未定って、to be decided/to be determinedどっちでもいいの？

まだ予定が決まっていないことを「未定」といいますが英語では様々な表現方法が登場します。この記事では例文と共に場面にあった使い方についてご紹介いたします。

どのような表現を見かけても、また耳にしても理解できるようにしましょう！

undecidedはよく使われる！

未定を言いたい時はundecidedがよく使われます。注意しないといけないのは「未決定の」という形容詞であること。be動詞が必要になることがポイントです。

・電車の運転再開は未定との放送がありました。
　There was an announcement that it was undecided when train operations would resume.

否定文でシンプルに

「未定」を表す単語がわからずとも、否定文にすることで簡単に表現することができます。例えば、sure（確信する）やfix（決定する）とnotを組み合わせるだけで簡単に未定を表現することができます。

・私の明日の予定は未定です。
　My schedule for tomorrow is not fixed.

・この商品の再入荷は未定です。
　I’m not sure that when will it be arrived.

定番の２つの表現

「未定」の表現には決まったフレーズが２つあります。一塊でぜひ覚えてくださいね。

to be decided – TBD

ビジネスメールで見かけることが多いTBDはto be decided略です。現時点では決まっておらず、この先将来で決まることに対して用いられます。

・開始時間：未定
　Start time: TBD

似たような表現に、TBA (to be announced）とTBC (to be confirmed)があります。TBAは決定事項をまだ好評していない状態で用いられ、TBCは決まりつつあるが、まだ断言できない状態に使われます。詳しく知りたい方はぜひ下記ページも確認してみてくださいね。

not yet decided/determined

こちらも覚えておきたい「未定」の表現です。decideもdetermineも「決める」という意味で訳されるので日本人では混乱する方が多い単語。decideは迷いながらも「とりあえずでこっちにする」というニュアンスがあります。なので、口語的に「まだ決まってないんだ」と言いたい時は下記でご紹介している例文のようにdecidedを使ってみましょう。

・昨日集合場所は未定と聞いていましたが、もう決まりましたか？
　I heard yesterday that the meeting place was undecided, but has it been decided yet?

対して、determineはきっちり決定する、確定するというニュアンス。ビジネスの現場での決定にはdetermineがよく使われます。実はネイティブはこの二つの単語を明確に分けているので混同することはないそう。大事な契約ごとのメールなどでdetermineをしっかり選択できるようにしましょう！

・発送方法は未定なので決まり次第追ってご連絡いたします。
　The shipping method has not yet been determined, so we will contact you as soon as it is decided.

・未定だった詳細についてはこの資料に書かれています。
　Details that had not been determined are included in this document.

・プロジェクトの詳細は未定だということを部下に伝えた。
　I informed my subordinates that the details of the project were yet to be determined.