高校生向け英会話

大学受験の英語長文が読めない原因は?高校生向けの読み方と勉強法

大学受験の英語長文が読めない原因は、単語力だけでなく、英文法や文構造の理解が不足していることも考えられます。日本人講師に文の構造や読み方を日本語で教えてもらいながら、精読から少しずつ読解力を身につけていくのがおすすめです。

「英単語は覚えているのに、長文になると読めない」
「一文ずつ読んでいると時間が足りなくなる」
「長文問題をたくさん解いているのに、なかなか点数が上がらない」

大学受験の英語で、多くの高校生が苦戦するのが長文読解です。

長文が読めないと、
「もっと長文問題を解かなければ」
と思うかもしれません。

しかし、長文が読めない原因は、長文演習の不足だけとは限りません。

英単語が足りない。
英文法を理解できていない。
主語や動詞が分からない。
一文が長くなると構造を取れない。
一文ずつ日本語に訳すことに時間がかかる。

このように、原因はさまざまです。

大学受験の英語長文が読めないときは、問題数だけを増やすのではなく、単語・英文法・英文構造のどこでつまずいているのかを確認し、一文を正確に読む練習から始めることが大切です。日本人講師なら、読めなかった英文を日本語で分解しながら「なぜこの意味になるのか」まで確認できます。

この記事では、大学受験の英語長文が読めない原因と、長文を読めるようになるための勉強法を紹介します。

大学受験の英語長文が読めない6つの原因

長文が読めないと、
「自分は読解が苦手」
と考えてしまうかもしれません。

しかし、「長文が読めない」という結果は同じでも、その原因は人によって違います。

まずは、自分がどこでつまずいているのか確認してみましょう。

1.知らない英単語が多い

英文を読むためには、ある程度の語彙力が必要です。

一文の中に知らない単語がいくつもあれば、英文法を理解していても意味を推測するのが難しくなります。

長文問題を解いた後に、
「この文章には知らない単語がどのくらいあった?」
と確認してみましょう。

知らない単語が多いなら、長文演習だけでなく単語学習にも時間を使う必要があります。

2.英文法を理解できていない

英単語の意味は分かるのに、一文全体の意味が分からない。

そんな場合は、英文法に原因があるかもしれません。

たとえば、

  • 不定詞
  • 分詞
  • 関係詞
  • 比較
  • 仮定法
  • 接続詞

などが英文の中で使われたときに、その働きを理解できるでしょうか。

英文法は、文法問題を解くためだけに学ぶものではありません。

長い英文を正確に読むためにも、英文法の知識が必要です。

3.主語と動詞を見つけられない

一文が長くなると、
「結局、誰が何をしている文章なの?」
と分からなくなることがあります。

そんなときは、まず主語と動詞を探してみましょう。

英文には修飾語や節など、さまざまな情報が加わります。

しかし、まず英文の中心となる部分を見つけることで、文全体の構造を整理しやすくなります。

長文が苦手な高校生ほど、いきなり日本語訳を作ろうとするのではなく、
「この文のSとVはどこ?」
と考える練習をしてみましょう。

4.一文が長くなると構造を取れない

短い英文なら読めるのに、一文が長くなると急に分からなくなる。

この場合は、英文の構造を捉える力が不足している可能性があります。

関係詞。
分詞。
接続詞。
前置詞句。
挿入。

こうした要素が増えるほど、一文は長くなります。

単語を前から順番に日本語へ置き換えるだけでは、どの語句がどこにつながっているのか分からなくなることがあります。

まずは一文を区切り、
「英文がどのような構造になっているのか」
を確認する練習が必要です。

5.一文ずつ完璧な日本語に訳そうとしている

英文を理解するために日本語訳を作る練習は役立ちます。

特に精読では、英文を正確に理解できているか確認する方法の一つになります。

一方、長文を読むたびに、

英語
↓
きれいな日本語訳を作る
↓
次の英文へ進む

という読み方をしていると、時間がかかります。

大学受験では、限られた時間の中で長い英文を読む必要があります。

英文を正確に読む練習をした後は、少しずつ、
英語の語順で内容を理解する
ことも意識してみましょう。

6.文章全体の流れを意識していない

一文ずつ意味は分かる。

それなのに、
「結局、この文章は何を言っているの?」
となることもあります。

長文では、一文だけでなく文章全体のつながりを捉える必要があります。

たとえば、

However
Therefore
For example
In addition

など、文章の流れを示す表現にも注目してみましょう。

「ここから反対の話になる」
「ここは具体例」
「ここで結論につながっている」

と考えながら読むことで、文章全体を理解しやすくなります。

「単語は分かるのに長文が読めない」のはなぜ?

