「就活で英語面接を受けることになった」
「英語で自己紹介してくださいと言われたら、何を話せばいい?」
「質問は聞き取れても、その場で英語が出てこない」
英語面接では、英語力だけでなく、質問を理解し、自分の考えを整理して相手へ伝える力も必要です。
英語面接の対策では、まず自己紹介・志望理由・大学で学んだことなど、よく聞かれる内容への回答を準備しましょう。そのうえで、日本人講師にも相談しながら、実際の面接形式で「聞く・考える・答える」練習を繰り返すのがおすすめです。
英文を作って終わりではなく、実際に口から出せるところまで練習しておきましょう。
英語面接では何を見られる?
英語面接と聞くと、
「文法を間違えたらどうしよう」
「発音が悪かったら落ちる?」
と、英語の正確さばかり気になってしまうかもしれません。
もちろん、英語でコミュニケーションする力は必要です。
しかし、面接である以上、
質問を理解できるか。
質問に合った回答ができるか。
自分の経験を説明できるか。
志望理由を伝えられるか。
相手とコミュニケーションできるか。
といった部分も重要です。
つまり、
「英語を話せるか」だけではなく、「英語を使って自分のことを伝えられるか」
を意識して準備する必要があります。
英語面接対策は5つのステップで進めよう

初めて英語面接を受ける大学生なら、次の順番で準備してみましょう。
STEP1 日本語で伝えたい内容を整理する
STEP2 英語で回答を作る
STEP3 声に出して練習する
STEP4 模擬面接をする
STEP5 追加質問にも答える
最初から英語だけで考えようとすると、
「英語が分からない」
ことと、
「何を答えればいいか分からない」
ことが混ざってしまいます。
まず内容を整理し、その後に英語へ変えていきましょう。
STEP1|まず日本語で「何を伝えたいか」を整理する
英語面接の対策だからといって、最初から英語で回答を考える必要はありません。
まず、
この質問で何を伝えたいのか。
どの経験を話すのか。
自分の強みは何なのか。
なぜこの企業を志望するのか。
を日本語で整理しましょう。
たとえば、
「大学時代に頑張ったことを教えてください」
と聞かれたとします。
英語表現を考える前に、
何に取り組んだのか。
なぜ取り組んだのか。
どんな課題があったのか。
自分は何をしたのか。
そこから何を学んだのか。
を整理します。
日本語でも答えがまとまっていないことを、英語で分かりやすく話すのは難しいものです。
まず「何を話すか」を決めましょう。
STEP2|伝えたい内容をシンプルな英語にする
日本語で内容を整理したら、英語へ変えていきます。
ここで大切なのは、
難しい英語を使おうとしすぎないこと
です。
日本語の回答をそのまま一語ずつ英訳すると、英文が長くなったり、自分では使いこなせない表現になったりすることがあります。
面接では、作った英文を自分で話さなければなりません。
そのため、
自分が理解できる。
自分で発音できる。
質問されたら説明できる。
という英語を使いましょう。
難しい単語を使うことより、伝えたいことが相手に伝わることを優先します。
STEP3|英語の回答を声に出す
英語で回答を作ったら、必ず声に出してみましょう。
文章ではきれいに書けていても、実際に話してみると、
英文が長すぎる。
途中で息が続かない。
発音しにくい単語がある。
文章を見ないと話せない。
言葉がすぐに出てこない。
ということがあります。
これは、
書ける英語と話せる英語が同じではない
からです。
一度声に出し、
「この英文は本番でも自分で言えるか」
を確認しましょう。
言いにくければ、もっと簡単な英語に変えても構いません。
STEP4|質問されて答える練習をする
回答を音読できるようになったら、次は面接形式で練習します。
先生から質問してもらい、
その場で答えます。
ここで大切なのは、
回答文を最初から最後まで暗唱すること
ではありません。
相手の質問を聞く。
質問の意味を理解する。
何を答えるか考える。
英語で答える。
という本番と同じ流れを経験することです。
一人で音読しているだけでは、
「質問を聞いて答える」練習
