比較3原則を学んだところで、比較の強調に入っていきますね。
比較の強調
まずは下の例文を見てください😊
ex. She can run much faster than him.
はるかに速く走れる
I have even better idea.
ずっといい考えがある
このように、比較級を強調するときは、その直前にmuchやevenなどの強調を表す副詞をおきます。
ここで、それらの副詞をまとめておきますね。

ここまでのまとめ問題:空所を埋めてみましょう!
1. My daughter gets up ( ) than I.
①early ②earlyer ③more early ④earlier
2. Today is not ( ) as yesterday.
①so cold ②less cold ③colder ④more cold
3. This book is ( ) than that one.
①difficulter ②as more difficult ③more as difficult ④much more difficult
4. This dictionary is ( ) as hers.
①thick ②thicker ③as thick ④more thick
5. That PC is ( ) than this one.
①more good ②less good ③gooder ④less better
答えが全部出せましたか?
では答え合わせにいきますね。
答え合わせ
1. ④earlier「私の娘は私よりも早く起きる」earlyは音節がありませんから、erが語尾に追加のバターンですが、最後がyで終わる単語はyがiに変化します
2. ①so cold「今日は昨日ほど寒くない」同点のパターンが否定されて、負けのパターンになるときは、最初のasがsoに変化することがあります。
3. ④much more difficult 「この本はあの本よりもずっと難しい」
thanがあるので比較級。同点のasは不可。difficultは音節があるのでmoreをつけます。その前に強調のmuchが追加された形
4. ③as thick 「この辞書は彼女のと同じくらい厚い」asがあるので、同点のパターン。もう一つのasが必要。
5. ②less good 「あのPCはこのPCほど良くない」thanがあるので比較級. goodの比較級はbetterなので①と②は不可。負けのパターンを作るlessはとなりに原級がくる
最上級 3つ以上の中で1番
では、最上級に入っていきますね。

比較級と同じように、最上級にも2つのパターンがあります。
音節がない(音がきれない)単語なら、後ろにest → tallest
音節がある単語なら、前にmost → most beautiful
最上級は「3つ以上の中で最も〜な1つ」を限定するため、限定の定冠詞theがつきます。
ただ、副詞の場合は、theを省略することもあります。
ex. She runs fastest in the class.
最上級で大切なことは「その範囲」を伝えることです。
彼が一番背が高い、とだけ言われても、まさか世界で一番なはずはないですよね?
最上級を使う以上、どの範囲かを説明するのが普通です。
その範囲を説明するのに、2つの前置詞が使われます。
テキストにあるように、inは単数名詞(主に場所の名前;Japan, the world, my classなど)で ofは複数名詞(主に人のグループ;the three, us, themなど)
She speaks English (the) best of us five.
彼女は私たち5人の中で、一番英語を上手に話します
という感じです。
さて、ここまでいかがでしょう。
次回は比較級のいろんな慣用表現にいきますよ。
お疲れ様でした〜!

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