高校生からよく出る悩みの一つが、
「単語の意味は分かるのに、英文になると読めない」
というものです。

これは、単語と単語の関係を理解できていない可能性があります。

たとえば、一文に出てくる単語の意味をすべて知っていても、

主語はどれか。
動詞はどれか。
どの語句がどこを修飾しているか。
関係詞が何を説明しているか。

これらが分からなければ、文全体の意味を正確に理解するのは難しくなります。

単語を覚えることと、英文を読めることは同じではありません。

そこで必要になるのが、
英文法と英文構造を使って、一文を正確に読む練習
です。

長文が苦手なら、まず一文を正確に読めるか確認しよう

長文読解というと、何百語もある英文を読む練習をイメージするかもしれません。

しかし、長文は一文一文の積み重ねです。

まずは短い英文を使って、

  • 主語はどこか
  • 動詞はどこか
  • 目的語・補語はどこか
  • どこまでが修飾部分か
  • 接続詞は何と何をつないでいるか
  • 関係詞は何を説明しているか

を確認します。

そして、
「なぜこの英文がこの意味になるのか」
を説明できる状態を目指します。

一文を正確に読む練習は、英文解釈や精読とも呼ばれます。

長文問題を何題解いてもなかなか読めるようにならない場合は、一度この段階まで戻ってみましょう。

英語長文を読めるようになる5つのステップ

ここからは、長文が苦手な高校生向けに、勉強の進め方を紹介します。

STEP1.英単語・熟語を増やす

まずは語彙力です。

大学受験用の単語帳や学校で使っている教材などを活用し、継続して単語を覚えます。

ただし、
「単語帳を全部覚えるまで長文を読まない」
必要はありません。

単語学習を続けながら、英文を読む練習も並行して進めましょう。

長文で出会った知らない単語を覚えるのも有効です。

STEP2.英文法を理解する

英文法を学ぶときは、文法問題だけで終わらせないようにします。

たとえば関係詞を学んだら、実際の英文の中で関係詞を探してみます。

「このwhichは何を説明している?」
「ここからどこまでが関係詞節?」

と確認します。

英文法を「問題を解く知識」から「英文を読む知識」へ変えていく
ことがポイントです。

STEP3.一文ずつ英文構造を確認する

次に、少し長めの英文を使って構造を確認します。

主語。
動詞。
目的語。
補語。
修飾部分。

こうした要素を確認しながら読みます。

分からない英文があったら、すぐに日本語訳だけを見るのではなく、

「どこまでなら分かる?」
「どこから分からなくなった?」

と考えてみましょう。

自分が読めない原因を見つける練習にもなります。

STEP4.精読する

精読では、一文一文を丁寧に読みます。

分からない単語を調べる。
英文法を確認する。
英文構造を確認する。
日本語で意味を説明してみる。
文章全体の流れを確認する。

時間はかかりますが、
「なんとなく読んだ」を「正確に読めた」へ変える練習
になります。

すべての長文を精読する必要はありません。

特に読めなかった英文や、自分にとって少し難しい文章を使って練習するとよいでしょう。

STEP5.時間を意識して長文を読む

正確に読む練習をしたら、次はスピードも意識します。

大学受験では制限時間があります。

そのため、
正確に読む力 × 時間内に読む力
の両方が必要です。

最初から速く読もうとすると、内容を理解できないまま読み飛ばす癖がつくことがあります。

まず正確に読む。
その後、同じ文章をもう一度読んでみる。

少しずつ読む速度を上げていきましょう。

長文問題は「解いた後」が大切

長文問題を解いたら、
「6問中4問正解だった」
だけで終わらせないようにしましょう。

間違えた問題について、
なぜ間違えたのか
を確認します。

単語を知らなかった。
英文を読み間違えた。
文法が分からなかった。
設問の意味を取り違えた。
文章は読めたけれど選択肢で迷った。

原因によって、次に必要な勉強は違います。

さらに、正解した問題でも、
「なんとなく選んだら合っていた」
のであれば復習しておきましょう。

正解したかどうかだけでなく、正しく読んで正解できたか
を見ることが重要です。

長文を読むスピードが遅いときはどうする?

長文を正確に読めるようになっても、
「時間が足りない」
という問題が残ることがあります。

そんなときも、いきなり速読だけを意識する必要はありません。

まず、
なぜ時間がかかっているのか
を確認しましょう。

知らない単語のたびに止まっている。
英文を何度も前後して読んでいる。
一文ずつ日本語訳を作っている。
英文構造を取るのに時間がかかる。
設問と本文を何度も往復している。

原因によって対策は変わります。

英文を読むこと自体に時間がかかるなら、単語・文法・英文解釈など基礎に戻る必要があるかもしれません。

読むスピードは、単に目を速く動かせば上がるものではありません。

英文を理解するまでの時間を短くすることも大切です。

英語長文は毎日読んだ方がいい?

長文に慣れるため、日頃から英文に触れることは大切です。

ただし、
毎日1題解けば必ず長文が読めるようになる
というわけではありません。

読めなかった英文をそのままにして、新しい長文を次々と解くだけでは、同じところでつまずく可能性があります。

1題解いたら、

問題を解く
↓
答え合わせ
↓
読めなかった英文を確認
↓
単語・文法・構造を確認
↓
もう一度読む

というところまで取り組みましょう。

長文を読む「量」と、英文を理解する「質」の両方が重要です。

過去問の長文が全然読めないときは?

