「中学英文法を復習したいけれど、何から始めればいい?」
「中2だけど、中1の文法もよく分かっていない」
「高校受験に向けて、中学3年間の英文法をやり直したい」
中学英語では、3年間でさまざまな英文法を学びます。
学年が上がるにつれて内容も増えるため、
「どこから分からなくなったのか、自分でも分からない」
という中学生もいるでしょう。
そんなとき、中1の教科書の最初からすべて勉強し直す必要はありません。
大切なのは、今どの文法を理解できていて、どこにつまずいているのかを確認することです。
中学英文法を勉強し直すなら、まず現在の理解度を確認して、つまずいている単元まで戻り、日本人講師に「なぜそうなるのか」を日本語で教えてもらいながら、中1・中2・中3の英文法を順番につなげて理解していくのがおすすめです。
この記事では、中学英文法を復習したい中学生に向けて、中1・中2・中3で押さえておきたいポイントや勉強方法を紹介します。
中学英文法は何から勉強すればいい?
中学英文法を復習するとき、
「とりあえず中1から全部やり直そう」
と考えることがあります。
もちろん、基礎から勉強する方法もあります。
ただ、すでに理解できている文法まで同じように復習すると、時間がかかります。
まずは簡単な問題を解いてみましょう。
そして、
「これは分かる」
「これは少し不安」
「これは全然分からない」
と分けていきます。
たとえば現在完了が分からないと思っていても、実際には過去分詞を覚えていないことが原因かもしれません。
疑問文が苦手だと思っていたら、be動詞と一般動詞の違いからあいまいだった、ということもあります。
今分からない文法だけを見るのではなく、「どこから分からなくなったのか」を探すこと。
これが中学英文法を復習するときの最初のステップです。
中学英文法は「積み上げ型」で学んでいく
英語は、それまで習った内容を使いながら新しい文法を学んでいきます。
たとえば、
I play tennis.
という基本的な文が分かれば、
I played tennis yesterday.
と過去のことを表したり、
I want to play tennis.
と「~したい」を表したりできます。
さらに、
I have played tennis for three years.
のような文へ学習が広がっていきます。
つまり、後から習う文法だけを切り離して覚えるのではなく、これまで学習した文法とのつながりを理解することが大切です。
中2や中3で英語が難しくなったと感じた場合も、現在習っている単元だけが原因とは限りません。
前の学年まで戻ることで、急に分かりやすくなることもあります。
中1で押さえておきたい英文法

中学1年生では、中学英文法の土台となる内容を学びます。
ここで特に大切なのが、英文の基本的な作り方を理解することです。
be動詞と一般動詞
中学英語の最初につまずきやすいポイントの一つです。
I am a student.
I play soccer.
この2つの文では、文の作り方が違います。
さらに疑問文にすると、
Are you a student?
Do you play soccer?
となります。
否定文なら、
I am not a student.
I do not play soccer.
です。
ここで、
「なぜこっちはAreなの?」
「どうしてDoが出てくるの?」
が分からないまま進むと、その後の英文法でも混乱しやすくなります。
be動詞と一般動詞の違いは、早めに整理しておきましょう。
疑問文と否定文
肯定文は作れても、疑問文や否定文になると分からなくなる中学生もいます。
特に、
be動詞。
一般動詞。
canなどの助動詞。
では、疑問文・否定文の作り方が異なります。
形だけを丸暗記するのではなく、
「この英文では何が動詞として働いているのか」
を考えながら学習すると整理しやすくなります。
三単現のs
I play tennis.
に対して、
He plays tennis.
となる三単現のsも、中1でつまずきやすい文法です。
「heならsを付ける」とだけ覚えるのではなく、
どんな主語のときに付くのか。
過去形ではどうなるのか。
疑問文ではどうなるのか。
まで一緒に確認しましょう。
過去形
現在のことだけでなく、
「昨日~した」
「先週~へ行った」
といった過去の出来事も表現するようになります。
過去形では、
played
のような規則変化だけでなく、
go → went
see → saw
のような不規則変化もあります。
文法の仕組みを理解すると同時に、よく使う動詞の変化も少しずつ覚えていきましょう。
中2で押さえておきたい英文法
中2になると、英文が少しずつ長くなり、表現できる内容も増えていきます。
「中1までは英語が得意だったのに、中2から難しくなった」
という場合は、このあたりでつまずいていないか確認してみましょう。
不定詞
I want to play tennis.
