「小学生のうちに、英語はどこまでできればいい?」
「中学校に入る前に、英単語や文法を勉強しておいた方がいい?」
「英会話は習っているけれど、中学英語についていけるか心配」
小学校でも英語を学ぶようになり、中学入学前の英語力を気にする保護者の方も多いのではないでしょうか。
周りに英検を取得している子や英会話を習っている子がいると、
「うちの子も先取りした方がいいのかな」
と不安になることもあるでしょう。
小学生のうちに、中学英語をすべて先取りする必要はありません。
英語を聞く・話すことに慣れ、基本的な単語や簡単な英文を読んだり書いたりできるようにしておくと、中学英語へ入りやすくなります。
日本人講師なら、分からないところを日本語で確認しながら、その子に必要な準備を進められます。
大切なのは、
「どこまで先に進んだか」より、「中学校で英語を学ぶための土台ができているか」
です。
中学入学前に身につけておきたい英語について、順番に見ていきましょう。
小学生のうちに中学英語を全部勉強する必要はない
中学英語への準備というと、
中1の教科書を先に勉強する。
英文法を先取りする。
英単語をたくさん暗記する。
と考えるかもしれません。
もちろん、余裕がある子なら先取り学習をしても構いません。
ただし、すべての小学生に必要なわけではありません。
むしろ、
アルファベットがまだ曖昧。
英単語を読むのが苦手。
簡単な英文を書くことに慣れていない。
英語を聞くと緊張してしまう。
という状態なら、先へ進むよりも基礎を整えることを優先した方がよいでしょう。
中学英語を先取りする前に、中学英語を学べる状態を作っておく。
これが小学生の英語準備では大切です。
中学入学前に身につけたい5つのこと

では、具体的に何ができればよいのでしょうか。
一つの目安として、次の5つを意識してみましょう。
1.英語を聞くことに慣れている
まずは英語の音に慣れていることです。
先生の簡単な質問を聞いて、
「名前を聞かれている」
「好きなものを聞かれている」
と分かる。
すべての単語を聞き取れなくても、簡単な英語の意味をつかめる。
こうした経験があると、中学校で英語を聞いたときにも戸惑いにくくなります。
2.簡単な英語を自分で言える
次に、簡単な英語を使った経験です。
たとえば、
My name is ~.
I like ~.
I play ~.
I have ~.
I can ~.
など。
長い文章を話せなくても構いません。
自分のことを簡単な英語で表現できれば十分です。
大切なのは、
英語は「覚えるもの」だけではなく、「自分で使えるもの」だと知っていること。
これは英会話を学んできた子の大きな強みになります。
3.基本的な英単語を読める
中学校に入ると、英語を「読む」機会が増えていきます。
小学生のうちから、
文字を見て英単語を読んでみる。
知らない単語でも音を考えてみる。
という経験をしておくと役立ちます。
ここで活きるのがフォニックスです。
フォニックスで文字と音の関係を学んでいると、
「この文字なら、こんな音かな?」
と考えることができます。
すべての単語を正確に読める必要はありません。
英語の文字を見て、自分で読もうとする力
を育てておきましょう。
4.アルファベットや簡単な英文を書ける
「話せるけれど、書けない」
という子もいます。
英会話を中心に学んできた子ほど、一度確認しておきたいところです。
アルファベットの大文字・小文字。
自分の名前。
簡単な英単語。
短い英文。
などを実際に書いてみましょう。
中学校では、英語を聞いたり話したりするだけではなく、読む・書く学習も増えていきます。
小学生のうちから少しずつ書くことに慣れておくと安心です。
5.簡単な英文の仕組みが分かる
小学生のうちから、難しい文法用語をすべて覚える必要はありません。
でも、
I like dogs.
Do you like dogs?
I don’t like dogs.
のように、
「言い方を変えると、意味も変わる」
ことを理解しておくと、中学英文法へ入りやすくなります。
「これは一般動詞の疑問文です」
と用語から覚えるより、
「質問するときはどう言う?」
「好きじゃないと言うときは?」
と実際の英語からルールを見つけていく方法もあります。
小学生の段階では、
文法用語を知っていることより、簡単な英文の仕組みを理解できること
を大切にしましょう。
「英会話を習っているから大丈夫」とは限らない
小学生から英会話を習っている子は、英語を聞いたり話したりすることに慣れている場合があります。
これは大きな強みです。
一方で、中学英語では、
読む。
書く。
文法を理解する。
テストで問題を解く。
という力も必要になります。
そのため、
「英語を話すのは好きだけれど、英文は読めない」
「先生の質問には答えられるけれど、文章を書くのは苦手」
という子もいます。
これは英会話が無駄だったということではありません。
これまで身につけた「聞く・話す」に、「読む・書く」をつなげればいいのです。
小学校高学年になったら、少しずつ4技能をつなげることを意識してみましょう。
反対に「読み書きだけ」でも中学英語で困ることがある
逆のケースもあります。
単語はたくさん知っている。
文法問題も解ける。
英検にも合格している。
でも、
英語で質問されると答えられない。
自分のことを英語で話すのが苦手。
という子もいます。
これも珍しいことではありません。
英語は知識として理解するだけでなく、実際に使う経験も必要です。
小学生のうちから、
先生の英語を聞く。
自分で考える。
英語で答えてみる。
という経験も増やしておきましょう。
聞く・話す・読む・書く。
どれか一つだけを伸ばすのではなく、中学入学へ向けて少しずつつなげていくことがポイントです。
高学年になったら「英語を読む」経験を増やそう

