「酸っぱい」「甘い」「苦い」「辛い」と続けてきた味覚シリーズも、いよいよ今回がラスト!
これまでの記事で、英語には意外にも味覚を表現する言葉が豊富だと感じた方も多いのではないでしょうか?
さて今回は、おせんべいやポテトチップスでおなじみの「しょっぱい」をテーマに、ネイティブが使う英語表現を紹介します。
基本の「しょっぱい」:salty
この記事のタイトルになっている通り、「しょっぱい」で思う浮かぶのは、salt (塩)に y をつけた、salty でしょうか。
These pretzels are really salty!
このプレッツェル、すごくしょっぱい!
This soup is a little too salty for me.
このスープ、私にはちょっと塩辛すぎる。
実はsalty、味覚だけでなく「不機嫌」「怒りっぽい」というスラングでも使われます。
He’s so salty about losing the game.
彼は試合に負けてむっとしてる。
その他の「しょっぱい」表現
ここからは美味しさを強調する「しょっぱい」表現を見ていきます。
① briny
「(海水をわずかに含んだように)しょっぱい」という意味の briny (ブライニー)。魚介類の味を表現するときにおすすめです。
The oysters have a fresh, briny taste.
この牡蠣は新鮮で海水のような味がする。
② savory
savory (セイボリー)ってなんだ?と思うかもしれませんが、日本食の味はほとんど savoryです!
照り焼きや肉じゃがなど、甘じょっぱい味をsavoryで覚えておいてください。
ちなみに、お好み焼きは英語で(もちろん様々な呼び方はありますが)Japanese savory pancake です。
③ umami
こちらは sushi や matcha のように日本語がそのまま英語になったものです。出汁のうま味について伝えるときは、umami (ウマ〜ミ)です。
This broth is full of umami.
このスープは旨味がたっぷり。
比較的、最近生まれた単語です。ときどき、What is umami?と通じないときもあるくらい、世の中に浸透中の言葉です。
最後に
味覚シリーズ、全5回いかがでしたか?
今日紹介した“salty”“briny”“savory”の中で、一番使ってみたいのはどれですか?
次回からは 味覚以外の表現シリーズ も企画中。お楽しみに!

\ ワールドトークでYuri先生のレッスンを受けられます! /