「立ち寄る」は英語で何て言う?drop by・drop in・stop by・stop in の違い
「帰りに友達の家にちょっと立ち寄った」
「仕事帰りにスーパーに寄った」
「旅行の途中で小さな町に立ち寄った」
日本語では、どれも「寄る・立ち寄る」と言えますよね。
ところが英語では、どこに、どんな感覚で立ち寄るのかによって表現が少し変わります。
今回は、日常会話でよく使われる4つの表現、
drop by / drop in / stop by / stop in
の違いを見ていきましょう。
① drop by = 気軽にちょっと立ち寄る
drop by は、日常会話で非常によく使われる表現です。
英英辞典的には、
to visit a person or place informally and usually for a short time
「人や場所を、堅苦しくなく短時間訪ねる」
というイメージです。
つまり、
「ちょっと寄る」「顔を出す」
という感覚ですね。
I’ll drop by your place after work.
仕事の後、あなたの家にちょっと寄るね。
Why don’t you drop by sometime?
今度ちょっと寄ってよ。
I dropped by the office on my way home.
帰宅途中にオフィスにちょっと寄りました。
★ポイント
drop by + 場所
のように、場所をそのまま後ろに置くことができます。
drop by my place
私の家に立ち寄る
drop by the office
オフィスに立ち寄る
drop by the store
店に立ち寄る
② drop in = ふらっと立ち寄る
drop in も「ちょっと立ち寄る」という意味ですが、予定をきっちり決めずに、ふらっと訪ねるニュアンスが出やすい表現です。
Feel free to drop in anytime.
いつでも気軽に寄ってね。
She dropped in unexpectedly yesterday.
彼女は昨日、突然ふらっと立ち寄りました。
ここで注意したいのが前置詞です。
人を訪ねる → drop in on + 人
I dropped in on my parents yesterday.
昨日、両親のところにちょっと立ち寄りました。
場所に立ち寄る → drop in at + 場所
I dropped in at my friend’s place.
友達の家にちょっと立ち寄りました。
したがって、
❌ drop in my place
ではなく、
⭕ drop in at my place
となります。
ただし、「うちにちょっと寄って」と日常会話で言うなら、
Drop by my place.
のほうがシンプルで使いやすい表現です。
③ stop by = 途中でちょっと立ち寄る
stop by も日常会話で非常によく使われます。
stop = 止まる
という感覚があるので、どこかへ行く途中などに、その場所にちょっと立ち寄る場面と特に相性のよい表現です。
I stopped by the supermarket on my way home.
帰宅途中にスーパーに寄りました。
Can you stop by my place after work?
仕事の後、うちに寄ってくれる?
I need to stop by the bank.
銀行にちょっと寄らないと。
特に、
on my way home
帰宅途中に
on my way to work
仕事に行く途中に
などと一緒によく使われます。
I stopped by the bakery on my way home.
帰宅途中にパン屋さんに寄りました。
④ stop in = 町・場所などに立ち寄る
stop in も「立ち寄る」という意味で使われます。
特に、旅行や長めの移動の途中で、ある町や場所に一時的に立ち寄るという場面で使えます。
We stopped in a small town for lunch.
昼食をとるために小さな町に立ち寄りました。
We stopped in Brisbane on our way north.
北へ向かう途中でブリスベンに立ち寄りました。
ここで日本人が間違えやすいのが、
❌ drop in my town
です。
「私の町に立ち寄る」という意味なら、
⭕ stop in my town
のほうが自然です。
We stopped in my town for a few hours.
私の町に数時間立ち寄りました。
drop in は、人の家や職場などを「ふらっと訪ねる」という感覚が強いのに対して、stop in は移動中に町などに立ち寄るときに使いやすい表現です。
drop by と stop by の違いは?
この2つは非常によく似ていて、入れ替えられる場面もたくさんあります。
I’ll drop by your place after work.
仕事の後、あなたの家にちょっと寄るね。
I’ll stop by your place after work.
仕事の後、あなたの家にちょっと寄るね。
どちらも自然です。
ただし、コアイメージには少し違いがあります。
drop by
→ 気軽に訪ねる・顔を出す・ふらっと寄る
stop by
→ 移動の途中などでちょっと立ち寄る
たとえば、
I stopped by the supermarket on my way home.
なら、「帰宅途中にスーパーに寄った」という移動の流れが自然です。
一方、
I dropped by my friend’s place to see how she was doing.
なら、「友達の様子を見るためにちょっと顔を出した」という訪問の感覚がよく出ています。
4つの「立ち寄る」をまとめると
| 表現 | コアイメージ | 例 |
|---|---|---|
| drop by | 気軽にちょっと寄る・顔を出す | drop by my place |
| drop in | 予定を決めず、ふらっと立ち寄る | drop in at my place |
| stop by | 移動の途中でちょっと寄る | stop by the supermarket |
| stop in | 移動途中に町などに立ち寄る | stop in a small town |
日本語ではすべて「立ち寄る」と訳せますが、英語では少しずつイメージが違います。
まずは、
drop by = 気軽にちょっと寄る
drop in = ふらっと立ち寄る
stop by = 途中でちょっと寄る
stop in = 町などに立ち寄る
この4つのコアイメージを押さえておくと、場面に合わせて自然に使い分けられるようになります。
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