にはなりません。
本番前に、何度か模擬面接をしておきましょう。
STEP5|深掘り質問にも答えてみる
面接では、準備した質問だけが聞かれるとは限りません。
たとえば、
「留学経験があります」
と答えたら、
「なぜその国を選んだのですか?」
「一番大変だったことは?」
「その経験から何を学びましたか?」
と追加で聞かれることがあります。
自己紹介をしたら、
専攻。
大学生活。
アルバイト。
趣味。
将来の目標。
について質問されるかもしれません。
だからこそ、想定回答を一つ暗記するだけではなく、
自分の回答からどんな質問が続きそうか
まで考えてみましょう。
英語面接で準備しておきたい自己紹介

英語面接を受けるなら、自己紹介は準備しておきたい内容の一つです。
名前だけで終わらせず、
大学。
学部・専攻。
大学で取り組んでいること。
自分の興味。
経験。
などを簡潔に説明できるようにしましょう。
ただし、最初からすべてを長く話す必要はありません。
自己紹介は、
「自分はどんな人なのか」を相手へ簡潔に伝える
ことを意識します。
その後、面接官から詳しく質問されたら答えられるように準備しておきましょう。
自己紹介は丸暗記しすぎない
自己紹介は事前に準備しやすいため、全文を暗記したくなるかもしれません。
しかし、文章を一字一句覚えていると、
一つ単語を忘れた瞬間に、その後が出てこなくなることがあります。
そこで、
名前・大学。
専攻。
取り組んだこと。
強み。
志望につながる部分。
というように、
話すポイントを覚える
方法もおすすめです。
多少言い方が変わっても、伝えたい内容が同じなら問題ありません。
面接は暗唱のテストではなく、相手とのコミュニケーションです。
志望理由は「その企業だから」を説明する
志望理由も、英語面接で準備しておきたい内容です。
英語で話すことに集中しすぎると、
「グローバルに活躍したい」
「英語を使って働きたい」
といった一般的な内容だけになってしまうことがあります。
しかし、面接では、
なぜこの企業なのか。
なぜこの仕事なのか。
自分の経験とどうつながっているのか。
を説明することが重要です。
まず日本語で志望理由を整理します。
そのうえで、
一番伝えたい内容をシンプルな英語にする
という順番で考えましょう。
「学生時代に頑張ったこと」を英語で話す
大学生の就職活動では、自分の経験について聞かれることがあります。
たとえば、
ゼミ。
研究。
アルバイト。
サークル。
部活動。
留学。
ボランティア。
インターン。
資格取得。
などです。
英語で説明するときも、
何をしたか。
どんな課題があったか。
自分が何をしたか。
結果はどうだったか。
何を学んだか。
を整理しておくと話しやすくなります。
英語が難しい場合は、最初から長く説明しようとせず、
一番伝えたいポイントから話す
ことを意識しましょう。
自分の強み・弱みも英語で説明できるようにする
自分の強みについて聞かれたとき、
“I’m hardworking.”
のように一言だけで終わらせるより、
なぜそう思うのか。
どんな経験があるのか。
を説明できるようにしておきましょう。
たとえば、
「私の強みは継続力です」
と言うなら、
その強みが表れた具体的な経験まで用意します。
弱みについても同様です。
弱みだけを伝えるのではなく、
それにどう向き合っているのか。
どのように改善しようとしているのか。
まで整理しておくと、回答を作りやすくなります。
よくある質問だけでなく「自分だから聞かれそうな質問」も考える

英語面接対策では、
「よくある質問100選」
のようなものをすべて暗記する必要はありません。
それよりも、
自分の履歴書や経験から、何を聞かれそうか
を考えてみましょう。
たとえば、
留学経験を書いている。
英語資格を書いている。
海外インターン経験がある。
特徴的な研究をしている。
長く続けているアルバイトがある。
といった場合、その内容について質問される可能性があります。
自分の経歴を見ながら、
「面接官だったら何を聞きたいだろう?」
と考えてみるのもおすすめです。
質問を聞き取れなかったらどうする?
