すきま英語

Part 16 比較②

比較3原則を学んだところで、比較の強調に入っていきますね。

比較の強調

まずは下の例文を見てください😊

ex. She can run much faster than him. 
はるかに速く走れる

I have even better idea
ずっといい考えがある

このように、比較級を強調するときは、その直前にmuchやevenなどの強調を表す副詞をおきます。
ここで、それらの副詞をまとめておきますね。

ここまでのまとめ問題:空所を埋めてみましょう!

1. My daughter gets up (   ) than I. 
①early ②earlyer ③more early ④earlier

2. Today is not (   ) as yesterday.
 ①so cold ②less cold ③colder ④more cold

3. This book is (   ) than that one.
①difficulter ②as more difficult ③more as difficult ④much more difficult

4. This dictionary is (   ) as hers. 
①thick ②thicker ③as thick ④more thick

5. That PC is (   ) than this one. 
①more good ②less good ③gooder ④less better

答えが全部出せましたか?

では答え合わせにいきますね。

答え合わせ

1. ④earlier「私の娘は私よりも早く起きる」earlyは音節がありませんから、erが語尾に追加のバターンですが、最後がyで終わる単語はyがiに変化します

2. ①so cold「今日は昨日ほど寒くない」同点のパターンが否定されて、負けのパターンになるときは、最初のasがsoに変化することがあります。

3. ④much more difficult 「この本はあの本よりもずっと難しい」
thanがあるので比較級。同点のasは不可。difficultは音節があるのでmoreをつけます。その前に強調のmuchが追加された形

4. ③as thick 「この辞書は彼女のと同じくらい厚い」asがあるので、同点のパターン。もう一つのasが必要。

5. ②less good 「あのPCはこのPCほど良くない」thanがあるので比較級. goodの比較級はbetterなので①と②は不可。負けのパターンを作るlessはとなりに原級がくる

最上級 3つ以上の中で1番

では、最上級に入っていきますね。

比較級と同じように、最上級にも2つのパターンがあります。

音節がない(音がきれない)単語なら、後ろにest → tallest
音節がある単語なら、前にmost → most beautiful

最上級は「3つ以上の中で最も〜な1つ」を限定するため、限定の定冠詞theがつきます。
ただ、副詞の場合は、theを省略することもあります。
ex. She runs fastest in the class.

最上級で大切なことは「その範囲」を伝えることです。

彼が一番背が高い、とだけ言われても、まさか世界で一番なはずはないですよね?

最上級を使う以上、どの範囲かを説明するのが普通です。

その範囲を説明するのに、2つの前置詞が使われます。
テキストにあるように、inは単数名詞(主に場所の名前;Japan, the world, my classなど)で ofは複数名詞(主に人のグループ;the three, us, themなど)

She speaks English (the) best of us five.
彼女は私たち5人の中で、一番英語を上手に話します

という感じです。

さて、ここまでいかがでしょう。

次回は比較級のいろんな慣用表現にいきますよ。

お疲れ様でした〜!


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マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!