英検2級の長文では、あなたが、出てくるすべての単語を知っているとは限りませんね。
知らない単語が出てくるたびに辞書を引いたり、読む手を止めたりすると、文章全体の流れをつかみにくくなります。
大切なのは、前後の情報から意味を推測し、必要な語に時間をかけることです。
1. 知らない単語が重要か見極める
まず、その単語が文章の理解や設問の答えに必要かを考えます。一度だけ出てくる細かな説明の語で、文全体の意味が分かるなら、いったん読み進めても問題ありません。
一方、何度も繰り返される語や、段落の中心にある語は重要な可能性があります。設問にも関係している場合は、前後の文を丁寧に読み、意味を推測しましょう。
2. 前後の説明を手がかりにする
未知語の前後に、意味を説明する表現や具体例があることがあります。
たとえば、次の文を考えてみましょう。
The road was blocked, so cars could not pass through it.
blocked を知らなくても、「車が通れなかった」という後半の説明から、「ふさがれていた」「通行できない状態だった」と推測できます。
また、such as の後に具体例が続く場合は、例から前の語の意味を考えられます。言い換えを示す or や that is なども、手がかりになることがあります。
3. 接続語から関係を考える
接続語は、未知語の意味を推測する助けになります。
- but や however:前後が対比される
- because:後ろに理由が続く
- so や therefore:前の内容から結果が導かれる
- for example:後ろに具体例が続く
たとえば、未知語の後に but があり、その後に反対の意味の説明が続くなら、未知語の意味も対比から推測できるかもしれません。接続語を見つけたら、前後の文がどうつながっているかを考えましょう。
4. 品詞や文の形を手がかりにする
文の中で未知語がどの役割をしているかを考えるのも有効です。冠詞の後にある語なら名詞、名詞の前にある語なら形容詞、助動詞の後にある語なら動詞の原形である可能性があります。
品詞が分かるだけでも、意味の候補を絞り込めます。ただし、文法だけで正確な意味が決まるとは限らないため、前後の内容と合わせて考えてください。
5. 推測した意味にこだわりすぎない
推測が完全に正しい必要はありません。長文読解では、設問に答えるために必要な大まかな意味が分かれば十分な場合もあります。推測した語に何分もかけず、文章の要点を読む時間も確保しましょう。
練習では、未知語に印をつけ、まず辞書を使わずに前後の文を読みます。その後、自分の推測と実際の意味を比べ、どの手がかりが役立ったかを確認します。こうすると、語彙だけでなく推測の力も鍛えられます。
今回のポイントは、未知語の前後にある説明・具体例・接続語・文の形を手がかりにすることです。分からない語に出会ってもすぐ止まらず、重要度を見極めながら読み進めましょう。
次回は、長文の主題と筆者の意見をつかむ方法を学びます。
\ ワールドトークでマリリン先生のレッスンを受けられます! /