英語面接で怖いのが、
「質問が聞き取れなかったらどうしよう」
という不安です。
しかし、一度聞き取れなかっただけで、すぐに諦める必要はありません。
聞き返す表現も準備しておきましょう。
たとえば、
Could you repeat the question, please?
Could you say that again, please?
など、もう一度お願いする表現があります。
分かったふりをして、質問と違う回答をするより、
分からなければ確認する
こともコミュニケーションです。
模擬面接でも、聞き取れなかったときに聞き返す練習をしておきましょう。
答えを考える時間が必要なときは?
質問は理解できても、すぐに回答が浮かばないことがあります。
日本語の面接でも、考える時間が必要な質問はあります。
英語だからといって、
「すぐ答えなければ」
と焦る必要はありません。
大切なのは、焦って長い英文を作ろうとしないことです。
まず伝えたいことを一つ決める。
短い英文から話し始める。
必要なら情報を追加する。
という順番で考えてみましょう。
普段の練習でも、
準備していない質問へその場で答える
経験を作っておくと、本番への準備になります。
英語が出てこないときは「短く言い換える」

言いたい日本語にぴったり合う英単語が出てこない。
そんなこともあります。
このとき、
「その単語を思い出すまで話せない」
となる必要はありません。
知っている単語を使って、別の言い方ができないか考えてみましょう。
英語面接で重要なのは、
難しい英単語をたくさん知っていることだけではなく、
今持っている英語で伝えようとすること
です。
この言い換えも、普段の英会話や模擬面接で練習できます。
英語面接は発音より「伝わること」を意識する
発音に自信がなく、
「英語面接までにネイティブのような発音にしなければ」
と考える必要はありません。
まず意識したいのは、
相手が聞き取りやすいか。
大切な単語が伝わっているか。
適切なスピードで話せているか。
です。
緊張すると、普段より早口になってしまうこともあります。
模擬面接をしながら、
話すスピード。
声の大きさ。
聞き取りにくい発音。
などを先生に確認してもらいましょう。
日本人講師なら回答の「中身」から相談できる
英語面接対策で日本人講師を活用するメリットは、
英文法や発音を直してもらえることだけではありません。
たとえば、
「日本語ではこう答えたい」
「この経験を伝えたいけれど、英語にすると長くなる」
「この表現だと、自分が伝えたいニュアンスになっている?」
といった相談もできます。
まず日本語で伝えたいことを整理する。
英語表現を考える。
実際に話す。
先生から質問してもらう。
回答を修正する。
もう一度話す。
内容と英語の両方を確認しながら練習できる
のがメリットです。
英語面接では「日本語で理解して、英語で実践する」
英語面接のレッスンだからといって、最初から最後まで英語だけにする必要はありません。
回答の内容について相談するときは日本語。
英文のニュアンスを確認するときも日本語。
模擬面接は英語。
フィードバックは必要に応じて日本語。
そしてもう一度英語で面接。
という使い方もできます。
日本語で理解することと、英語で実践することを分ける。
特に英語面接に慣れていない大学生には取り組みやすい方法です。
実際に英語面接対策をして就活に臨んだ利用者も
ワールドトークでは、就職活動で英語面接を受ける利用者から相談がありました。
事前に、
面接で聞かれそうな質問。
それに対して自分が答えたい内容。
を準備してレッスンへ参加。
先生と一緒に回答を確認し、より簡潔に伝えられる形へ修正しました。
さらに、実際に口に出して繰り返し練習。
その後、
希望していた会社から合格をもらえた
という報告が寄せられています。
英語面接では、
回答を作ること。
添削してもらうこと。
実際に口から出すこと。
この3つをセットで行うことが大切です。
模擬面接では「予定外の質問」も入れてもらおう
何度も同じ質問だけを練習していると、
回答そのものを覚えてしまいます。
そこで、慣れてきたら先生に、
順番を変えて質問してもらう。
追加質問をしてもらう。
準備していない質問を入れてもらう。
少し違う言い方で質問してもらう。
といった練習をお願いしてみましょう。