のような「to+動詞」の形です。
不定詞はさまざまな意味や使い方があるため、
「toが出てきたら○○」
と一つの訳だけで覚えると混乱することがあります。
英文の中でどのような役割をしているのかを確認しながら学習しましょう。
動名詞
I like playing tennis.
のように「動詞+ing」の形を使います。
不定詞と一緒に学習すると、
to play
と
playing
の違いで混乱することもあります。
それぞれを単独で暗記するだけでなく、実際の英文の中で使いながら整理すると理解しやすくなります。
比較表現
Tom is taller than Ken.
のように、人やものを比べる表現を学びます。
比較級・最上級など、新しい形が出てきます。
単語の形を覚えるだけでなく、
「何と何を比べている英文なのか」
を意識して読みましょう。
接続詞
because、when、ifなどを使うと、一つの英文の中に複数の内容を入れられるようになります。
ここから英文が長くなり、
「単語は全部分かるのに、文全体の意味が分からない」
ということも増えてきます。
どこまでが一つのまとまりなのかを意識して読む練習をしましょう。
中3で押さえておきたい英文法
中3では、高校受験にもつながる重要な文法を学習します。
中1・中2までの知識を使う内容も多いため、分からなくなったら前の学年へ戻ることが大切です。
現在完了
現在完了では、
have+過去分詞
という形を使います。
これまで学習してきた現在形や過去形との違いが分からず、混乱する中学生もいます。
形だけ覚えるのではなく、
「過去形とは何が違うの?」
「どんなときに現在完了を使うの?」
まで理解しましょう。
受け身
English is spoken in many countries.
のように、「~される」という意味を表します。
be動詞と過去分詞を使うため、それまで学習した内容があいまいだと難しく感じることがあります。
英文の形だけではなく、
「誰がするのか」
「何がされるのか」
という関係を考えてみましょう。
関係代名詞
関係代名詞が出てくると、一文が長くなります。
そのため、
「単語は分かるのに、英文が読めない」
という状態になることがあります。
いきなり全文を日本語にしようとせず、
どの言葉を後ろから説明しているのか
を確認しながら読んでみましょう。
中3では「新しい文法」だけを勉強しない
中3になると、高校受験を意識して新しい問題集や過去問に取り組むことも増えてきます。
しかし、高校受験では中3の文法だけが出題されるわけではありません。
中1・中2で学んだ内容も使います。
そのため、
「現在完了は分かるけれど、疑問文が苦手」
「関係代名詞より、実は不定詞が分からない」
という場合もあります。
中3だから中3の文法だけを勉強するのではなく、中学3年間を一つの英文法として復習することが大切です。
中学英文法を復習する5つのステップ

では、実際に英文法をどのように復習すればいいのでしょうか。
STEP1|まず簡単な問題を解いてみる
最初から参考書を全部読み直す必要はありません。
各単元の基本問題を少しずつ解いてみましょう。
目的は点数を取ることではなく、
「どこまで理解できているか」を確認すること
です。
間違えた単元には印を付けておきます。
STEP2|分からなくなったところまで戻る
現在完了が分からない。
でも調べてみると、過去分詞が分からない。
さらに確認すると、過去形もあいまいだった。
このように、原因をさかのぼります。
大切なのは、
「中3だから中1に戻るのは恥ずかしい」
と思わないことです。
分からないところまで戻る方が、その後の学習は進みやすくなります。
STEP3|「なぜ?」を説明できるようにする
問題を解いて正解したら、
「どうしてこの答えになる?」
と考えてみましょう。
たとえば、
Does he play tennis?
なら、
なぜDoesなのか。
なぜplaysではなくplayなのか。
これを説明できれば、文法を理解できている可能性が高くなります。
反対に、
「そういうルールだから」
「なんとなく」
となる場合は、もう一度確認してみましょう。
STEP4|自分で英文を作ってみる
文法を理解したら、その文法を使って簡単な英文を作ります。
たとえば過去形なら、
I played soccer yesterday.
現在完了なら、
I have lived here for three years.
