では今回から「場所」に関する前置詞に入っていきますね。
内容を確認してみましょう。

時間と同じく、この3つ「 in, at, on 」が代表的な前置詞になります。
ワク内、空間のイメージ in
in の基本的な意味は「枠内」という意味です。「比較的広い場所」とはありますが、広いって感覚ってヒトそれぞれ違いますよね。
たとえあなたが、自分の部屋を狭いって感じていたとしても、in my room って言っても問題ありません😅
空間で囲まれてる感覚があれば in です。
日本語で「〜の中」って言うイメージですね。例えば、カフェで待ち合わせをしたとして、「カフェの中で待ってるね」と説明したいときは、in the cafeになります。
I’ll be in the cafe.
カフェの入口とか、外でなくて、内側=店内ってことですね。
They arrived in Japan. =彼らは到着した/日本に(日本という枠内ですね)
GPS以上の点のイメージ at
次にatについてです。
時間の前置詞ではatは時刻でしたね。
場所の前にatが来ると、やはりその場所をピンポイントで指すイメージがあります。
ちょうどGPS上の位置情報で、位置を俯瞰(ふかん)してみている感じですね。
I’m at home/at work/at school などは、ちょうど自宅に、職場に、学校にいます!ってことになります😊
例えば、あなたがオーストラリアに留学中だとして、友達が日本から遊びに来たとします。
あなたの住んでいる地域を案内して回っているときに、自分がアルバイトをしているカフェが見えてきました。
「あのカフェで働いているんだよ」と指をさして教えてあげている感じです。
I’m working at the cafe.
また例文を見てみると、
They arrived at the airport. =彼らは到着した/空港に (空港を点として説明してます)
くっついているイメージの on
そして3つ目のonのですが、これは何かにくっついているイメージです。
よくonというと on the desk=机の上 と訳されるため「〜の上」と思っている人も多いと思いますが、それは机にくっ付いているってことで、それが壁でも天井でもどこでも、くっ付いていれば、つまり接触していればonです。
ただ、重力の世界に住んでいると、普通モノは下に落ちるので、〜の上になることが多いですね。
例の中で、ちょっと分かりにくいのが、on the train/bus/ship ではないでしょうか?
普通なら、電車🚃、バス🚌、船🚢なら、空間なのでinが適当な気もします。
実際に、inの例の最初に、同じ乗り物の in a car🚗がきてますね〜。
車の方が空間的には狭いのに〜? 何ででしょう😚
実際に、in a train/bus/shipということもなくはありません。
ただし、その場合は、それらの乗り物が完全に止まっているイメージに聞こえます。
例えば、ターミナルに停車しているバスの中、みたいなイメージです。
もう一度繰り返しますが、onはくっ付いているイメージでした。
これらの乗り物は「公共交通機関」で、通常はルートが決まってるわけです。
そのルートにくっ付いて、ルート上を動いているイメージがonに当てはまります。
なので、on the way を「〜の途中」と訳しますが、これも〜に行くルートがすでに決まっているから、その途中なんですね。
on the way home で帰宅中、on the way to school で学校に行く途中、on the way to the station で駅に行く途中 etc.
もう決まったルートがあって、そのルート上にいるというイメージなんです。

\ ワールドトークでマリリン先生のレッスンを受けられます! /