動名詞の働きと特徴を学んだところで、ここまでの内容をエクササイズで確認してみましょう!

1.ジムの仕事は車を売ることです。 Jim’s work is selling cars.
*to sell も文法的には正しいのですが「車を売ること」がジムの仕事ということは、それを日々繰り返しているわけですね。そのイメージはまさにingです。
2.彼らはお互いに話をして楽しんだ。 They enjoyed talking to each other.
*enjoyは後ろに動名詞をとる動詞でしたね。
3.クリスは何も言わずに出て行った。 Chris went out without saying a word.
*withoutは「〜なしで」という意味の前置詞です。前置詞の後ろには動名詞でしたね。
4.またあなたに会えるのを楽しみにしています。I am looking forward to seeing you again.
*このtoは前置詞のtoで、後ろには動名詞がきます。楽しみにしてることは、何度もぐるぐる考えますよね。そのイメージにも動名詞がぴったりなんです。
5.明日、私に電話するのを忘れないでね。 Don’t forget to call me tomorrow.
*記憶系の動詞は未来なら不定詞、過去なら動名詞と使い分けますが、この場合は未来のことを言ってるので、不定詞の出番です。
ここまで動名詞の基本編、すべて理解できましたか?
では、ここから動名詞の応用編に進んでいきますよ〜😊

この3つの内容が理解できれば、もうあなたは動名詞を自由に使えるようになります。
動名詞の主語
動名詞の前に、名詞の所有格あるいは目的格を持ってくると、その名詞が動名詞の主語になるという、とっても便利なルール、使わない手はありません。
Do you mind my/me opening the door? で、私がドアを開けることを気にしませんか? つまり、ドアを開けても構いませんか?と相手に確認をとっています。
I don’t mind your/you opening the door. (あなたがドアを開けることを気にしません=開けても構いませんよ)
ちなみにmindで聞かれたら、no! がOKということになります。yes!って言ったら、気にします!ってことで「してほしくない」の意味になりますからね。ご注意を😅
動名詞の過去
不定詞でもありましたね。to have+過去分詞の形で、メインの動詞よりも時制が前になるルール。
動名詞でもやっぱりhaveが活躍します。動名詞なので、having+過去分詞になります。
I’m proud of working with you. だと、私は誇りに思います/あなたと働いていることを
I’m proud of having worked with you. だと、私は誇りに思います/あなたと働いたことを
動名詞の否定
動名詞は名詞の働きだけなので、不定詞に比べてとってもシンプルですね。
notを前につけるだけ!これで「〜すること」から「〜しないこと」になります。
不定詞だって、名詞の不定詞なら、not to 〜と、notをつけるだけですけど😅
I miss being busy. (忙しいかった頃が懐かしいです=今は忙しくない)
I miss not being busy. (忙しくなかった頃が懐かしいです=今は忙しい)
こんなふうに、missの場合は「〜を懐かしく思う」という意味なので、〜ingのままで過去の意味に取れます。まさに過去志向の動名詞の特徴そのものですね。
以上、これですべてです。次回はいよいよ最後のエクササイズです!お疲れ様でした〜👋

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