のように、自分のことに置き換えてみます。
問題の答えを選ぶだけではなく、自分で英文を作れるかを確認しましょう。
STEP5|実際に声に出して使ってみる
作った英文は、声に出してみましょう。
さらに、先生との会話の中で使うこともできます。
英文法はテストの問題を解くためだけのルールではありません。
実際に英語を話したり、書いたりするための仕組みです。
理解する → 作る → 使う
までできると、英文法が実際の英語につながっていきます。
文法問題集を何周すればいい?
「問題集は3周した方がいい」
という勉強法を聞くことがあります。
繰り返し学習することは大切です。
ただし、回数そのものを目標にする必要はありません。
すでに理解している問題を3回解くより、
間違えた問題を、自分だけで解けるようになるまで復習する
方が大切です。
1回目で間違えた問題に印を付ける。
↓
数日後にもう一度解く。
↓
また間違えたら、文法を確認する。
↓
もう一度解く。
このように、苦手な問題に時間を使いましょう。
中学英文法は丸暗記だけでは伸びにくい

英文法には覚えなければならないこともあります。
しかし、
「この問題ではこの答え」
と丸暗記するだけでは、少し形が変わった問題に対応できないことがあります。
たとえば、
He plays tennis.
だけ覚えていても、
Does your brother play tennis?
になると分からなくなるかもしれません。
文法を勉強するときは、
形を覚える+仕組みを理解する
ことを意識しましょう。
「なぜ?」が分かると、初めて見る英文でも考えやすくなります。
英文法が分からないと長文も読みにくくなる
英文法は、文法問題だけのために勉強するものではありません。
高校受験や英検では長文も読みます。
単語の意味がすべて分かっているのに、
「この英文が何を言っているのか分からない」
という場合は、文法が原因かもしれません。
英文が長くなるほど、
主語はどれか。
動詞はどれか。
どこがどこを説明しているのか。
を理解する力が必要になります。
つまり、
英文法を理解することは、長文を正しく読むための土台にもなります。
長文が苦手だから長文だけを解くのではなく、読めなかった英文の文法まで戻ってみましょう。
英文法は英作文や英会話にもつながる
英文法を勉強する目的は、テストで正解することだけではありません。
自分で英文を書くときにも文法を使います。
英語を話すときにも使います。
たとえば、
「昨日サッカーをしました」
と言いたいなら過去形を使います。
「3年間英語を勉強しています」
なら現在完了を使うことがあります。
文法を理解していると、
「自分が伝えたいことを、どう英文にすればいいのか」
を考えられるようになります。
問題集の中だけで終わらせず、実際に英文を書いたり話したりしてみましょう。
日本人講師なら英文法の「なぜ?」を日本語で質問できる

中学英文法でつまずいているとき、
「答えを見ても、どうしてそうなるのか分からない」
ということがあります。
そんなとき、日本人講師なら、
「なぜここはdoesなの?」
「現在完了と過去形は何が違うの?」
「どうしてこの英文はこの語順になるの?」
と、日本語で質問できます。
特に英語が苦手な中学生の場合、
分からない英文法について、さらに英語で説明を受ける
ことが負担になる場合もあります。
まず日本語で仕組みを理解する。
その後、英語の例文を作る。
最後に実際に声に出して使う。
このように、
日本語で理解する → 英語で使う
という流れで学習できます。
「どこから分からないか分からない」ときこそマンツーマン
中学英文法を自分で復習しようとして、
「何が分からないのか、自分でも分からない」
となることがあります。
これは珍しいことではありません。
たとえば中3の問題を間違えていても、原因が中1で習った文法にあることがあります。
自分では、
「現在完了が苦手」
と思っていても、実際には動詞の変化があいまいなのかもしれません。
マンツーマンなら、実際に問題を解きながら、
「ここは分かっている」
「ここから少し怪しい」
「この単元まで戻ろう」
と確認できます。
分からない問題を教えてもらうだけでなく、「どこから分からなくなったのか」を一緒に探してもらう。
これもマンツーマンで英文法を学ぶメリットです。
学校の教科書やワークを使って英文法を復習しよう
英文法を復習するために、必ず新しい教材を買う必要はありません。
学校の教科書。
学校のワーク。
授業で使ったプリント。
定期テスト。
こうした教材も活用できます。
特に、過去の定期テストはおすすめです。
間違えた問題を見ると、
「疑問文で何度も間違えている」
「不定詞が苦手」
「時制をよく間違える」
など、自分の傾向が見えてきます。
ワールドトークでは、講師と相談しながら、学校で使っている教材や現在学習している内容に合わせてレッスンを受けることもできます。
新しい問題を増やす前に、今まで分からなかった問題を理解する。
ここから始めてみましょう。
定期テスト前だけでなく普段から「分からない」を残さない
英文法の勉強を、
「定期テスト前にまとめてやる」
という中学生もいるでしょう。
しかし、英語は積み上げ型です。
今週習った文法が分からないまま、翌週には次の文法へ進むことがあります。
それが何週間も続くと、テスト前に復習しなければならない内容が増えてしまいます。
理想は、
学校で習う。
↓
分からないところを見つける。
↓
その週のうちに確認する。
↓
自分で問題を解く。
という流れです。
「分からない」を小さいうちに解決する。
これが中学英文法を苦手にしないためのポイントです。
高校受験前に中学英文法を総復習するなら?
