さて全文型を使いまくって自分の身の回りのことを話してみる練習をしたところで、今回はちょっと休憩、☕️題してコーヒーブレイクをとりながら、「独り言英語」の学習方法についてお話ししたいと思います。
独り言英語の目的
まずは独り言英語の目的から
それはなんと言っても「声に出す力をつけること」です。
独り言なので、間違ったらどうしよう、とか考える必要もありません。
もっと言うと、間違ってもいいです。
そもそも目的が「英語で音を発すること」なので。
逆に最初から間違えなく話せる人などいません。
間違えることではなく、間違えを恐れて話さないことが問題なんです。
なので、目的の2つ目は「間違えても大丈夫」と言うメンタルを鍛えることです。
これが強い人は、英語学習において最強です。
例えば
「10回間違えた後に、初めて正しく言えるようになるでしょう」
と枕元に立った英語の神様(!)に言われたと思って、早くたくさん間違えちゃいましょう(笑)
間違えをパワーにするメンタル作り
私は20年以上、オーストラリアの学校でさまざまな国籍の留学生たちに接してきましたが、我が愛する日本人学生は、間違えを恐れてか、シャイなのか、まず総じて声が小さい!😅
そのため先生たちも聞き取れないので、何度も聞き返されて、ますます自信を無くして声のボリュームもダウン。
先生も最後は諦めて、別の声が大きい学生に発言権は移動!
というか、先生に当てられるのを待ちきれず話し始める学生たちが勝手に話し始めてしまうんですね。
そういう学生は、間違いをエサにするメンタル。
先生が直してくれますからね〜。学生の特権です。
そのほうが記憶にも残るので、覚えやすい!
先生が止めるまで話し続けています。
ワンマンショ〜気分。
間違えても、量で勝負。
「これでもか!」とたくさん言葉を発し続けるので、最後は伝わるんですね〜🤣
留学中にアルバイトを見つけないとお小遣いがないんですって。
話せないことには仕事も探せないので、必死です。
あ、話が逸れましたね。
と言うことで、独り言英語は正確さよりも、まずは間違えてもいいから声を出すというメンタルを鍛えることが最重要なんです。
自分の英語力の現状を把握する
そして、自分がどれくらい話せるか、話せないか、現状の自分の英語力を把握できることも大事です。
プライドの高い私たち大人は、これをいきなり他人とやるにはハードルが高すぎる😅
だったら自分で試してみましょう!
頭で文法は理解している、英語も聞いたらなんとなくわかる、って言う人も、声に出すのは別次元です。
スポーツのルールを知っているだけでは、いきなりプレーできないのと一緒。
瞬発力の問題ですから、どんなに単純な単語も意外と出てこないことに驚きます。
酷なようですが、まったく言葉が出てこない場合は、先生をつけてきちんと勉強したほうが早いです。
しっかり自己投資して先生に教えてもらうほうが、結果的には時間とお金の節約になるでしょう。
話せないよ〜、と落ち込む暇があったらとにかくわかってる単語を声に出し始めましょう!
独り言英語の方法
さて、ではどうやって始めるかですが、次の3つを試してみてください。
- 自分がいまやっていることを言ってみる。
- 目の前に見えることを実況中継してみる。
- 昨日見たドラマのあらすじを話してみる。
いきなり文章は無理、と思ったらもうちょっとハードル下げましょうか?
最初は単語が言えるかだけでもいいです。
目に見えるもの、すべてを英語にしてみましょう!(名詞がいっぱい!)
それに慣れたら、今度は動作を英語にしてみましょう!(動詞がいっぱい!)
それができたら、SVで言えるように、動作の前にその動作主を置きます。
S Vを決めることが英語の基本、SVで終わらない場合は、OかCがきます。
詳しくは、私が前回まで書いた第1文型〜第5文型の内容を参考にしてみてくださいね。
独り言英語、無料で場所も時間も選ばず自分だけでできる最強の勉強法で、今この瞬間から始めることも可能。
ついでに言うと、レベルが上がってくると、自分のミスにも気付けるようになりますよ。
日本語だって間違えますよね〜。言い直せばいいんです。相手がいないから、待たせることもなく気を遣わなくていいんですよ。
あ、屋外でやる時は、心の中でつぶやき英語でやってみてくださいね。
怪しい人と思われないように😆

\ ワールドトークでマリリン先生のレッスンを受けられます! /