前回の「名詞の不定詞」に続いて、今回は「形容詞の不定詞」です。
さて、さっそくテキストを見てみましょう!

「〜するための⭕️⭕️」と名詞を説明する形容詞の不定詞
形容詞の働きはズバリ、「名詞」の修飾でしたね。
「劇団⭐️品詞」では、名詞が役者で、形容詞はメイクさん、あるいは衣装係といってもいいかもしれません。とにかく名詞なしでは形容詞は登場しません。
名詞を説明する形容詞が、名詞と離れているとメイクできませんよね?
なので、形容詞はいつも名詞の前後に来ます。
基本は「1語の形容詞だと前」「2語以上になると後ろ」です。
[to + 動詞の原形]である不定詞は、最低でも2語の単語から成り立っているので、位置は必然的に名詞の後ろに来ます。
[friends] + (to help me)で、友達は友達でも(私を助けてくれる)[友達] となります。
では、2つめの例文の意味はどうなりますか?
I have something だと、[私は持ってます/何かを] まだ情報不足で聞いてる人は、当然「どんな何か?」の説明を期待します。
そこで、to 不定詞が続くわけです。
それは、to do at home today. [すること/家で/今日]=今日家でやること
これで納得するわけです。つまり野暮用があるってことですね。
気が乗らないお誘いには、このセリフでやんわりと断ることができます😁
あ、でもその場合は「Sorry but/Thanks but」と前につけることを忘れずに!
もし、その人にまた誘われたい場合に限りますが。
そして3つめの例文は、どうなりますか?
We have a plan で、私たちは計画があります。
この計画の中身を説明すると [to take a trip to Sydney]=[旅行すること/シドニーへ]ということでハッキリしました。
なるほど、いいですね〜!私の住んでいるメルボルンからシドニーは飛行機で1時間20分、ちょうど東京と実家の広島の距離です。たまには行きたいですね😉
さて、ここまで完璧ですか?
「形容詞の不定詞」のちょっと難しいところ
そうなんです、ちょっと注意するところがあるので押さえておきましょう。
I have no house ここまで訳すと「私は家がない」ですね?
どんな?という説明が不定詞を使って続くわけですが、「住むための」と考えると「to live」で良さそうな気がします。
ところが、I have no house to live. だとXです。なんで?と思ったら、「私はこの家に住んでいます」を英語で言ってみてください。
I live in this house. ですね。I live this house とは言えません。
「この家(の中)に住む」わけで 「この家を住む」の違いです。
なので、(その中に)住むための家=house to live in のinは省略できません。
その下の説明、This is a pencil to write with も、a chair to sit on も理解できましたか?
ではここで練習してみましょう!
何か書くものをください!とお願いしたいとき、次の2つの文章を比べて、その違いを言えますか?
A. Give me something to write with!
B. Give me something to write on!
この違いは……
A.の方は、write withで、それを持って書くもの、なのでペン✒️や鉛筆✏️をお願いしています。
それに対してBは、write onで、その上に書くもの、ということは紙類📃ですね。
では、最後にもう一問だけ!一番最初に出てきた文章をもう一回見直してからトライしてください。
私はカラオケに一緒に行く友達をたくさん持っています。
さあ、言ってみましょう!
I have many friends to go KARAOKE with.
withを言えたら完璧です👌 お疲れさまでした!

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