Hi there! みなさんこんにちは!
今回はハリウッド映画でおなじみの “Mission Impossible”という題名についてあれこれ考察していきます🥳
トム・クルーズ演じる若手諜報部員イーサン・ハントが罠にはめられ濡れ衣を着せられたところからド派手なアクションを繰り広げつつ難事件を鮮やかに解決する大人気アクション映画シリーズですが、
意外と元々は『スパイ大作戦』というドラマシリーズの続編として世に出てきたことを知らない方が多いようです🤔
それはさておき🥳たまに生徒さんのなかで、
「なぜ形容詞の”impossible”が後ろに来ているのですか?」
と、鋭い質問を投げかけてくる方がいらっしゃいます👈その瞬間ワラワの脳内スイッチは嬉しさのあまり全力でオンになります(●´ω`●)
本来 “Impossible Mission”でも問題なく通じます🥳
👆むしろこっちのほうが私たちが文法学習で習った『形容詞+名詞』の基本構造ですね🤔
でもそれをしなかった理由👈ちゃんとあります😎
英語には『倒置』と言って単語の順番をわざとずらしたり、
『分詞』と言って、本来入っているはずの単語を端折って
【意味を強調する】技法があります🥳
今回は
“Mission ( which is ) impossible”
という、本来であれば関係代名詞で繋げられていたカッコの部分を端折ってしまったのですね🤔
👆では、なぜ、そんなことするのか?
わざわざ”Mission impossible”等と形容詞を後ろにして勿体ぶらせた理由。
答えはシンプルです🥳
【トムが演じるイーサンを映画の舞台に引きずり出すためです!!!!】
👆この順番じゃないと、主人公のイーサンはミッションに挑もうとしないからです😎
“Impossible Mission”👈これだと同じ意味ではありますけれども、
『不可能なミッション』とノッケから言い切ってしまっていますから、イーサンも
「なんだ、無理じゃん」
となりますし、別の角度から見れば、せっかく大金はたいてやる興行のタイトルにしては、ちょっと在り来たりすぎて【ダサいです!!】😎
せっかく『トム・クルーズ』レベルの大物俳優を雇うわけですから、
“Mission Impossible”という語順で後ろに『不可能』を持ってきておくと、
(そのミッション…不可能に思われるが、それにトム演じるイーサンが挑む!!)
と、まぁこんな感じでイーサンも、初めの”Mission”に反応して
「ラジャー!!」
と言いかけますし、そこにその後で”impossible”が来ても、
【今更ノーとは言えないのです🤣】
【乗りかけた船です。もう、後戻りはできない】のです!!!!😎
よって、イーサンは否応なしにミッションに巻き込まれていき、我々観客はそのさまをポップコーン片手に大きなスクリーンで楽しめるという訳です🥳
👆こういった、洋画の題名には、極めて短い単語複数個の中に、映画製作者の楽しくお茶目な意向が隠されていたりするという訳ですね🥳
この不可解な語順の題名は、諜報部員イーサンをまんまと乗せて、不可能そうなミッションに挑ませ、
不可能をかっこよく可能にしていく様子を私たちが見るために『必要不可欠な要素』だったのです!!
言うなれば、タイトルがこの語順だからこそ、この映画のミッションは無事にスタートしますし、かの有名なテーマソングが流れ出すのです!!😎
この”Impossible”が後ろに来ているタイトルであるからこそ、
人々はそれが可能になっていく有様に酔いしれる事ができ、
そしてあのテーマソングにありつけるという事なのです!!😆
It’s the famous theme with a catchy tune

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