前回からいよいよ本格的に、分詞構文の作り方を勉強しました。
基本パターンを学んだところで、今回はさまざまなパターンの分詞構文にトライしていきましょう!
ではさっそくテキストを見てみましょう😊

主語が違うパターン
まずは接続詞でつながった2つの文章の主語が違う場合です。
この例にあるように、気候や温度などのItは日常会話でもよく登場しますから「お天気が〜だから、自分は〜だ」のような文章を1つ暗記しておいてもいいですね。
As it was vey hot, I couldn’t sleep.= It being very hot, I couldn’t sleep.
とても暑かったので、私は寝れなかった。
このようにSのitが残って、次に現在分詞が続くのがポイントです。
慣れるまでまず5回ほど声に出して言ってみてください。
その後、hotを「寒い」に変えて、sleepを「外出する」にそれぞれ変更してみて下さい。
とても寒かったので、外出できなかった。(今朝の私です🥶)
It being very cold, I couldn’t go out.
こんなふうに、ちょっとずつ変えて言えるか練習してみるのがオススメです。
できれば現実の内容だとさらにいいですね。感情が込めて言えると記憶に残ります。
時制が違うパターン
次は時制が違う場合です。
これまで不定詞や動名詞でも、メイン文章の時制とズレる場合は「have+過去分詞」が登場しましたね。
分詞構文も同じです。
As Ann finished her homework, she has nothing to do.
接続詞のついている方の文章、つまり副詞のカタマリは過去時制、後ろのメインの文章は現在形ですね。
ただし、主語はどちらもAnnのことなので、Sは省略できます。
接続詞とSを略してFinishing から始めてしまうと、時制はメインと同じ現在のことになってしまいます。
そこでHaving finishedにすると「すでに終えているので」となります。
Having finished her homework, Ann has nothing to do.
主語のAnnはメインの文章に移りますよ。
Sheは代名詞なので、Annが再び登場したときだけ繰り返さなくていいように使われるだけですから。
この文章も5回繰り返して音読してみましょう。
それができたら、今度は主語を私に、homeworkを仕事に変えて言ってみましょう!
Having finished my work, I have nothing to do.
言えましたね?
主語も時制も違うパターン
最後は両方とも違うパターンなので、これまでのパターンを足し算ですね。
As the last train had gone, I had to walk home.
最終電車はすでに行ってしまっていたので、私は歩いて帰宅しないといけなかった。
ちょっとややこしい内容ですいません。
どちらの文章もhadが来ていますが、had+過去分詞=大過去なので、こちらの時制が先に起こっている内容で、メインの文章はhad to=have toの過去なので、単純過去です。
接続詞のasは省略されますが、主語のthe last trainは後ろのI(私)と違うので、そのまま残ります。
had goneをhaving goneにするのは、あまり考える必要ないですね。
The last train having gone, I had to walk home.
この文章も5回繰り返して音読してみてください。
そしてtrainをバスに、walk homeを「タクシーを呼ぶ」に変えて言ってみてください。
The last bus having gone, I had to call a taxi.
言えましたか?
はい、では今日はここまで!
お疲れ様でした😊

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