すきま英語_YUKI.N 先生

There is a cat. の「there」ってどういう意味?

There is a cat. の「there」ってどういう意味?品詞は?

英語を勉強していると、最初のほうで出てくる表現に、

There is a cat.
猫がいます。

があります。

ここで気になるのが there。

there といえば、

「そこに」

という意味で覚えている人も多いのではないでしょうか。

では、

There is a cat.

は「そこに猫がいる」という意味なのでしょうか?

実は、この there は「そこに」という意味ではありません。

There is ~ の there は「存在」を導入する there

There is / There are ~ は、

「~がいる」「~がある」

と、人や物の存在を伝えるときに使う構文です。

たとえば、

There is a cat.
猫がいます。

There is a book on the desk.
机の上に本があります。

There are three students in the room.
部屋に3人の生徒がいます。

この there 自体に「そこに」という具体的な場所の意味があるわけではありません。

このような there は、文法用語では existential there(存在を表す there) と呼ばれます。

「そこに」という there との違い

では、本当に「そこに」と言いたい場合はどうなるでしょうか。

The cat is there.
猫はそこにいます。

この there は文字どおり、

there = そこに

という「場所」を表しています。

比べてみましょう。

There is a cat.
→ 猫がいる。
→ there は存在を導入するためのもの

The cat is there.
→ 猫はそこにいる。
→ there = そこに

同じ there でも役割が違います。

There is a cat there. も言える!

面白いことに、there を2回使って、

There is a cat there.

と言うこともできます。

意味は、

「そこに猫がいます」

です。

この文では、

最初の There
→ 存在を導入する there

最後の there
→ 「そこに」という場所を表す there

となっています。

つまり、

There is a cat there.

には、役割の違う there が2つ入っているのです。

では、there の品詞は?

学校文法などでは、there は一般的に 副詞(adverb) と分類されます。

ただし、

There is a cat.

の there は、普通の「場所を表す副詞」とは少し性質が違います。

現代英文法では、この there を dummy subject(形式的な主語) のように扱う考え方もあります。

つまり、

品詞としては副詞と説明されることが多いけれど、文の中では主語の位置に置かれている特殊な there

と考えると分かりやすいでしょう。

まとめ

There is a cat. の there は、「そこに」という意味ではありません。

There is / There are ~ は、

「~がいる・~がある」

と、新しく人や物の存在を伝えるための表現です。

一方、

The cat is there.

の there は、本来の「そこに」という場所を表しています。

そして、

There is a cat there.

なら、

最初の there = 存在を導入する there
最後の there = 「そこに」という場所の there

です。

「there = そこに」とだけ覚えていると、There is / There are ~ が少し分かりにくくなります。

There is ~ の there には「そこに」という具体的な意味はない。

ここを押さえておくと、there の使い方がぐっと理解しやすくなります。

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ABOUT ME
YUKI.N
豪在住18年+、英会話講師、英語学習法コーチとして14年+(うちワールドトーク12年)活動しています!独自の経験を基に作り上げた学習法メソッドをベースにした英語学習法コーチングをご提供。ご自分のレベル目的にあった学習法を学び、ご自宅での学習を効率化し、レッスンと自宅での学習の両方で英語上達を目指しましょう!得意分野:文法、発音、日常会話、英語学習法指導 生徒さんお一人、お一人に寄り添った指導を心がけています。