すきま英語_YUKI.N 先生

「間違える」は英語で何と言う? mistakeだけじゃない!自然な使い分けを解説

英語で「間違えました」と言いたいとき、真っ先に I made a mistake. が浮かぶ方は多いと思います。

もちろん、これは正しい英語です。

でも日本語の「間違える」はかなり守備範囲が広く、

「時間を間違えた」
「人を間違えた」
「意味を勘違いした」
「2つを取り違えた」

など、いろいろな場面で使います。

英語では、このような「間違える」を間違いの種類によって表現し分けることが多いです。

今回は、英会話でよく使う6つの表現を見ていきましょう。

① get ~ wrong「~を間違える」

まず覚えておきたいのが、

get ~ wrong

です。

これは、時間・日付・名前・答え・住所などを間違って認識するときに非常によく使います。

I got the time wrong.
時間を間違えました。

I got the date wrong.
日付を間違えました。

I got his name wrong.
彼の名前を間違えました。

I got the answer wrong.
答えを間違えました。

例えば、

「試験の時間を間違えました」

なら、

I got the time of the exam wrong.

と言えます。

文脈から試験について話していることが分かっていれば、

I got the time wrong.

だけでも十分です。

get ~ wrong には「~を正しく理解・認識できていない」という意味があります。(Merriam-Webster)

ちなみに反対は、

get ~ right

です。

I got the answer right.
答えが合っていました。

get it right / get it wrong は日常会話でも非常によく登場するので、セットで覚えておきましょう。

② make a mistake「ミスをする・間違える」

最も基本的な表現が、

make a mistake

です。

I made a mistake.
間違えました。/ミスをしました。

I made a mistake in my calculation.
計算を間違えました。

I made a mistake on the form.
書類への記入を間違えました。

Everyone makes mistakes.
誰でも間違えるものです。

ここで注意したいのが動詞です。

do a mistake

ではなく、

make a mistake

です。

英語では make a mistake という組み合わせで使います。(Merriam-Webster)

では、get ~ wrong とは何が違うのでしょうか?

I got the time wrong.
→ 時間を間違って認識していた。

I made a mistake.
→ 何らかのミスをした。

つまり、make a mistake は「ミスをした」という行為全体を表すのに対して、get ~ wrong は「何を間違えたのか」を具体的に言いやすい表現です。

「時間を間違えた」「日付を間違えた」などでは、get ~ wrong がとても便利です。

③ mistake A for B「AをBと間違える」

人や物を別の人・物だと思ってしまった場合には、

mistake A for B

を使います。

意味は、

AをBだと間違える

です。

I mistook him for his brother.
彼を彼の兄弟と間違えました。

I mistook her for a teacher.
彼女を先生だと勘違いしました。

I mistook salt for sugar.
塩を砂糖と間違えました。

ここでは語順が重要です。

mistake A for B

=「実際にはAなのに、Bだと思った」

という関係です。辞書でも mistake には「別のものだと誤って認識する」という用法があります。(Merriam-Webster)

そして過去形にも注意しましょう。

mistake → mistook → mistaken

となります。

現在:I sometimes mistake him for his brother.

過去:I mistook him for his brother.

となります。

④ misunderstand「誤解する・勘違いする」

相手が言ったことや質問、説明、意図などを間違って理解した場合は、

misunderstand

が使えます。

I misunderstood what he said.
彼の言ったことを誤解しました。

I misunderstood the question.
質問の意味を取り違えました。

I misunderstood what time the exam was.
試験が何時なのか勘違いしていました。

misunderstand は「理解できなかった」「間違って解釈した」という意味の動詞です。(Merriam-Webster)

例えば、

I got the exam time wrong.

なら、

「試験時間を間違えていた」

という結果に焦点があります。

一方、

I misunderstood what time the exam was.

なら、

「試験時間についての情報を間違って理解していた」

という理解・解釈の間違いに焦点があります。

日本語ではどちらも「試験時間を間違えた」と訳せますが、英語ではニュアンスが少し違います。

⑤ mix up「取り違える・ごちゃごちゃにする」

似ているものを取り違えてしまったときに、とても便利なのが、

mix up

です。

I always mix up their names.
いつも彼らの名前を取り違えます。

I mixed up the dates.
日付を取り違えました。

I always mix up east and west.
東と西をよく間違えます。

また、

get A and B mixed up

という形もよく使います。

I got Monday and Tuesday mixed up.
月曜日と火曜日を勘違いしていました。

I got the two appointments mixed up.
2つの予約を取り違えていました。

ポイントは、複数の似た情報が頭の中でごちゃごちゃになっているイメージです。

例えば単純に、

I got the date wrong.
日付を間違えた。

なら、「正しい日付ではない日付を覚えていた」という意味です。

一方、

I got the dates mixed up.
日付を取り違えた。

なら、例えば「火曜日の予定と木曜日の予定を逆に覚えていた」など、複数のものを混同したニュアンスが出ます。

⑥ confuse A with B「AとBを混同する」

最後は、

confuse A with B

です。

これは、AとBの区別がつかず、2つを混同するときに使います。

I confused Tuesday with Thursday.
火曜日と木曜日を勘違いしました。

I always confuse their names.
いつも彼らの名前を混同してしまいます。

Don’t confuse “borrow” with “lend.”
borrow と lend を混同しないでください。

mix up と意味がかなり近いですが、

mix up
→ ごちゃごちゃになって取り違える。会話的。

confuse A with B
→ AとBを区別できず混同する。

というイメージで覚えると分かりやすいでしょう。

「間違える」を使い分けてみよう

最後にまとめてみましょう。

表現基本的な意味例文
get ~ wrong情報・答えなどを間違えるI got the time wrong.
make a mistakeミスをするI made a mistake.
mistake A for BAをBだと思い間違えるI mistook him for his brother.
misunderstand意味・内容を誤解するI misunderstood the question.
mix up似たものを取り違えるI mixed up the dates.
confuse A with BAとBを混同するI confused Tuesday with Thursday.

日本語では全部「間違える」で表現できるため、ついつい make a mistake だけで済ませたくなります。

でも英会話では、

「時間を間違えた」
I got the time wrong.

「ミスしちゃった」
I made a mistake.

「彼をお兄さんと間違えた」
I mistook him for his brother.

「質問の意味を勘違いした」
I misunderstood the question.

「月曜日と火曜日を取り違えた」
I got Monday and Tuesday mixed up.

というように、「どんな間違いなのか」を考えると自然な英語を選びやすくなります。

特に日常英会話では、まず get ~ wrong / make a mistake / misunderstand / mix up の4つを使いこなせるようになると、かなり幅広い「間違える」を表現できるようになります。

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ABOUT ME
YUKI.N
豪在住18年+、英会話講師、英語学習法コーチとして14年+(うちワールドトーク12年)活動しています!独自の経験を基に作り上げた学習法メソッドをベースにした英語学習法コーチングをご提供。ご自分のレベル目的にあった学習法を学び、ご自宅での学習を効率化し、レッスンと自宅での学習の両方で英語上達を目指しましょう!得意分野:文法、発音、日常会話、英語学習法指導 生徒さんお一人、お一人に寄り添った指導を心がけています。