「知っている英単語なのに、いざ話すとなかなか伝わらない」
「自分の英語がカタカナっぽく聞こえる」
「発音を直したいけれど、どこから直せばいいのか分からない」
英語の発音を勉強していると、「カタカナ英語」が気になることがあります。
日本語には、英語をもとにしたカタカナの言葉がたくさんあります。
普段から使っている言葉だからこそ、そのまま英語として発音してしまいやすいのですが、日本語のカタカナと実際の英語の音は同じではありません。
たとえば「コーヒー」「ホテル」「チョコレート」などは、日本語としてはごく普通の言葉です。
しかし、英語で話すときには、日本語と同じ音・アクセント・リズムで発音するとは限りません。
そのため、
「単語は知っているのに、発音すると伝わりにくい」
ということが起こる場合があります。
実際にワールドトークにも、発音について「カタカナ英語になってしまう」と悩み、レッスンを受けている方がいます。
また、実際の発音レッスンでは、一つひとつの音だけでなく、「連結」「フォニックス」「曖昧母音」「同化」「リズム」などを学んでいるケースもあります。
この記事では、なぜ日本人の英語がカタカナっぽくなりやすいのか、カタカナ英語を改善するためには何を意識すればいいのかを詳しく紹介します。
そもそも「カタカナ英語」とは?
カタカナ英語とは、英語の単語や表現を、日本語で使われているカタカナの音に近い形で発音することを指す場合があります。
たとえば、
- coffee → コーヒー
- hotel → ホテル
- restaurant → レストラン
- chocolate → チョコレート
- computer → コンピューター
など、日本語には英語をもとにした言葉が数多くあります。
これらは、もちろん日本語として使うときには何の問題もありません。
「コーヒーをください」
「ホテルを予約しました」
と日本語で話すのであれば、そのままで大丈夫です。
ただし、カタカナは英語の発音をそのまま書き表したものではありません。
英語の音を、日本語で発音しやすい形に置き換えた言葉です。
そのため、
「日本語で知っている単語だから、英語でも同じように読めばいい」
と思ってしまうと、実際の英語との間にズレが生まれることがあります。
「知っている単語」ほどカタカナに引っ張られやすい?

カタカナ英語で特に注意したいのが、日常的によく使う単語です。
英語学習を始める前から、
「コーヒー」
「ホテル」
「レストラン」
などの言葉を何度も使っています。
つまり、自分の中にすでに「この単語はこういう音」というイメージができています。
その状態で英語を学び始めると、スペルを見た瞬間にカタカナの音が頭に浮かぶことがあります。
しかし、
知っている単語=英語として正しく発音できる単語
とは限りません。
むしろ、カタカナとして長く使ってきた単語ほど、英語本来の音との違いに気づきにくいことがあります。
たとえば海外でcoffeeを注文するときも、日本語の「コーヒー」という音をそのまま使うのではなく、実際の英語音声を確認して発音することが大切です。
発音が大きく異なる場合、相手がすぐに意図した単語として認識できず、聞き返されることもあります。
だからこそ、身近な単語ほど一度、
「実際にはどう発音するんだろう?」
と確認してみることをおすすめします。
なぜ日本人はカタカナ英語になりやすい?
