こんにちは、英語ライター鈴木です。
学生時代(大昔)にTOEIC955点を取得しましたが、ここ数年はほとんど勉強しておらず800点くらいで停滞しています。
「もう一度900点台に戻したい」
そんな思いから、今回ワールドトークのグループ講座「TOEIC®上級者(800-900)点コース」を受講しました。
この記事では、第1回レッスンの流れを追いながら、実際に感じたことをリアルにお伝えしていきます。
「TOEIC®上級者(800-900)点コース」とは?

日本人講師によるオンライン英会話サービス「ワールドトーク」が提供するグループ講座です。
レッスンはすべてオンラインで行われます。
「TOEIC®上級者(800-900点)コース」は、TOEIC®900点を目指す上級者向けの講座です。
1回50分×全8回(2か月間)のコースとなっています。
短期集中で900点の壁を超えたい人には、ぴったりの講座ですね。
レッスン開始|落ち着いた雰囲気でスタート

夜9時ちょうど、レッスンがスタート。
まずはビデオや音声の確認から始まり、参加者が揃ったところで講座がスタートしました。少人数制ということもあり、全体的に落ち着いた雰囲気です。
今回の講師は、Akane先生。
英語講師歴13年に加え、ご自身でもおっしゃっている通り“TOEICガチ勢”。
実際に毎月TOEICを受験されているそうで、そのストイックさには驚きました。
さらに、試験当日の振り返り配信にもレギュラー出演されているとのことで、最新の試験傾向に非常に精通している印象を受けました。
「TOEICに精通したプロに教えてもらえる」
この時点で、講座への期待値は一気に上がりました。
また、自己紹介パートでは他の受講者の詳しい情報は控えますが、「本気でTOEICスコアを上げたい」という共通の目的を持った方が集まっている印象でした。
Akane先生から、現在のTOEIC®スコアや、最後に受験した時期についてヒアリングがありました。
さらに印象的だったのが、使用テキストです。
本講座では、「ETS TOEIC 短期攻略 950+」という韓国の教材を使用します。
韓国のテキストを採用しているあたり、さすがだなと感じました。
というのも、韓国は日本以上にTOEIC熱が高く、昔からハイレベルで実践的な教材が多く作られていることで有名だからです。
オリエンテーション|上級者に必要な考え方

最初に行われたのは、講座全体のオリエンテーションです。
ここで印象的だったのは、「上級者の戦い方」にフォーカスしていた点。
単なる勉強法ではなく、“どうやって900点の壁を越えるか”という視点で話が進みます。
■ 試験は“定期的に受ける”もの
Akane先生が強調していたのは、
「最低でも3ヶ月に1回は受験してください」
という点。
これはとても現実的なアドバイスでした。
スコアが800点を超えてくると、知識量・文法理解だけではなく
- 試験の感覚
- 時間配分
- 集中力の維持
といった“本番力”が大きく影響してきます。
この「試験慣れ」を維持するためにも、定期受験は必須とのことでした。
確かに、試験の間が空くと感覚が鈍ってしまいますよね。
■ 上級者の学習は2つだけ
さらに印象に残ったのが、こちらの言葉です。
「やるべきことは大きく分けて2つです」
- 基礎に立ち返る学習
- “分かっていたつもり”を潰す学習
今回の講座は、後者にフォーカス。
つまり、“理解の穴”を見つけて埋める講座です。
ここが、この講座の本質だと感じました。
レッスンの進め方|予習前提の実践型
講座の進め方も明確でした。
- 事前に問題を解いてくる(予習必須)
- 授業では重要ポイントの解説
- 後半は模試提出あり(Googleフォーム)
- 資料と動画は共有される
特徴的なのは、「やらされる学習ではない」点。
提出課題は基本的になく、あくまで自主性ベース。
ただし模試は提出必須と、要所はしっかり締める設計です。
このあたりも、上級者向け講座らしいと感じました。
レッスン日が決まっているので、「次のレッスンまでにここを解かなきゃ」と、自然と勉強する環境が作れます。
実践パート①|Part1は“ミスの仕組み”を理解する

ここから、いよいよ実践に入ります。
まずはPart1。写真描写問題です。
ただし、単純な解説ではありません。
テーマは一貫して、「なぜ間違えるのか」でした。
具体的には、誤答パターンとして
- 写真に存在しないものを言及
- 動作と状態の混同(wear / put on など)
- 音が似ている単語による引っ掛け(copyとcofee など)
- 位置関係の誤認
といった内容が整理されていきます。
どれも見覚えはあるものの、「意識して排除できているか」と言われると曖昧な部分。
今まで、感覚で問いてしまっている部分も多いなと反省しました。
上級者が、“なんとなく正解している領域”をしっかり言語化してくれるのが印象的でした。
実践パート②|Part2は“変化球対応力”

続いてPart2。
短い質問や発言を聞いて、その応答として最もふさわしいものを選ぶ問題ですね。
ここは一気にレベルが上がります。
Akane先生の言葉を借りると、パート2は「オーソドックスな答えはほぼない」とのこと。
これ、すごく共感しました。
TOEICのパート2の応答は曖昧なものが正解になることが多いんです。
例えば「会議はいつですか?」という問いに対して、「メール見なかったの?」とか、
「〇〇が知ってるよ」とか、一見会話が嚙み合ってないように感じる遠回しな返事が答えだったりするんですよね・・・。
- 疑問詞にYes/Noで答える誤答
- 連想語を使った引っ掛け
- 音の類似によるミスリード
- 直接答えない“迂回型回答”
など、具体的にどんな変化球がくるのか、Akane先生から説明がありました。
さらに印象的だったのが、実践的な消去法です。
■ 上級者向けの消去テクニック
・代名詞に対応する対象がなければ不正解
・名詞句だけの選択肢は基本的に不正解
このあたりは、正直かなり実践的。
「なんとなく」ではなく、根拠を持って選ぶための視点を教えてもらえます。
800点台から伸び悩む理由は、まさにこういう部分だと実感しました。
トレーニング法|“作問者視点”まで求められる
最後に提示された学習法も印象的でした。
基本は
- ディクテーション
- リスニング&リピート
ですが、ここに加わるのが誤答の分析です。
つまり、
「なぜこの選択肢が作られたのか?」
「どこが引っ掛けだったのか?」
ここまで掘り下げる。釣り語(ひっかけの選択肢)を見つけることが大切だそうです。
これはまさに、“作問者の視点”。
ただ解くだけでは到達できないレベルの学習です。
レッスン後半|学習環境までサポート

レッスン終盤では、教材音源の扱いについて質問が出ました。
ここでも印象的だったのが、サポートの手厚さ。
- アプリの使い方
- アカウント作成
- 別ルートでのダウンロード方法
- リンクの共有方法
など、かなり細かくフォロー。
一見すると英語とは関係ない部分ですが、「学習を止めないための環境づくり」として重要視されているのが伝わってきました。
まとめ|この講座は“停滞を一気に突破するための講座”
第1回のレッスンを終えて感じたのは、これは単なる解説講座ではない、ということ。
- 上級者の思考
- ミスの構造理解
- 本番での判断基準
- 学習を継続するための環境設計
グループ講座なので、一緒に頑張る仲間がいる点も心強いポイントです。
そして何より、Akane先生の“TOEIC®愛”を非常に強く感じました。
餅は餅屋、TOEIC®はTOEIC®に精通したプロに教わるのが一番の近道だと思います。
TOEIC®800点台で停滞している方にとって、非常に価値のある内容です。
「TOEIC®の点数が伸び悩んでいる…」という方には、ぜひ受けてみてほしい講座です!