小学校低学年では、
英語を聞く。
真似する。
歌う。
簡単な言葉を話す。
といった活動から始めてもよいでしょう。
高学年になったら、そこへ少しずつ「読む」を加えていきます。
たとえば、
先生が言った英文を見る。
音読する。
意味を確認する。
もう一度読む。
といった練習です。
英語を耳だけで覚えていた子も、
「いつも言っていた英語は、こう書くんだ」
と音と文字がつながってきます。
この経験が、中学英語のリーディングにもつながります。
「書く」練習も少しずつ始めよう
中学入学前には、簡単な英文を書く経験もしておきたいところです。
最初から長い英作文を書く必要はありません。
I like soccer.
I have a dog.
I can swim.
My favorite food is curry.
など、自分が話せる英語を書いてみましょう。
ここでポイントになるのが、
いきなり「書かせる」のではなく、話せる英語を書いてみること
です。
話す。
↓
読む。
↓
書く。
という順番なら、英語初心者の子でも取り組みやすくなります。
中学英語でつまずきやすいのは「文法」
中学校に入ると、小学校よりも英文法を意識した学習が増えていきます。
be動詞。
一般動詞。
疑問文。
否定文。
三人称単数。
過去形。
助動詞。
不定詞。
など、さまざまなルールを学びます。
ここで、
「急に英語が難しくなった」
と感じる子もいます。
特に、
「なんとなく英語を話してきた」
という子は、これまで使っていた英文に名前やルールがあることに戸惑う場合があります。
だからこそ、小学校高学年では、
「英語にはこういう仕組みがあるんだ」
と少しずつ気づかせてあげることが大切です。
人講師なら「英会話」と「中学英文法」をつなげられる
ここは、ワールドトークの日本人講師と相性のよいところです。
たとえば子どもが普段、
I like cats.
と言えていたとします。
そこで先生が、
「じゃあ『猫が好き?』って聞くときは?」
と質問します。
Do you like cats?
と答えられたら、
「そうそう。質問するときはdoが前に出てくるね」
と日本語で整理できます。
すでに使えている英語
↓
日本語でルールを確認する
↓
英文法として理解する
という流れです。
英会話と英文法を別々の勉強にするのではなく、つなげて学ぶことができます。
これは、中学英語への準備として非常に大切です。
分からないところを「分からない」と言えることも大切

中学英語への準備というと、単語数や文法力ばかりに目が向きます。
でも、もう一つ大切なことがあります。
それが、
分からないときに質問できること
です。
英語だけでレッスンが進むと、
「よく分からないけれど、とりあえずYesと言っておこう」
となってしまう子もいます。
それでは、分からないところが積み重なってしまいます。
日本人講師なら、
「ここが分からない」
「この単語はどういう意味?」
「どうしてこうなるの?」
と日本語で質問できます。
そして理解できたら、もう一度英語で挑戦します。
小学生だからこそ、分からないまま英語だけで進めない。
中学英語へ向けた土台作りでも、この考え方は大切です。
中学入学前に英単語はいくつ覚えればいい?
「小学生のうちに英単語を何個覚えればいいですか?」
という質問もあります。
もちろん、語彙は多いほど英語を理解しやすくなります。
ただし、
「○○語覚えれば大丈夫」
と数だけを目標にする必要はありません。
たくさんの単語を日本語訳だけで暗記しても、
読めない。
聞いて分からない。
文章で使えない。
という状態では、実際の英語学習につながりにくいからです。
それよりも、
意味が分かる。
音を聞いて分かる。
自分で読める。
簡単な文章で使える。
という単語を少しずつ増やしていきましょう。
「知っている単語の数」だけでなく、「使える単語を増やす」こと。
これを意識してみてください。
英検を中学英語の準備に使う方法もある
中学入学前の目標として、英検を活用する方法もあります。
英検を目標にすると、
単語。
文法。
リーディング。
リスニング。
などをバランスよく学ぶきっかけになります。
ただし、
「小学生のうちに○級を取らなければならない」
と考える必要はありません。
英検はあくまで一つの目標です。
その子の英語力に合った級へ挑戦しながら、
「どこまで理解できるようになったか」
を確認するために使うとよいでしょう。
中学入学前に苦手を見つけておく
小学校高学年になったら、一度、
聞く。
話す。
読む。
書く。
それぞれの力を確認してみることをおすすめします。
たとえば、
英会話はできるけれど書けない。
単語は読めるけれど意味が分からない。
英文は読めるけれど自分では作れない。
リスニングだけ苦手。
というように、その子の特徴が見えてきます。
苦手が分かれば、中学入学までに補うことができます。
全部を完璧にするのではなく、今後つまずきそうなところを先に見つけておく。
これも大切な中学英語準備です。
家庭でできる中学英語の準備
家庭で毎日長時間勉強する必要はありません。
たとえば、
英語を声に出して読む
学校やレッスンで習った英文を音読します。
英単語を音と一緒に覚える
文字だけでなく、音声も確認します。
今日のことを1文だけ英語で言う
I played soccer.
I ate curry.
など、簡単な英語で十分です。
話した英文を書いてみる
口で言えた英文をノートに書いてみます。
分からないことをメモする
次のオンラインレッスンで先生に質問します。
短時間でも、
聞く・話す・読む・書く
をつなげる習慣を作っておくと、中学英語への準備になります。
保護者が中学英語を教えなくても大丈夫