日本人が英語を話すとカタカナっぽく聞こえる理由は、一つではありません。
主に次のような違いがあります。
1.日本語にはない英語の音がある
英語には、日本語にはない音があります。
発音学習でよく取り上げられるRとL、THなどは分かりやすい例です。
日本語に同じ音がない場合、私たちは無意識に、自分が知っている日本語の音に近づけて発音することがあります。
たとえば、実際には異なる2つの音を、日本語では同じような音として捉えてしまう。
すると、
「自分では正しく言っているつもりなのに、お手本とは違って聞こえる」
ということが起こります。
この場合、単に何度も繰り返すだけではなく、
- 舌をどこに置くのか
- 唇をどう使うのか
- 息をどう出すのか
といった、音を作る仕組みそのものを確認することも大切です。
2.英語にない母音を足してしまうことがある
日本語では、「カ」「キ」「ク」のように、子音と母音が組み合わさった音が多く使われています。
一方、英語には子音だけで終わる単語や、子音が連続する部分があります。
そのため、日本語の感覚で英語を読もうとすると、英語にはない母音に近い音を間に入れてしまうことがあります。
たとえば、英語では短く終わる音を、日本語の音に合わせて少し長く発音してしまう。
すると、一つひとつの音は似ていても、単語全体の聞こえ方が変わります。
カタカナ英語を改善するときには、
「余計な音を足していないか?」
という視点も持ってみましょう。
3.アクセントの位置が違う
カタカナ英語を直そうとすると、RやLなど一つひとつの発音ばかりに注目しがちです。
しかし、英語の聞こえ方にはアクセントも大きく関係します。
英語では、単語の中で強く発音する部分があります。
一方、日本語としてカタカナになった言葉では、元の英語とは異なるリズムや強弱で使われている場合があります。
そのため、一つひとつの音が比較的近くても、アクセントが違うことで英語らしく聞こえにくくなることがあります。
英単語を覚えるときには、
意味・スペル・音声・アクセント
を一緒に確認するとよいでしょう。
4.文章になると英語特有のリズムがある
単語なら比較的うまく発音できるのに、文章を読むと急にカタカナっぽくなる。
そんなこともあります。
英語では、文章のすべての単語を同じ強さで発音するわけではありません。
強く読む部分もあれば、弱く読む部分もあります。
一方、日本語の感覚で英語を読むと、一語一語を同じような強さで丁寧に発音してしまうことがあります。
すると、
「単語の発音は間違っていないのに、文章全体が日本語っぽく聞こえる」
ということが起こります。
ワールドトークの公開されたお客様の声でも、リズムを意識した発音練習を行い、講師が一文ずつお手本を示したことで分かりやすかったという感想があります。
5.単語と単語の音がつながる
実際の英会話では、単語を一つずつ区切って発音するわけではありません。
前の単語の音と、次の単語の音がつながって聞こえることがあります。
これを知らないまま、
「単語は一つずつはっきり発音するもの」
と思って練習していると、実際の会話と自分の発音との間に違いが生まれます。
ワールドトークで発音を学んでいる方のレッスンテーマにも、「連結」を扱っているケースがあります。
単語の発音に慣れてきたら、
「文章になると、この音はどう聞こえる?」
というところまで確認してみましょう。
カタカナ英語を直すならRとLだけでは足りない

「日本人の発音の問題」と聞くと、
RとL。
TH。
このあたりを思い浮かべる方が多いでしょう。
もちろん、こうした音を練習することも大切です。
ただし、カタカナ英語の原因はそれだけではありません。
実際の発音では、
一つひとつの音
だけではなく、
アクセント
リズム
弱くなる音
音のつながり
など、さまざまな要素が組み合わさっています。
実際にワールドトークの発音レッスンでは、ある受講者が今後の学習内容として、
- 連結
- フォニックス
- 曖昧母音
- 同化
- リズム
を扱う予定だったことが、お客様のレッスンテーマから確認できます。
また別の公開されたお客様の声では、フォニックスと曖昧母音について学び、例となる単語を使って発音練習したことで、どのように発音するのか分かりやすかったと振り返っています。
これは一人の受講者のレッスン例であり、すべての人が同じ内容を学ぶわけではありません。
ただし、発音学習が「RとLだけを直すもの」ではないことはイメージしやすいと思います。
実際にカタカナ英語を改善するには何から始めればいい?
