いよいよ不定詞に入っていきますよ〜!
不定詞と言えば、to +動詞の原形・・・・V の前に to がつくことで「もう動詞じゃないよ!動詞以外のカタマリに変わったよ!」の合図。
ではどんなカタマリ? それは [名詞] (形容詞) 〈副詞〉の3つのカタマリです。
3つのどれかは、やはりその語順を見るまで「不定」なんですね〜。
だから「不定詞」😆
3つも可能性があるので「to 動詞の原形」が英語にしょっちゅう登場するのも無理はありません。
ここでしっかりそれぞれの違いを把握して、その正体がすぐに分かるようになると、苦手意識が一気になくなるどころか、英語の理解がグンと進むこと間違えありません😉
では、さっそく名詞の不定詞から見ていきましょう!

名詞の不定詞:〜すること
名詞といえば、劇団「品詞」の役者たちでしたね。なんのこと?思った方、この講座のPart1を復習してみてください😅
名詞がなれるのは、S V O Cの中で、V以外のすべて、つまりSOCです。Sの主人公(主語)、Oの相手役(目的語)そして、CとしてSの正体を説明(補語)です。
では、そこにto Vのカタマリが来たら? この不定詞は名詞の働きをしているってことになります。
S:He is wrong なら?「彼は間違っている」ですね。その[He]の場所が[To tell lies]になっていますから、これは {ウソをつくこと}は間違っている の意味ですね。
このままでももちろん、正しい英語ですよ。
ただ、Sにしては頭デッカチだなぁ、と思ったら、ここにあるように、仮の主語 It を使って、It is wrong と先に「それは間違っている」と結論を言ってから、後に不定詞を置くことも可能です。
というか、こちらの方がよく使われているかもしれません。
Itは、時間や天気とか、誰もが共有する事実だったらいきなり使われますが、そうじゃないのに、それ!って言われると、聞いてる人は「え、何?」と思いますよね。
ということは、確実に「この後、すぐに内容を話すから」ってことなんですね。
ということでここでは、it=to tell lies ということになります。
同じ名詞なのでこれができます。ということは、前のパートでやった名詞節を作るthatもよくこの形をとります。
It is wrong that children tell lies. のように!
=That children tell lies is wrong. だとさらに頭デッカチな文章になりますね。
このように、Itの仮主語を使うと、長〜いSを避けられるというメリットだけじゃなくて、不定詞の主語を入れることも可能です。
上の重要事項に書いてあるように、It is 形容詞 for 誰々(不定詞のS)+不定詞 の公式です。
O:次は目的語のところに不定詞が来た場合。
I like chocolate. のチョコレートのところに、to V が来たら?
やはり名詞ですね→ 私は好きです「〜すること」が。のように、好きな内容が動作を含んでいることになります。
例文を訳すと、彼女は好きです/「新聞を読むこと」が。
ちなみに、物質名詞のpaper(紙)は複数形にならないので、Sがついているということは、Newspapersの省略形だということがわかります。
あなたの好きなこと、ここで3つ言ってみましょう!😊
C:最後に補語です。補語と言えば、She is a teacher. のように、主語の説明で、S=Cの関係が成り立つんでしたね。
この例文だと、My hobby is と、私の趣味は〜と言った後に不定詞が来ていますから、「私の趣味」=「古いコインを集めること」という意味ですね。
では、自分の趣味を不定詞を使って言ってみましょう!😉
ということで、SOCの3つのどこかに不定詞が来ていたら、それは名詞の不定詞です。訳すときは「Vすること」とすると名詞っぽくなりますね。
はい、ということでまずは名詞の不定詞はこれで完了です☑️
お疲れさまでした〜!

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