本番では、想定した通りの言葉で質問されるとは限りません。
覚えた回答を再生する練習から、その場で会話する練習へ。
少しずつレベルを上げていきましょう。
面接直前だけでなく早めに声に出しておこう
英語面接の日程が決まってから、
初めて英語を話し始める。
という状態では、準備期間が短くなってしまいます。
英語面接がある企業に興味があるなら、大学生のうちから、
自己紹介。
大学生活。
専攻。
アルバイト。
留学。
将来やりたいこと。
などを英語で話す練習をしておきましょう。
就活が始まる前から、
「自分について英語で話す」
ことに慣れておくと、英語面接対策にもつながります。
英語面接の1週間前に確認したいこと
面接が近づいてきたら、新しい表現を大量に覚えるより、これまで準備した内容を実際に話せるか確認しましょう。
自己紹介を見ずに話せるか。
志望理由を説明できるか。
大学で学んだことを話せるか。
自分の経験について答えられるか。
強みを具体例と一緒に説明できるか。
聞き返しができるか。
追加質問へ答えられるか。
そして、一度は最初から最後まで模擬面接をしてみましょう。
本番に近い流れを経験することで、
どこで詰まりやすいのか
を確認できます。
英語面接で避けたい対策
英語面接を準備するときは、
回答例をそのままコピーする。
難しい単語を無理に使う。
長い英文を丸暗記する。
書くだけで声に出さない。
想定質問だけを暗記する。
聞き返す練習をしない。
本番直前に初めて模擬面接をする。
といった状態にならないようにしましょう。
特に注意したいのが、
「完璧な英文を作れば面接対策は終わり」
と考えることです。
本番では、文章を提出するのではありません。
相手の英語を聞き、その場で答えます。
だからこそ、実際の会話形式で練習しておきましょう。

大学生の英語面接対策でよくある質問
Q.英語面接は何から対策すればいいですか?
まず日本語で、自己紹介・志望理由・大学で学んでいること・学生時代の経験などを整理しましょう。
その後、シンプルな英語へ変え、声に出して練習します。
Q.英語面接の回答は暗記した方がいいですか?
話す内容を準備することは大切ですが、一字一句丸暗記する必要はありません。
伝えたいポイントを整理し、多少表現が変わっても答えられるようにしておきましょう。
Q.英語面接で質問を聞き取れなかったらどうすればいいですか?
分かったふりをせず、もう一度質問してもらいましょう。
聞き返す英語表現も事前に練習しておくと安心です。
Q.英語が苦手でも英語面接の練習はできますか?
できます。
最初は日本語で内容を整理し、日本人講師と一緒に簡単な英語へ変えていく方法もあります。
最初から英語だけで模擬面接をする必要はありません。
Q.英語面接では発音も重要ですか?
相手に伝わる発音を意識することは大切ですが、最初からネイティブのような発音を目指す必要はありません。
聞き取りにくいところを先生に確認してもらい、少しずつ改善しましょう。
Q.オンライン英会話で英語面接対策はできますか?
できます。
自己紹介や回答の確認、発音、想定質問、追加質問、模擬面接など、マンツーマンなら自分の応募先や経験に合わせた練習ができます。
まとめ|英語面接は「回答を作る」だけでなく「実際に答える」
英語面接対策では、
よくある質問を調べる。
回答を作る。
という準備だけで終わらせないことが大切です。
まず、
日本語で伝えたいことを整理する
↓
シンプルな英語にする
↓
声に出す
↓
質問してもらう
↓
その場で答える
↓
追加質問にも答える
↓
フィードバックを受けてもう一度話す
という流れで練習しましょう。
ワールドトークでは、日本人講師とマンツーマンで英語面接対策ができます。
「この志望理由を英語でどう伝えればいい?」
「回答が長くなってしまう」
「英語で質問されると頭が真っ白になる」
といった悩みも、日本語で相談できます。
内容を整理したら、実際の面接を想定して英語で練習する。
そして、うまく言えなかったところを直して、もう一度話す。
英語面接は、完璧な回答を暗記することより、自分の言葉で相手に伝える練習が大切です。
本番で自分の経験や考えを伝えられるよう、実践を繰り返して準備していきましょう。
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