カタカナ英語を直したいと思っても、
「全部の発音を直さなければ」
と考える必要はありません。
まずは、今までカタカナで覚えていた英語の音を、実際の音声と比較するところから始めましょう。
おすすめなのは、次の順番です。
実際の英語を聞く
↓
自分でも発音する
↓
録音する
↓
お手本と比べる
↓
違うところを一つだけ直す
すべてを一度に直そうとすると、何を意識すればいいのか分からなくなります。
まずは一つ。
慣れたら次。
少しずつ増やしていく方が練習しやすくなります。
カタカナ英語を改善する6つの練習方法
1.知らない単語は「カタカナ」ではなく音声で確認する
英単語の読み方が分からないとき、カタカナの読み方だけを調べて終わらせないようにしましょう。
できれば、実際の英語音声も聞きます。
そして、自分でも何度か真似してみます。
文字 → カタカナ → 発音
ではなく、
音声 → 発音
というルートを増やしていくイメージです。
2.身近なカタカナ語を英語で聞き直してみる
発音練習の素材としておすすめなのが、普段から知っているカタカナ語です。
coffee、hotel、restaurantなど、
「意味は絶対に知っている」
という単語を選びます。
実際の音声を聞いて、
「自分が普段言っているカタカナとどこが違う?」
と比較してみましょう。
難しい単語を使わなくても、発音練習はできます。
むしろ、よく知っている単語の方が「こんなに違うんだ」という気づきにつながることがあります。
3.自分の苦手な音を見つける
すべての英語の音を一からやり直す必要はありません。
自分が特に苦手としている音を見つけて、そこから練習しましょう。
たとえば、ある音を含む単語をいくつか用意して、
お手本を聞く
↓
自分で発音する
↓
録音する
↓
比較する
という練習ができます。
単語でできるようになったら、次は短い文章で使ってみます。
4.アクセントまで真似する
単語を練習するときは、音だけでなくアクセントにも注目しましょう。
「どこを強く読んでいる?」
という視点で音声を聞きます。
発音記号が分かる方は、辞書でアクセントの位置も確認してみてください。
5.文章のリズムを真似する
次に、短い英文を一文選びます。
単語を一つずつ読むのではなく、お手本の文章全体を聞きます。
そして、
「どこが強い?」
「どこが弱い?」
「どんなテンポ?」
を意識して真似してみましょう。
ワールドトークのお客様の声にも、リズムを意識した練習で、一文ずつ講師がお手本を示してくれたため分かりやすかったという具体的な感想があります。
6.音のつながりまで真似する
慣れてきたら、単語と単語がどのようにつながっているかにも注目します。
文章を聞いて、
「自分ならここで区切るけれど、お手本ではつながっている」
という場所を見つけてみましょう。
その部分だけを繰り返し真似します。
発音の練習をするときは、
単語を正しく読む
ところから、
文章を自然な音の流れで読む
ところまで少しずつ広げていくことがポイントです。
カタカナを使って発音を覚えるのはダメ?

ここまで読むと、
「それならカタカナは一切使わない方がいいの?」
と思うかもしれません。
必ずしもそうではありません。
カタカナを、発音を理解するための補助として使うこともできます。
実際にワールドトークの公開されたお客様の声には、講師が発音をカタカナで表示してくれたことで「発音しやすかった」という感想があります。
これは興味深い例です。
カタカナ英語を改善する記事だからといって、
「カタカナは絶対禁止」
にする必要はありません。
問題なのは、
カタカナで書かれた音=実際の英語の音
だと思ってしまうことです。
初心者のうちは、
カタカナでイメージをつかむ
↓
実際の英語を聞く
↓
本来の音に近づける
という使い方もできます。
カタカナは「ゴール」ではなく、必要に応じて使う「補助」と考えるとよいでしょう。
自分のカタカナ英語に気づくのが難しい理由
発音学習で難しいのは、
自分では正しく発音しているつもり
ということです。
何年も同じ音で発音していると、その音が自分にとって自然になります。
そのため、お手本と聞き比べても、
「違う気はするけれど、何が違うのか分からない」
ということがあります。
実際にワールドトークのお客様の声にも、思った通りの発音ができずなかなか進まなかったものの、講師が粘り強く解決策を考えたことで発音が改善された、というものがあります。
ここは、独学で発音を学ぶときに難しい部分です。
自分で録音して比較する。
それでも原因が分からなければ、誰かに聞いてもらう。
という方法もあります。
カタカナ英語はどこまで直す必要がある?
発音を勉強し始めると、
「ネイティブと同じように話さなければ」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、発音学習の目的は必ずしも、
日本人らしいアクセントを完全になくすこと
ではありません。
英語を使う目的は人それぞれです。
海外旅行で会話したい。
仕事で英語を使いたい。
外国人の友達と話したい。
英検の面接で伝わりやすく話したい。
洋画や海外ドラマをもっと楽しみたい。
その目的に合わせて、必要な発音を身につけていけばよいでしょう。
まず目指したいのは、
相手に伝わりやすいこと。
そして、
自分が安心して英語を口にできること。
「ネイティブのように完璧に発音できないから話さない」
となってしまうよりも、伝わりにくいところを一つずつ改善していく方が、英語を使う機会も増えていきます。
実際の発音レッスンではどんなことを学んでいる?
