すきま英語_YUKI.N 先生

英検ブームの裏で思うこと(ちょっと本音

最近、 ワールドトークの事務局さんから、「英検レッスンの需要がますます高まっている」という案内が届きました。この流れは、多くのご家庭で英語教育への関心が高まっていることを示しており、非常に興味深く感じています。

おそらくこの背景には、英検受験の低年齢化があるのでしょう。現在では、高校2年生までに英検準1級を取得することが、大学受験において有利とされるケースも増えているようです。このような動きから、早い段階で資格取得を目指す流れが加速していることがうかがえます。

英語の重要性が広く認識されること自体は、とても良いことだと思います。実際、英語に触れる機会が増えることは、将来の可能性を広げるうえで大きな意味を持ちます。しかしその一方で、私自身は少し複雑な気持ちも抱いています。

というのも、あまりにも早い段階から「受験」を強く意識した学習に偏ってしまうと、従来の日本の英語教育と同じ課題に直面する可能性があるからです。つまり、「読めるけれど話せない」という状態です。

もちろん、勉強そのものが悪いわけではありませんし、英語に触れることは非常に大切です。しかし問題は、その学習内容のバランスにあります。特に見落とされがちなのが「発音」です。

英検対策では、文法や語彙、読解といった分野に重点が置かれがちで、発音指導は後回しになってしまうことが少なくありません。しかし、発音はリスニング力やスピーキング力の土台となる非常に重要な要素です。

発音がしっかり身についていないと、正しい音が聞き取れず、また自分でも正確に発音することが難しくなります。つまり、コミュニケーションの基礎が不安定なままになってしまうのです。

だからこそ、英検対策を行う際には「講師選び」が非常に重要になります。単に試験対策ができるだけでなく、発音指導にも力を入れている講師を選ぶことを強くおすすめします。
特にお子様が受験される場合は、この点がより重要になります。子どもは周囲の大人、特に保護者や先生の発音をそのまま吸収していきます。一度身についた発音の癖は後から修正するのが難しいため、初期段階で正しい音に触れることが不可欠です。

講師の発音が正確であるか、そしてそれをきちんと教えられるかどうか。この視点を持って講師を選ぶことが、お子様の将来の英語力に大きな差を生むと言っても過言ではありません。

英検の取得はもちろん一つの目標として大切ですが、それ以上に大切なのは「使える英語」を身につけることです。資格だけで終わらず、その先のコミュニケーションにつながる英語力を育てていきたいものです。

ご自身やお子様が、将来「話せる英語」を自然に身につけられるよう、ぜひ講師選びや学習内容を見直してみてください。今の選択が、数年後の英語力に大きく影響するはずです。

ABOUT ME
YUKI.N
豪在住18年+、英会話講師、英語学習法コーチとして14年+(うちワールドトーク12年)活動しています!独自の経験を基に作り上げた学習法メソッドをベースにした英語学習法コーチングをご提供。ご自分のレベル目的にあった学習法を学び、ご自宅での学習を効率化し、レッスンと自宅での学習の両方で英語上達を目指しましょう!得意分野:文法、発音、日常会話、英語学習法指導 生徒さんお一人、お一人に寄り添った指導を心がけています。