すきま英語_Hiro先生

Hiro’s advice 15 【記憶方法のポイント】

英語学習をしていると、

  • 覚えたはずなのに使えない
  • 単語帳では知っているのに、いざ話そうとすると出てこない

と感じたことはないでしょうか。

そんな経験をしたことがある人は少なくないと思います。
実は、その原因の一つは「実際に使う経験」が不足していることにあります。

例えば、こんな流れを思い浮かべてみてください。

  • まず、「これを英語で言いたい」という気持ちが生まれます。
  • 次に、辞書や参考書に頼らず、自分の力だけで言ってみる。
  • そして、間違える。
  • すると、相手や先生に直される。
  • その後、「なぜ間違えたのか」を気になって調べ直す。
  • 単語の意味や使い方、発音まで確認し、もう一度理解し直す。

この一連の流れを経験したとき、その表現は単なる知識ではなく、「自分の体験」として強く記憶に残ります。

これは、単語帳を眺めているだけの学習や、英文の中で意味を確認するだけの学習とは大きく異なります。

単語帳で「知っている」状態と、「実際に使える」状態には大きな差があります。
前者は受動的な知識であり、後者は能動的なスキルです。

英語はあくまでコミュニケーションのためのツールであり、使ってこそ意味があります。
そのため、実際のコミュニケーション場面をイメージし、自分の言葉として使ってみることが非常に重要なのです。

「言いたい → 言ってみる → 間違う → 調べ直す」というプロセスは、一見遠回りのように感じるかもしれません。
しかし、この過程こそが記憶を深め、確実に定着させる最も効果的な方法の一つです

間違えることは決して悪いことではなく、むしろ学習においては不可欠なステップです。
間違いを経験し、それを修正することで、初めて「使える知識」へと変わっていきます。

ただし、日々の学習の中で、常にこのパターンのような経験ができるとは限りません。
そこで意識的に工夫することが大切になります。


例えば、日常生活の中で「これを英語でどう言うだろう」と考え、実際に声に出してみる習慣をつけることが一つの方法です。
頭の中だけで考えるのではなく、口に出すことで、より実践的な練習になります。

また、英会話レッスンやオンライン英会話などの場を活用し、実際に人とやり取りをすることで、このプロセスを経験する機会を増やすことも効果的です。

英語学習において大切なのは、「完璧に覚えてから使う」ことではなく、「使いながら覚えていく」ことです


失敗を恐れず、自分の言葉で発信してみる。その積み重ねが、確実に英語力を伸ばしていきます。


日々の学習の中で、このプロセスを意識的に取り入れることで、単なる知識ではなく、本当に使える英語が身についていくでしょう。

ABOUT ME
Hiro
外資100%出資の日本支社の 元 "代表取締役社長" がお教えするビジネス英語です。 ▶︎ 英語による実務経験30年 ▶︎ 米国在の国際本部での【海外勤務歴】4年半 ▶︎ 英語による豊富な実務経験 ▶︎ 実務で頻繁に使われている独特な単語とフレーズのご紹介 入社時の英語力は、ほぼ無し。 転職を後悔した日々を経て、国際本部へ転属。 様々な状況下での英語をご指導します。