さあ、名詞、形容詞、と来て今回は最後の不定詞「副詞」になります。
これですべての不定詞をマスターしたことになりますね。
もう一踏ん張り、頑張りましょう!

まずは副詞の復習から😊
副詞の働きは、「名詞以外の品詞」や「文全体」を修飾すること!でしたね。
名詞を担当するのは形容詞ですから、副詞はそれ以外のすべてを請け負います。
まずはこの7パターンの文章を1つ1つ音読してみてください。
それぞれの文章には、四角で囲まれた部分がありますね。
そのがtoから始まる不定詞になっているのがわかりますか?
その部分を飛ばしても、その文章の意味がわかる、ということならそれは「副詞」のカタマリということになります。
なぜなら副詞というのは、文の主要素ではなく追加情報だからですね。
どんな情報が追加されたのかを細かく分類するとこの四角の中にあるように①〜⑦の内容になりますよ〜ってことです。
その動作に向かっていくイメージ:副詞の不定詞
①の「〜するために」は不定詞の王道?ですね。
とにかく、to+動詞をみるとすぐ「〜するために」って訳してしまう、というか他の訳し方もあるの?ってもしかして思っていませんか?
ちなみに、「〜するため」で②や③の文章を訳そうとすると、ちょっと意味がわからなくなりますね。
このように「〜するため」だけで覚えておくと意味が「アレ?ちょっとわかりにくい」と思うことが、英語を学べば学ぶほど増えていくはずです。
名詞や形容詞のときと違って、副詞はバラエティに富みますからね〜。
なので、この際またtoの原点に戻って考えてみましょう。
これまで何度も出てきましたが、toの根っこの意味は1つ「矢印→」で向かっていくイメージでしたね。例:I go to the park. のように、場所ならモロにそこに向かいます。
でもここでは、toはとなりは動詞です。なので、向かう方向は「動詞の動き、あるいは状況」だと思ってください。
それだけでOK! あとは自然な日本語になるように調節するだけです。
①私は一生懸命働いた。「家族を養う」ということに向かって。
②私は幸せです。「あなたに会う」ということに向かって。
③彼は狂ってるに違いない。「そんなことを言う」ことに向かうなんて。
④彼女は成長した。「女優になる」という方向に向かって。
ここまで全てtoを「向かって」と訳すことで行けましたね。
⑤はイディオムですが、これも「彼は十分親切だ、お年寄りを助けることに向かうほど」で意味が分かります。
too ~ to構文も、例文はありませんが、It’s too hot to go out. としましょう!
暑すぎる、「外出する」に向かうには!→暑すぎて外出できない!の意味です。
⑥の条件は文頭に来ていますが、これも「彼女のスピーチを聞くこと」に向かうと、→もし彼女のスピーチを聞くと、の意味になりますね。
⑦その川は危険だ「泳ぐこと」に向かうには →「泳ぐには危険」ということですね。
7つも意味があって大変!と思う人は、このイメージを身につけてさえすれば、1つのコアイメージで十分です。
繰り返しますがそれは、toの向かっていくイメージです。
おめでとうざいます!これで不定詞がものにできました~。あとは実戦のみ!😆

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