「英単語を見ると、ローマ字のように読んでしまう」
「学校で習った単語なのに、読み方が分からない」
「発音を直したいけれど、親の私も英語に自信がない」
子供が英語を学び始めると、このような悩みを感じる保護者の方もいるのではないでしょうか。
実際にワールドトークにも、
「フォニックス読みをあまり理解できておらず、単語をローマ字読みしてしまう」
というお子様の発音について、保護者の方から相談が寄せられています。
ローマ字を知っている子供にとって、アルファベットを見てローマ字のルールで読もうとすることは、それほど不自然なことではありません。
ただし、ローマ字の読み方と英語の読み方は同じではありません。
そのため、英単語を読むときには、少しずつ「英語ではこの文字をこんな音で読む」という感覚を身につけていく必要があります。
そこで役立つ学習方法の一つが、文字と英語の音の関係を学ぶフォニックスです。
この記事では、なぜ子供が英単語をローマ字読みしてしまうのか、家庭でどのように対応すればいいのか、発音練習やフォニックスを取り入れる方法について紹介します。
子供が英単語をローマ字読みするのはなぜ?
子供が英単語をローマ字読みしてしまうと、
「英語の覚え方を間違えてしまったのかな?」
と心配になるかもしれません。
しかし、まず知っておきたいのは、アルファベットを見て、自分が知っているルールで読もうとするのは自然なことだということです。
学校などでローマ字を学ぶと、
A、B、Cといったアルファベットの文字と、
「ka=か」
「ta=た」
「me=め」
などの読み方を結びつけて覚えます。
その後に英単語を見れば、
「同じアルファベットなんだから、同じように読めるのでは?」
と考えても不思議ではありません。
ところが、英語には英語の音のルールがあります。
ここに、ローマ字読みとの違いがあります。
ローマ字と英語は「同じアルファベット」でも読み方が違う

ローマ字と英語は、どちらもアルファベットを使います。
そのため、見た目はよく似ています。
しかし、目的が違います。
ローマ字は、日本語の音をアルファベットで表すためのものです。
一方、英語ではアルファベットを使って英語の単語を書いています。
つまり、
アルファベットが同じだから、読み方も同じ
というわけではありません。
ここを子供が理解していないと、英単語を見たときにローマ字の知識を使って読もうとします。
英語を学び始めた子供にとっては、
「今まで知っていたアルファベットの読み方とは違うものが出てきた」
という状態ともいえます。
だからこそ、単に、
「その読み方は違うよ」
と修正するだけではなく、
「英語には英語の音があるんだよ」
と少しずつ教えていくことが大切です。
アルファベットの「名前」と「音」も違う
英語を学び始めた子供が混乱しやすいポイントの一つが、アルファベットには「文字の名前」と、単語の中で使われる「音」があることです。
たとえば、ABCの歌では、それぞれのアルファベットの名前を覚えます。
しかし、実際の英単語を読むときには、文字の名前をそのまま並べて読むわけではありません。
英単語の中では、それぞれの文字がさまざまな音を表します。
この「文字と音の関係」を学ぶ方法の一つがフォニックスです。
ABCを言えるからといって、初めて見る英単語を読めるとは限りません。
反対に、フォニックスを学ぶことで、
「この文字は、単語の中ではこんな音になることがある」
という感覚が少しずつ身についていきます。
ローマ字読みは無理に「間違い」と責めなくてもいい
子供が英単語をローマ字読みしていると、すぐに直したくなるかもしれません。
しかし、
「違う!」
「その読み方じゃない!」
と何度も注意すると、子供自身が英語を読むことに苦手意識を持ってしまう可能性があります。
特に英語を学び始めた段階では、
間違えずに読むこと以上に、英語の音に興味を持つこと
も大切です。
「ローマ字ではそう読むね。でも英語ではこんな音になるよ」
くらいの感覚で、実際の英語の音を聞かせてあげる方がよいでしょう。
英語とローマ字の違いを最初から完璧に説明する必要もありません。
繰り返し英語の音に触れていく中で、
「英語はローマ字とは違うんだ」
と少しずつ理解していけば大丈夫です。
ローマ字読みを直すには「音から覚える」ことが大切

「日本人の発音の問題」と聞くと、
英単語を見るたびにローマ字読みしてしまう場合は、文字だけを見て覚えるのではなく、音と一緒に覚える習慣をつけてみましょう。
たとえば、新しい単語を覚えるときに、
単語を見る
↓
意味を確認する
だけで終わるのではなく、
単語を見る
↓
実際の音声を聞く
↓
真似して発音する
↓
もう一度文字を見る
という流れにします。
英語の文字と英語の音をセットで覚えていくイメージです。
この経験を増やしていくことで、
「アルファベットを見る=ローマ字で読む」
という状態から、
「英語の単語なら、英語の音で読んでみる」
という状態へ少しずつ変えていきます。
フォニックスはローマ字読みの改善にも役立つ?
