さあ、今回からいよいよ名詞と冠詞に入っていきます!
初回は名詞の種類についてみていきますよ。
ではこちらの表を見て確認してみましょう

英語の名詞を考えるときに、日本語との大きな違いに、可算名詞と不可算名詞があります。
つまりその名詞が「数えられるか、られないか」です.
例えば「私は犬を飼っています」というときも、英語だと a dog か dogsのどちらか2択で、dogだけはありえません。
犬という動物は、個体がはっきりしていて、一匹、二匹と数えられますね。つまり「可算名詞」です。その場合はさらに、単体か複数かを示す必要があるんです。
それを無視してI have dogと言えば、それは個体としての犬ではないということで、恐ろしいことになります😨
I have a chicken. は「私は(一羽の)鶏🐓を飼っています」ですよね?
では、I have chickenならどうでしょう?
「もう一羽の形をしていない」ということになり、切り身になってる、つまり鶏肉🍗のことだとわかります。
どうして I have dog. って言っちゃダメか、お分かりいただけたかと思います😅
そういえば、いま鶏のことを「一匹」と書いて「一羽」に訂正したんですけど、日本語って英語みたいに、単数複数にはこだわらないですが、その個体がどのような形状かには厳しいですよね〜。
同じ動物でも、羽があれば一匹ではなく一羽。さらに、大きくなれば一頭、とか。
また紙のような形状だと一枚、棒状なら一本、と挙げたらキリがありませんが、言語によってこだわりが違うんですね。
話が逸れましたが、まずは押さえておいていただきたいポイントは、英語の名詞は可算と不可算名詞で意識されていて、可算名詞だと必ず単数か複数かも伝える必要がある、ということです。
可算名詞の代表、普通名詞
1つ、1個、1人(繰り返しますが、日本語ってややこしい😆)の形が決まっている名詞が可算名詞です。
いま、あなたの身の回りにあるもので形があるものを挙げてみてください。日本語でいいですよ。
パソコン、携帯、マグカップ、本、窓、机、ペン立て
これは私の場合ですが、ほとんどのものが形がハッキリしていますね。
なので、これらはすべて可算名詞です。
ということは、英語の場合は単数複数も伝えないといけないので、これらの名詞の前に、a を付けます。本は複数あるので、booksと後ろにsを付けます。
ということは、身の回りにあるモノのほとんどが普通名詞ということになりますね。
1つの形が決まっているので、単数か複数かがすぐに判断できるものの総称が「普通名詞」です。
そんな普通名詞の中に、ちょっと変わった数え方をする名詞があります。
「2つで1つ」の用途を果たす名詞です。
例えば、靴👞とかソックス🧦などがそうですね。
あと、これらのように離れてなくてもメガネ(レンズが2つ)とかズボン(足を入れるところが2つ)なども2つで1つとみなされて複数形が基本です。
shoes, socks, glasses(発音しやすいように間にeが入ります)のようになりますが、もしこれらを単数で言ってしまうと、片方だけの靴、靴下って意味になり、メガネはコップの意味になってしまいます。
でもありますよね? 靴下なんて、よく片方だけ見つからないとき。
そんなときはもちろん、I can’t find a sock 靴なら a shoe って言います。
ちなみに「靴屋」さんの英語は「shoe shop」です。そして、私たちが大好きな「シュークリーム」は、そのまま言うと、「靴用のクリーム」と勘違いされて、「なんでそんなものが好物なの?」と不思議な顔をされます😅
また話が逸れましたが、普通は2つで1つのこれらの名詞は、数えるときにちょっと注意が必要です。
単に前にaを付けるのではなく。a pair of「ひと組の」にすることによって、区別します。
2組だと、two pairs of shoes のように、pair(組)のところが複数形になることに注意してくださいね。
では、最後の練習してみましょう!
私は3足千円の靴下を買いました
I bought 3 pairs of socks for 1000 yen.
では、長くなったので今回はここまで!
お疲れさまでした〜🤗

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