すきま英語

あいさつ系の How に答える

散歩中にすれ違った近所の人が足度を落とさず “You?” (← How are you? の超省略版😆) と質問しあなたの答えを聞かないまま通り過ぎて行ったらどう思いますか?

また明らかに落ち込んでいる人や療養中の人に “How are you?” と質問して “I’m good.” という答えが返ってきたらどうですか?

これって私の周りであることなんですが、How are you? にはどういう意味があるんでしょう❓❕

人によっていろいろな感じ方や考え方がある話題かなという気がしますが、今回は私個人の感覚を基準にしています。一意見として参考になればうれしいです😄

How are you? には本音を答えない?

How are you? は訳すと「あなたはどうですか?」と調子や様子を聞いているように解釈でき、例えば体調不良の家族を気遣う時など文字通りの意味になることもあります🤧

でも上記のように質問のはずなのにとくに答えを求めていない、答えが実情と合ってない気がするというような場面ではその理解だと違和感があるかもしれません。

(文法は簡潔なのに意味が分かりにくい表現については「”Are you happy?”の意味は?」も参考にしてくださいね😉👉 https://www.worldtalk.jp/blog/ikko_are_you_happy/)

実際のところ私の周りで会話はじめの How are you? 系質問に対し本当の体調や近況などを答えとして聞くことは少ないです。

不思議な現象ですが考えてみるとかなり頻繁なやり取りなので、毎回体調や気持ちの報告タイムのように答えていると話題がそればかりに偏ってしまうことはあるかもしれませんよね😷

また相手との関係性によっては何があったのか聞いてほしがる人という印象を与える可能性もあります😬

それでは本当のことを答えないのになぜ毎回のように聞くのかというと、会話はじめのウォームアップ、話のきっかけ、という捉え方もできます。

ただある程度の英語力がつくまでは、1つのやり取りからさらに話を広げていく作業もなかなか気を遣います💦

なのであいさつの一部として割り切り、答えにこだわらず無難に答えて通過するのがシンプルです。

その流れについては後ほど簡単な例をご紹介しますね。

まずあいさつ系の How …? という質問の代表として How are you? と How was your day? を例にどんな答え方ができるのか観察してみましょう😊

あいさつ系の how に答える

① How are you?

よく聞く答えは

・(I’m) good, (thank you).

・(I’m) great, (thanks).

どちらも普通または普通に良いという感じです。

英語のレッスンでは練習🚴のため文で答えることも多いかもしれませんね。

日常会話では I’m なし版も普通で、thank you/thanks は親しい間柄だと言わないこともあります。

相手に聞き返すかどうかもその人や状況によります🐹🐸🐷

・(I’m) ok.  声の調子によって普通~それほど良くない

・(I’m) not bad. 悪くない

といった表現も時々聞きます。ちょっと事情があるかも組🙄

そこから詳しい話になることもあればならないこともあります。

・(I’m) so-so. あまり良くない

・(I’m) not great. 良くない

は話し相手が子供の場合や親しい仲では正直な答えとして返ってくることもありますが、個人的にはほとんど聞いたことがないです🤐

② How was your day?

「今日はどんな一日でしたか?」

こちらも定番です。

・How was school? 学校はどうだった?

・How was (your) work? 仕事はどうでしたか?

も同系列で、似た答え方ができます。

・(It was) good/great. 普通に良かった

・(It was) fun. 楽しかった

・(It was) not bad. 悪くなかった

やはり日常会話では It was を言わないことも多いです。

さて、いかがでしょうか?

他にも使える表現はたくさんありますが、現地ではどれもこの程度のシンプルさです😁

といってもここで終わってしまうと会話が続かないので、例えば英語のレッスンなど事前に英語で話す機会があると分かっている場合は今日あったことなどを1,2文でいいので準備しておきましょう❣

今日の出来事などをあいさつとは別件で伝える

近況などを伝える際は、How are you? の答えとしてではなく別件として話すことも多いです。

あいさつを済ませてから話したいことを切り出すだけです。

簡単に例をご紹介しますね。

🤗 How are you? 調子どうですか?

🥳 I’m good, thank you. Yourself? 普通です、ありがとう。あなたは?

🤗 Great, thanks! いいですよ、ありがとね。

🥳 I went to a supermarket without my wallet today and …  今日スーパーに財布持たないで行っちゃって…

その先は自由に想像してみてください💭💴

How are you? に I’m good. と言ったけど別件に関する心境は穏やかでない場合などは、矛盾というより前向きで普通な人という印象を与えると思います😊

逆に嫌なことがあった= not great といった流れが常習的だと深刻、大げさなタイプという感覚です🥺

話の切り替わりがやや大胆に感じるかもしれませんが🤩上のようにすぐ近況や何かの事後報告、あらかじめ決まっていた本題などに入る流れはネイティヴ話者の会話でよくあることです。

別件の形にすることであいさつの時点で相手に聞き返したり、その後準備した話を切り出したりと

自分から発言する機会✨

につなげやすくなり、実は話している内容は同じなのに、聞いてもらうことに答えるだけより会話に貢献している気持ちにもつながるはずです🤗

今回は How …? に答えるがテーマですが、もちろん自分から相手に How are you? と聞くのもありですね🙌

ぜひ少しずつお試しください😉

\英語学習を始めたいと感じた方へ/

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ABOUT ME
いっこ
イギリス在住20年。文法力や基本的な会話力を日本で習得後に海外移住した経験をもとに、学んだ英語をより自然で自分らしい表現にしていくお手伝いができたらと思っています!

皆さまのコメント

  1. さりげない挨拶が自分の発言をするための準備になっているというのが、改めていっこ先生のお話をを伺いする中で、なるほどなぁと深い部分を感じます(๑>◡<๑)

    北米は発言が重要と言うことでアートスクール在学中も発言を一生懸命しておりましたところ、

    とある面白い先生の講義でどうも私は質問や発言が多すぎて授業の進行を妨げになっていたようで日本人で初めて1週間授業中発言禁止のおふれがが出た個体です

    先生も半分冗談半分本気だったみたいです(^◇^;)

    一応その科目の成績は良かったので学期末ホッとしましたが

  2. Mio先生、ありがとうございます(*^^*)自分からの発言って会話に自信を持つために大切な要素の気がするので、その部分に気づいていただけてうれしいです♡

    いつもカナダのMioちゃんを応援してますが、実は在籍アートスクールで1週間授業中発言禁止令が出た最初の日本人だったんですね!北米では発言が重要ということだから、という純粋な素直さが素敵だと思います。先生も個人の勝手なおしゃべりではなく授業に関する質問や発言だったということはお分かりで半々になったんでしょうね(^_-)-☆

    カナダのMioちゃんエピソード、また楽しみにしてます!

  3. 会話はじめのウォームアップ、話のきっかけ
    ↑↑
    正に的確な表現だと思います(^^)さすがいっこ先生!説明が分かりやすいです。

    日本語だと何がそれにあたるのかなぁとちょっと考えてみたのですが、会ったら取り合えず「お疲れ様(です)」と言っとけば話のきっかけになる。これが近い気がしますがどう思いますかー?

  4. いっこ says:

    同じようなことを日本語でもやってみる!はさすがMeg先生だなという気がました(^_-)

    確かに言われてみると「お疲れ様」も答えに融通が利く表現で、会話の糸口にもしやすそうですね(^.^)

    なんか早速実験してみたいな(笑)

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