子供が英語を読めるようになるための学習方法として、よく使われるのがフォニックスです。
フォニックスでは、英語の文字と音の関係を学びます。
たとえば、
「この文字は、こういう音を表すことがある」
という基本的な関係を知り、それを組み合わせて単語を読む練習をしていきます。
ローマ字読みをしてしまう子供にとって、
「英語には英語の読み方がある」
ことを理解するきっかけにもなります。
実際にワールドトークでも、フォニックスのレッスンを受けたお子様について、
「分かりやすく、英語が読めるようになって嬉しそうでした」
という公開のお客様の声があります。
ただし、フォニックスを覚えれば、すべての英単語を必ず読めるようになるというわけではありません。
英語には、基本的なルールだけでは読めない単語もあります。
まずは、
英語の文字と音には一定の関係がある
ということを知るための学習方法として取り入れるとよいでしょう。
子供のローマ字読みを改善する5つの方法
ここからは、家庭でも取り入れやすい方法を紹介します。
1.英単語を見たら音声も一緒に聞く
最も簡単なのは、新しい英単語を覚えるときに音声も一緒に聞くことです。
単語帳や教材を見るだけではなく、音声がある場合は必ず聞いてみましょう。
そして、子供にも一度真似してもらいます。
大切なのは、
スペルを見て自分なりに読む前に、実際の英語を聞く機会を増やすこと
です。
最初に正しい音のイメージが入れば、ローマ字読みになることを防ぎやすくなります。
2.親が「正しい発音を教えよう」としすぎない
「私の発音が悪かったら、子供に間違った英語を教えてしまうのでは?」
と心配する保護者の方もいると思います。
無理に保護者自身がお手本になる必要はありません。
音声教材などを使って、
「一緒に聞いてみよう」
「先生はどう言っているかな?」
と確認すれば大丈夫です。
保護者の役割は、必ずしも正しい発音を教えることではありません。
英語の音に触れる環境を作ることも十分なサポートになります。
3.短い単語からフォニックスに触れる
最初から大量のフォニックスルールを覚えさせる必要はありません。
短い単語や簡単な音から始めます。
一つの音を覚えて、
その音が入った単語を読む。
できたら次の音へ進む。
というように、少しずつ積み上げていきましょう。
「今日はこれを全部覚えよう」
と勉強にしてしまうより、
「この文字、どんな音かな?」
くらいの感覚で始める方が、子供も取り組みやすくなります。
4.ゲームや歌を使って楽しく練習する
子供の英語学習では、「続けられること」も大切です。
フォニックスだからといって、机に向かって文字だけを勉強する必要はありません。
実際にワールドトークのお客様からも、フォニックスについて、
歌、数、ゲームなどを25分のレッスンに取り入れることで、子供が飽きずに楽しんでいた
という公開の声があります。
また別の公開のお客様の声でも、間違えた発音を繰り返し練習しながら、ゲームも交えたことで楽しくレッスンできたという感想があります。
子供の場合、
「発音を直す時間」
と考えるより、
「英語の音で遊ぶ時間」
くらいの方が続けやすいこともあります。
5.読めたらしっかり認める
英単語を自分で読めるようになることは、子供にとって大きな成功体験になります。
最初は一つの音でも構いません。
「今、英語の音で読めたね」
「前より分かるようになったね」
と、できるようになったことを伝えてあげましょう。
実際のお客様の声でも、フォニックスを学び、英語が読めるようになったことで嬉しそうだったというお子様の様子が紹介されています。
発音学習は、間違いを探すだけではありません。
「読めた」「言えた」を増やしていくことも大切です。
「何度直してもローマ字読みになる」ときは?