ワールドトークのお客様の声を見ると、発音レッスンの内容は一つではありません。
たとえば、公開されたお客様の声では、
リズムを意識した発音練習
を行い、一文ずつ講師のお手本を聞きながら練習した例があります。
また別の公開された声では、
フォニックスや曖昧母音
を学び、各アルファベットごとに例となる単語を出して発音練習したことで、発音方法が分かりやすかったと書かれています。
さらに、思った通りの発音ができなかった際、講師と一緒に解決策を探しながら練習し、改善したという声もあります。
ここから分かるのは、
「カタカナ英語を直すための決まった一つの方法があるわけではない」
ということです。
どこにつまずいているのかは、人によって違います。
だからこそ、
まず自分の発音を確認する
↓
苦手なところを見つける
↓
その部分を重点的に練習する
という流れが大切です。
日本人講師なら「何が違うの?」を日本語で相談できる

カタカナ英語を改善するとき、
「違うのは分かるけれど、どう直せばいいか分からない」
という場面があります。
そんなとき、日本人講師から発音を学ぶ方法もあります。
日本語を母語として英語を学んできた講師なら、
「日本語ではこう発音しやすいけれど、英語ではここが違います」
という形で説明できる場合があります。
また、
「今の発音の何が違いましたか?」
「舌はどこに置けばいいですか?」
「自分のどこがカタカナっぽいですか?」
といった細かな質問も、日本語でできます。
英語で発音を学ぶために、日本語を使ってはいけないわけではありません。
分からない部分は日本語で理解する。
↓
実際の練習では英語を発音する。
このように使い分けることもできます。

カタカナ英語についてよくある質問
Q.カタカナ英語では英語が通じませんか?
カタカナっぽい発音だからといって、必ず英語が通じないわけではありません。
実際の会話では文脈などもあります。
ただし、日本語のカタカナと英語本来の音の違いが大きい場合には、聞き返されたり、意図した単語として認識してもらいにくかったりする可能性があります。
まずは、よく使う単語から実際の音声を確認してみましょう。
Q.カタカナで発音を覚えるのはやめた方がいいですか?
必ずしもカタカナを使ってはいけないわけではありません。
実際にワールドトークの発音レッスンでも、講師がカタカナを補助的に使ったことで発音しやすかったというお客様の声があります。
ただし、カタカナだけで発音を覚えるのではなく、実際の英語音声も一緒に確認することをおすすめします。
Q.RとLを練習すればカタカナ英語は直りますか?
RとLは、日本人が英語の発音を学ぶときによく取り上げられる音です。
ただし、発音にはそれ以外にも、母音、アクセント、リズム、音のつながりなどがあります。
RとLだけですべてを解決しようとするのではなく、自分の苦手なポイントを確認して練習していきましょう。
Q.大人になってからでもカタカナ英語を改善できますか?
大人になってからでも発音を練習することはできます。
まずは、実際の英語と自分の発音の違いを知るところから始めてみましょう。
すべてを一度に変えるのではなく、一つの音、一つの単語、一つの文章と段階的に練習する方法があります。
Q.カタカナ英語を改善するならワールドトークはおすすめですか?
ワールドトークには、発音指導を得意とする日本人講師が在籍しています。
実際の発音レッスンでも、リズム、フォニックス、曖昧母音などを学んでいるケースや、うまく発音できない部分について講師と一緒に解決策を探しながら改善したケースがあります。
日本人講師なので、
「自分の発音はどこが違う?」
「どうやって口や舌を動かせばいい?」
「英語の音と日本語の音は何が違う?」
といった疑問も日本語で相談できます。
独学で練習しているけれど、自分のどこを直せばいいのか分からない方にも利用しやすいオンライン英会話です。
カタカナ英語を「恥ずかしい」と思わなくていい
「自分の英語はカタカナっぽいから話すのが恥ずかしい」
と感じる方もいるかもしれません。
でも、日本語と英語では使われている音やリズムが違います。
最初から英語本来の音をすべて再現できなくても不思議ではありません。
大切なのは、
カタカナ英語だから話さないことではなく、実際の英語との違いを一つずつ知っていくこと。
英語の音を聞く。
↓
自分でも発音してみる。
↓
お手本と比較する。
↓
違うところを一つ見つける。
↓
もう一度発音する。
この繰り返しで、少しずつ伝わりやすい発音へ近づけていきます。
最初から完璧な発音を目指す必要はありません。
「昨日より一つ、英語らしい音を出せるようになった」
くらいの感覚で続けてみてください。
ワールドトークでは、発音指導を得意とする日本人講師からオンラインで発音を学ぶことができます。
「カタカナ英語を直したいけれど、自分の何が違うのか分からない」
という方は、まず自分の英語を講師に聞いてもらい、どこから練習するとよいのかを知ることから始めてみましょう。
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