簡単に英語の語順で発想する方法

『翻訳病』を直すには?(4)

翻訳病とは?

英語で話そうとするとき、まず頭の中で日本語を組み立て、次にその日本語を英語に翻訳してから話をしていませんか? これが「翻訳病」です。日本人はほとんどがこの症状に悩まされています。
翻訳病を直すには、「英語の語順で発想する」ことが大切です。英語の語順で発想するとは、「英語の基本骨格」すなわち「Do文」と「Be文」から英作文を始めることが重要となります。日本の学校英作文は「英単語探し」から始めます。それをやっている限り「翻訳病」は直りません。「英単語探し」をやめて「英語の基本骨格」から英作文を始めると、英語の語順で英作文ができるようになります。今回は第4回目です。

前置詞を「マーク」で表す

第4回目では前置詞が登場します。前置詞を使うと英文が完成されます。
前置詞は9マス式では「マーク」で表します。
下記に一覧表がありますが、これらを今全部覚える必要はありません。第4回では下記21個のうちの”in”と”from”だけを扱います。

前置詞(21個)一覧

現在までにマーク化されている前置詞21個は、下記のとおりです。前置詞は「コアイメージ」を元にデザインされています。

発想順序

次の①②③の順序で発想して、英文を組み立てます。

英文完成問題-1

次の図から英文を組み立てて、完成させてください。

「英文完成問題-1」の解答
英文完成問題-2
「英文完成問題-2」の解答

これで英文が完成しました。
ここでこの英作文の方法を見直して下さい。例えば上の①ですと、
 (Do文) I do.
 (主語動詞文) I know the player.
 (英文完成) I know the player from the US.

という順序で英文を完成させています。
これは「英語の語順」です。
このようにDo文から組み立てると、英語の語順で発想して英文を組み立てられるのです。

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ABOUT ME
Captain Kaz
東京大学・統合自然科学科卒業。 理系の発想で『9マス英作文』を開発し、日本と韓国で出版。 『Do文Be文英作文』(9マス英作文の発展形)をWorldTalk上で展開。

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