英語の音を教えているのに、またローマ字読みへ戻ってしまうこともあります。
これは珍しいことではありません。
子供にとって、すでに身についているローマ字のルールの方が使いやすければ、無意識にそちらを使ってしまいます。
そんなときは、一度に全部を直そうとしないことです。
たとえば、一つの単語を間違えたら、
実際の音を聞く
↓
一緒に真似する
↓
もう一度読む
というだけでも構いません。
また同じ単語をローマ字読みしたら、もう一度音を確認します。
何度も繰り返していく中で、少しずつ英語の音を覚えていきます。
実際に「ローマ字読み」に悩んでいる保護者もいる
ワールドトークには、実際に次のような相談が寄せられています。
中学生のお子様について、
「フォニックス読みをあまり理解できておらず、単語をローマ字読みしてしまい、よく間違っている」
という内容です。
さらに、単語の読み方や発音も教えてほしいという希望がありました。
そして、保護者自身とは恥ずかしがって練習したがらないという事情も書かれていました。
このケースからも分かるように、
「家で親が教えればいい」だけでは解決しないことがあります。
子供によっては、
「親とは英語をやりたくない」
「間違いを指摘されると恥ずかしい」
ということもあります。
そんな場合には、学校や英語の先生など、家庭以外の人と練習する方法もあります。
親が英語を話せなくても、子供の発音学習はできる?

「私は英語が苦手なので、発音を教えられません」
と心配する必要はありません。
家庭でできることは、発音を直接教えることだけではないからです。
たとえば、
- 英語の音声を一緒に聞く
- 英語の歌を聞く
- 英語の動画を見る
- 子供が読めたら褒める
- フォニックス教材を一緒に使う
- 分からない発音は先生に聞く
といったサポートができます。
保護者自身が発音の先生になる必要はありません。
むしろ、
「お母さん・お父さんも分からないから、一緒に聞いてみよう」
でも十分です。
分からない英語は音声や講師に任せて、家庭では楽しく続けられる環境を作る。
そう考えると、保護者の負担も軽くなります。
子供の発音を直すときに気をつけたいこと
発音を良くしたいという気持ちが強いほど、間違いが気になってしまいます。
しかし、子供の場合は特に、
発音を直すことによって、英語を話すこと自体が嫌にならないようにする
ことも大切です。
間違えるたびに止めない
英文を一生懸命読んでいる途中で、毎回発音を止めてしまうと、読むこと自体が楽しくなくなる場合があります。
今日はこの音だけ。
今回は最後まで読んでから一つだけ。
など、修正するポイントを絞る方法もあります。
完璧な発音を求めすぎない
子供の発音学習のゴールを、
「ネイティブと同じ発音にする」
だけにする必要はありません。
まずは英語の音に慣れて、自分から声に出してみることが大切です。
英語を読みたい。
もっと言ってみたい。
と思える気持ちを大事にしましょう。
子供に合った方法を探す
文字を見るのが好きな子。
歌が好きな子。
ゲームが好きな子。
絵本が好きな子。
子供によって、英語に興味を持つきっかけは違います。
実際にワールドトークでも、歌やゲームなどを交えながらフォニックスを学んでいるお子様がいます。
一つの学習方法にこだわらず、子供が楽しめる形を探してみましょう。
フォニックスを学べば、ローマ字読みは完全になくなる?