「中学英語を忘れてしまったから教えられない」
という保護者の方もいるでしょう。
心配する必要はありません。
保護者が英文法の先生になる必要はありません。
家庭では、
「今日は何を習ったの?」
「何ができるようになった?」
「分からないところはある?」
と声をかけるだけでも十分です。
分からない英語や文法は、先生に質問する。
保護者は、学習を続けられる環境を作る。
このように役割を分けてもよいでしょう。
小学生の英語準備で避けたい3つのこと
1.周りの子と比べすぎる
「○○ちゃんは英検3級だから」
「同じクラスの子はもう中学英語を勉強している」
と比較しすぎないようにしましょう。
英語を始めた時期も学習量も違います。
見るべきなのは、その子自身の成長です。
2.先取りを急ぎすぎる
基礎が曖昧なまま難しい英文法へ進むと、かえって英語への苦手意識につながることがあります。
分からないところがあれば、一度戻って確認しましょう。
3.「できない」ばかりを探さない
中学入学前になると、できていないことが気になりがちです。
でも、
英語を聞けるようになった。
知っている単語が増えた。
簡単な文章を読めた。
自分から英語を言えた。
といった成長も見てあげてください。

小学生の中学英語準備でよくある質問
Q.小学生のうちに中1の英文法を勉強した方がいいですか?
必須ではありません。
まずは英語を聞く・話すことに慣れ、基本的な単語を読んだり、簡単な英文を書いたりできる土台を作りましょう。
余裕がある場合は、中学英文法へ少しずつ進む方法もあります。
Q.英会話を習っていれば中学英語の準備になりますか?
聞く・話す力は中学英語でも役立ちます。
一方で、中学校では読む・書く・文法も重要になるため、高学年から少しずつ組み合わせるのがおすすめです。
Q.英検は取っておいた方がいいですか?
必須ではありません。
ただし、英語学習の目標や現在の英語力を確認する機会として活用できます。
Q.フォニックスは中学英語にも役立ちますか?
文字と音の関係を理解することで、英単語を読むときの助けになります。
小学生のうちに英語の文字と音を結びつけておくことは、その後のリーディングにもつながります。
Q.小学生のうちに単語をたくさん暗記した方がいいですか?
単語数だけを追う必要はありません。
意味・音・読み方を結びつけ、簡単な英文の中でも使える単語を増やしていきましょう。
Q.日本人講師から中学英語の準備をするメリットは?
英会話だけでなく、単語の意味や英文の仕組みを日本語で確認できます。
「なんとなく話せる英語」を「なぜそう言うのか」まで理解し、中学英文法へつなげやすいことがメリットです。
まとめ|「先取り」より中学英語につながる土台を作ろう
小学生のうちに、中学英語をすべて勉強しておく必要はありません。
大切なのは、
英語を聞くことに慣れている。
簡単な英語を話せる。
基本的な単語を読める。
簡単な英文を書ける。
英語にはルールがあると分かっている。
という土台です。
そして何より、
「英語は難しいから嫌い」ではなく、「分かればできる」
という感覚を持って中学校へ進むことが大切です。
ワールドトークでは、日本人講師とマンツーマンで、お子さんの現在の英語力に合わせて学べます。
英会話が得意なら、読み書きを増やす。
文法が苦手なら、日本語で基礎から確認する。
英語が初めてなら、簡単な会話やフォニックスから始める。
一人ひとり違う「中学入学までに必要なこと」に合わせられるのが、マンツーマンの良さです。
小学生だからこそ、分からないまま先へ進まない。
今できていることを大切にしながら、中学英語へつながる土台を少しずつ作っていきましょう。
\ 今なら無料で日本人講師と体験レッスン! /