志望校の過去問を解いて、
「ほとんど読めない」
ということもあります。

その場合、過去問だけを繰り返すより、いったん基礎へ戻ることも考えましょう。

過去問の英文を見ながら、

知らない単語が多すぎるのか。
英文法が分からないのか。
一文の構造が取れないのか。
時間をかければ読めるのか。

を確認します。

過去問は実力を測るだけでなく、
「志望校と今の自分の間に何が足りないのか」を見つける教材
としても使えます。

不足している力が分かったら、単語・文法・英文解釈・長文演習など必要な学習へ戻りましょう。

分からない英文は日本語で「なぜ?」を確認する

大学受験の長文では、一人で読んでいると、
「この一文だけ、どうしても意味が分からない」
ということがあります。

解説には日本語訳しか載っておらず、
「なぜこの英文がこの訳になるの?」
が解決しないこともあるでしょう。

そんなときは、学校や塾の先生、オンラインの講師などに質問する方法があります。

特に確認したいのは、

「この文の主語と動詞はどこ?」
「このwhichは何を指している?」
「このto不定詞はどんな働きをしている?」
「この部分はどこを修飾している?」

といった英文構造です。

日本人講師であれば、こうした疑問を日本語で確認できます。

答えや日本語訳だけを教えてもらうのではなく、
英文を一緒に分解しながら「なぜそう読めるのか」を理解する
という使い方がおすすめです。

マンツーマンなら自分が読めなかった英文を使って学べる

大学受験の長文でつまずく場所は、一人ひとり違います。

単語で止まる人。
関係詞が出ると分からなくなる人。
主語と動詞を見失う人。
英文は読めても設問で間違える人。

そのため、自分が実際に読めなかった英文を使って学ぶことには大きな意味があります。

ワールドトークでも、大学受験の長文読解に取り組んでいる高校生がいます。

レッスンでは長文を一文ずつ確認しながら、

  • 文の構造
  • 単語・熟語
  • 文法
  • 日本語訳
  • 長文の読み方

などを学ぶことができます。

実際に受講された方からは、
「精読の重要性を教えていただきました」
という声も寄せられています。

また、継続して長文読解を学んだ受講生について、
難しい長文の主語や動詞などを見分ける力がつき、読解スピードや理解力の向上を実感している
という声もいただいています。

長文をたくさん解くだけではなく、
「自分はなぜこの英文を読めなかったのか」
を一つずつ解決することが、読解力を伸ばすための方法の一つです。

→ ワールドトークの高校生向け英語レッスン

英語長文についてよくある質問

Q.英語長文が全く読めない場合は何から始めればいいですか?

まず、知らない単語が多いのか、英文法が分からないのか、一文の構造を取れないのか確認しましょう。

長文を読む以前の基礎に原因がある場合は、英単語や英文法、短い英文を正確に読む練習から始める方法があります。

Q.英語長文は一日何題解けばいいですか?

問題数だけで決める必要はありません。

1題でも、読めなかった英文の単語・文法・構造まで復習することが大切です。

問題数を増やすことだけを目標にせず、復習する時間も確保しましょう。

Q.英語長文は全文を日本語訳した方がいいですか?

精読として日本語訳を作り、正確に読めているか確認する方法はあります。

ただし、本番でもすべての英文をきれいな日本語へ訳しながら読む必要はありません。

精読で正確に読む力を身につけながら、少しずつ英語の語順で内容を理解する練習も取り入れましょう。

Q.単語を覚えているのに長文が読めないのはなぜですか?

英文法や英文構造を理解できていない可能性があります。

単語の意味が分かっていても、主語・動詞・修飾関係などを判断できなければ、一文全体の意味を正確に理解するのは難しくなります。

Q.大学受験の長文対策にオンライン英会話は使えますか?

大学受験英語に対応している講師であれば、長文読解や英文解釈を学べる場合があります。

日本人講師なら、実際に読めなかった英文について、文法や英文構造を日本語で質問しながら確認することもできます。

まとめ|長文が読めないなら「たくさん読む」前に原因を見つけよう

大学受験の英語長文が読めないと、
「もっと長文問題を解かなければ」
と考えてしまいがちです。

しかし、問題数を増やす前に、
なぜ読めないのか
を確認してみましょう。

知らない単語が多い
↓
英単語・熟語を増やす

英文法が分からない
↓
英文法を復習する

一文の意味を取れない
↓
英文構造・英文解釈を学ぶ

一文ずつなら読める
↓
精読から長文読解へ進む

正確に読めるが遅い
↓
時間を意識した演習を増やす

このように、原因によって必要な勉強は変わります。

ワールドトークでは、大学受験英語に対応した日本人講師からマンツーマンで学べます。

自分が実際に読めなかった長文を使い、

「主語はどこ?」
「なぜこの訳になる?」
「この文法はどういう働き?」

と日本語で質問することもできます。

大学受験の長文は、ただ量をこなすのではなく、一文を正確に読む力を積み重ねることから始めてみましょう。

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