フォニックスを学ぶことは、英語の文字と音の関係を理解するうえで役立ちます。
しかし、
フォニックスを覚えれば、すべての英単語を完璧に読める
というわけではありません。
英語には、基本的なフォニックスのルールだけでは読みにくい単語もあります。
そのため、
フォニックスを学ぶ
↓
実際の音声も聞く
↓
分からない単語は確認する
という組み合わせが大切です。
フォニックスを「英語を読むための万能なルール」と考えるのではなく、
初めて見る英単語を読むための手がかりの一つ
と考えるとよいでしょう。
フォニックスとローマ字読みの違いについては、別の記事でも詳しく紹介します。

日本人講師から子供の発音を習うメリット
子供が英語の音を理解できず困っている場合、日本人講師から学ぶ方法もあります。
日本人講師なら、
「ローマ字ではこう読むけれど、英語ではこの音だよ」
と日本語で説明できます。
また、子供自身が、
「なんでこう読むの?」
「この音が言えない」
と感じたときにも、日本語で質問できます。
特に英語を始めたばかりの子供の場合、英語だけで発音の仕組みまで理解するのは難しいことがあります。
そんなときは、
説明は日本語
練習は英語
という使い分けもできます。
さらに、保護者が英語の発音に自信がない場合でも、発音そのものは講師に任せられます。
家庭では、
「今日何を覚えたの?」
「この単語読めるようになったね」
と応援する。
そんな役割分担もできます。

子供のローマ字読みについてよくある質問
Q.ローマ字読みをしていたら、すぐに直した方がいいですか?
ローマ字読みをしたからといって、強く注意する必要はありません。
「英語では違う音になるよ」と実際の音を聞かせながら、少しずつ英語の読み方に慣れていきましょう。
特に英語を始めたばかりの時期は、間違いを怖がらずに声に出すことも大切です。
Q.フォニックスは何歳から始めるのがおすすめですか?
フォニックスにはさまざまな学び方があり、子供の年齢や英語経験によって進め方も異なります。
年齢だけで一律に決めるより、アルファベットや英語の音への興味に合わせて取り入れてみるとよいでしょう。
幼い子供なら、歌やゲームなどを使って音に親しむ方法もあります。
Q.ABCが言えるのに英単語を読めないのはおかしいですか?
ABCを言えることと、英単語を読めることは同じではありません。
ABCではアルファベットの名前を覚えますが、英単語を読むには文字と音の関係も知る必要があります。
フォニックスは、その関係を学ぶ方法の一つです。
Q.親の発音が悪いと子供にも影響しますか?
保護者自身がすべての英語を正しく発音して教える必要はありません。
音声教材などを使って、一緒に正しい音を確認できます。
「教えなければ」と考えるより、英語の音に楽しく触れる機会を作ることから始めてみましょう。
Q.子供の発音やローマ字読みを直すならワールドトークはおすすめですか?
ワールドトークには、子供向けの発音やフォニックスを指導している日本人講師が在籍しています。
実際に、フォニックスを学んで英語を読めるようになり嬉しそうだったというお客様の声や、歌・ゲームなどを組み合わせたフォニックスレッスンを楽しんでいるお子様の声も寄せられています。
日本人講師なので、
「どうしてこう読むの?」
「この音が分からない」
という子供の疑問にも、日本語を使いながら説明できます。
親子だけで練習するのが難しい場合や、保護者自身が発音を教えることに不安がある場合にも利用しやすいオンライン英会話です。
ローマ字読みは「英語ができない」のではなく、まだ英語の音を知らないだけ
子供が英単語をローマ字読みしていると、
「このままで大丈夫かな?」
と心配になるかもしれません。
でも、ローマ字のルールを知っている子供が、その知識を使って英語を読もうとすること自体は不思議なことではありません。
必要なのは、
「違う!」と否定することではなく、英語には別の音があることを少しずつ知ってもらうこと。
英語の音を聞く。
↓
真似してみる。
↓
文字と音を結びつける。
↓
少しずつ自分で読んでみる。
この経験を積み重ねていきます。
フォニックスを取り入れてもいいですし、歌やゲーム、絵本などから英語の音に触れても構いません。
大切なのは、子供が、
「読めた!」
「言えた!」
と思える経験を増やしていくことです。
ワールドトークでは、子供向けの発音やフォニックスを得意とする日本人講師からオンラインでレッスンを受けることができます。
「英単語をいつもローマ字で読んでしまう」
「親が教えようとすると嫌がってしまう」
「フォニックスをどう教えればいいか分からない」
という場合は、子供の現在の英語レベルを講師に見てもらい、どんな音から練習するとよいのかを相談することから始めてみてください。
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