定詞
→ の感覚
・未来
・目的
・意志
・まだ実現していないこと
例
want to
need to
decide to
plan to
hope to
まとめ
to不定詞と動名詞の違いは、
単純に
「未来か過去か」
ではありません。
大切なのはイメージです。
to不定詞
→ まだ先にあること
→ これから向かうこと
→ 目的や意志
動名詞
→ 行為そのもの
→ 活動や経験
→ 習慣としての行動
この感覚を持っておくと、remember、stop、try、regret などの使い分けも自然に理解できるようになります。
文法のルールを暗記するだけではなく、ネイティブがどのようなイメージで使っているのかを意識すると、英語はもっと分かりやすくなります。
\ ワールドトークでYUKI.N先生のレッスンを受けられます! /