高校受験前に中学英文法を復習する場合も、最初から参考書を読むだけではなく、まず問題を解いてみましょう。
中1。
中2。
中3。
それぞれの基本問題を解きます。
そして、間違えた単元を優先して復習します。
特に、
疑問文・否定文。
時制。
助動詞。
不定詞・動名詞。
比較。
受け身。
現在完了。
関係代名詞。
など、これまで習った文法を横断して確認していきます。
ただし、「中学英文法を全部完璧にしてから長文へ進む」必要はありません。
長文問題を解きながら、読めなかった英文の文法に戻る方法もあります。
文法と実際の問題を行き来しながら、理解を深めていきましょう。

中学英文法についてよくある質問
Q.中学英文法は何から勉強すればいいですか?
まず簡単な問題を解き、現在どこまで理解できているのか確認しましょう。
すべてを中1の最初からやり直すのではなく、つまずいている単元まで戻って復習すると効率的です。
Q.中2ですが、中1の文法から復習した方がいいですか?
中1の内容に分からないところがあるなら、必要な単元まで戻ることをおすすめします。
中学英文法はそれまで学習した内容を使いながら進むため、基礎を理解し直すことで中2の文法も分かりやすくなることがあります。
Q.中3から中学英文法をやり直しても間に合いますか?
現在の理解度や目標、受験までの期間によって異なりますが、中3からでも苦手な単元を絞って復習することはできます。
すべてを同じ量勉強するのではなく、問題を解いて苦手を見つけ、優先順位をつけましょう。
Q.英文法は暗記すればいいですか?
覚える必要があるルールもありますが、丸暗記だけでは問題の形が変わったときに対応しにくくなります。
「なぜこの答えになるのか」を理解し、自分でも英文を作ってみることが大切です。
Q.英文法が苦手でも英会話はできますか?
簡単なコミュニケーションを取ることはできます。
ただし、英文法を理解すると、自分が伝えられる内容を増やしたり、より正確な英文を作ったりしやすくなります。
文法を勉強しながら、実際に英語を使う練習も取り入れてみましょう。
Q.オンライン英会話で中学英文法も教えてもらえますか?
スクールや講師によって異なります。
ワールドトークでは、中学英文法の指導に対応した日本人講師を探すことができます。
分からない文法を日本語で質問し、理解した内容を英語で実際に使う練習もできます。
中学英文法は「分からなくなったところ」からやり直そう
中学英文法を復習するとき、
「中1から全部やり直さなければ」
と考える必要はありません。
まず、
現在の実力を確認する。
↓
苦手な単元を見つける。
↓
分からなくなったところまで戻る。
↓
「なぜ?」まで理解する。
↓
自分で英文を作る。
↓
実際に英語で使ってみる。
この順番で進めてみましょう。
ワールドトークでは、中学生への指導に対応した日本人講師がマンツーマンで英文法をサポートしています。
「be動詞と一般動詞から分からない」
「中2だけど、中1の文法に戻りたい」
「高校受験前に中学3年間を復習したい」
といった相談もできます。
分からないことを日本語で質問し、理解した英語を実際に使ってみる。
英文法を「覚えるだけのルール」ではなく、「英語を読んだり、書いたり、話したりするための土台」にしていきましょう。
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