昨今の大学受験の英語について
「英語の勉強、何から手をつければいい?」「高2になっても単語しかやっていないけど間に合う?」――そんな疑問を持つ親御さんは多いと思います。
まず押さえておきたいのは、大学受験の英語が近年大きく変化しているという点です。共通テスト(旧センター試験)では2021年度から文法の独立問題が廃止され、リーディングは英文の量がセンター試験時代の約1.5倍に増えました。問われるのは「文法知識そのもの」ではなく、英文を速く正確に読み、情報を取り出す力です。
また、英検や GTECなどの外部検定スコアを出願条件や得点換算に活用する大学も増えています。英語の試験は「筆記だけ対策すれば終わり」という時代から変わりつつあります。こうした変化を知ったうえで、学年ごとに何をすればいいかを整理しましょう。
学年・時期別スケジュール
英語は積み上げ型の科目です。高3の秋から焦って始めても、基礎が抜けていると長文も解けません。学年ごとにやるべきことを把握しておくと、無駄なく進められます。
高1 単語・文法の土台をつくる時期
定期テストに真剣に取り組むことが、そのまま受験対策になります。授業で扱う英単語・英文法を丁寧に定着させましょう。この時期に語彙と文法の基礎が固まっていると、高2以降の学習がスムーズになります。英単語は1冊の単語帳を決め、毎日少しずつ繰り返す習慣をここでつけておくのが理想です。
高2 英文解釈をスタート・長文読解の入口へ
高校受験にはなかった「英文解釈」が大学受験の大きな特徴です。英文解釈とは、文の構造(主語・動詞・修飾の関係)を正確に読み解くトレーニングのこと。単語と文法を知っていても、複雑な英文はすぐには読めません。英文解釈の参考書1冊を丁寧にこなすことで、長文を読む土台が整います。並行して、やさしい長文問題集にも少しずつ触れ始めましょう。
高3春〜夏 長文・リスニングを本格的に強化する
夏休み前までに、英単語・英文法の復習を一通り終わらせましょう。夏以降は長文読解に集中できる状態をつくっておくことが目標です。共通テストを受ける予定のお子さんは、リスニング対策もこの時期から始めます。毎日英語の音声に触れる習慣が、秋以降の得点を大きく左右します。
高3秋〜冬 過去問演習と志望校別対策
志望校の過去問に本格的に取り組む時期です。まず1年分を解いて出題の傾向をつかみ、自分の弱点を明確にします。弱点を分野別の問題集で補強しながら、過去問演習を繰り返す流れが効果的です。私立大学と国公立大学では求められる力が異なるため、志望校の出題形式に合わせた練習を積みましょう。
分野別の具体的な勉強法

① 英単語・英熟語
高校在学中に身につけるべき英単語は、学習指導要領では1,800語程度とされています。ただし難関大学を目指す場合は、それ以上の語彙が必要になります。単語は「1回で完璧に覚えようとしない」ことが大切です。1冊の単語帳を何周も繰り返し、見た瞬間に意味が浮かぶ状態を目指しましょう。声に出して音と一緒に覚えると、リスニング力の底上げにもなります。
② 英文法
共通テストでは文法の独立問題がなくなりましたが、長文を正確に読むためにも英文法の知識は必要です。ただし、細かい文法事項を完璧にしようとして時間をかけすぎるのは得策ではありません。まず1冊の参考書で全体像をつかみ、長文読解や英作文を進める中で不安な箇所をその都度確認する、という使い方が現実的です。
③ 英文解釈(構文解釈)🌟高校受験との違い
大学受験で初めて登場する学習ステップが「英文解釈」です。長い文や複雑な構造の文を、主語・動詞・修飾の関係から正確に読み解くトレーニングです。英単語と文法を知っていても、難関大学レベルの英文をスムーズに読むには、この英文解釈の力が欠かせません。1冊の解釈書を丁寧に仕上げることが、長文読解の得点につながります。
英文解釈は「独学では詰まりやすい」と感じる生徒が多い分野です。なぜその構造になるのかを丁寧に解説してくれる環境があると、理解の速さが変わります。
④ 長文読解
共通テストのリーディングは、試験時間80分で約6,000語以上の英文を読む設計です。速く・正確に読む力を鍛えるには、毎日英文を読む習慣が欠かせません。問題を解いたあとの音読も効果的で、黙読より速く英文を処理する感覚が身につきます。基礎レベルから始め、徐々に語数と難度を上げていきましょう。
⑤ リスニング
共通テストの英語はリーディングとリスニングが各100点の同配点です(一部大学ではリスニングの配点比率が異なります)。リスニングは「なんとなく聴く」だけでは伸びません。聴いて理解できなかった箇所をスクリプトで確認し、音読・シャドーイング(音声に少し遅れて声に出す練習)で身体に染み込ませるサイクルが有効です。私立大学専願でリスニングが不要な場合は、優先度を下げても問題ありません。
⑥ 英作文・自由英作文
国公立大学の二次試験や、一部私立大学では英作文が出題されます。与えられたテーマについて英語で意見を述べる「自由英作文」は、文法・語彙・構成力が総合的に問われます。書いた文章を誰かに添削してもらえる環境がないと、誤った表現が定着してしまうリスクがあります。書く練習とフィードバックをセットで繰り返すことが上達の近道です。
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勉強の進め方と優先順位
やることが多い大学受験の英語ですが、順番を間違えると効率が大幅に落ちます。基礎なしで長文を解いても、単語も構造も分からず時間だけが過ぎます。以下の順で進めるのが王道です。
STEP 01
英単語・英熟語
すべての土台。受験期間中ずっと続ける基礎学習
STEP 02
英文法
高3の夏前までに一通りの知識を固める。
STEP 03
英文解釈
文の構造を正確に読む力をつける。独学で詰まりやすい。
STEP 04
長文読解
基礎〜標準レベルから始め、徐々に難度を上げる。
STEP 05
リスニング・英作文
志望校の出題に合わせて対策。毎日の継続が鍵。
STEP 06
過去問演習
秋以降。傾向把握→弱点補強→再演習のサイクルで。
ただし、この順序はあくまで「重点を置く時期」の目安です。単語は高3になっても毎日続けますし、文法の確認も長文と並行して行います。1つが完璧になってから次へ、ではなく、軸を移しながら並行して進めるイメージで取り組みましょう。
よくある躓きポイント
正しい順番で取り組んでいても、多くのお子さんがどこかで壁にぶつかります。よくある躓きのパターンを整理しました。
単語
覚えてもすぐ忘れる
1回で覚えようとすることが原因のほとんど。間隔を空けて何度も触れる「分散学習」の方が記憶に残りやすい。
英文解釈
解説を読んでも腑に落ちない
英文解釈は独学でつまずきやすい分野。なぜその構造になるのか、文法の根拠まで説明してもらえると理解が一段と深まる。
長文
時間内に読み終わらない
単語・英文解釈のどちらかに穴があるケースが多い。速読の練習より先に、正確に読む力を固めることが先決。
リスニング
音が速くてついていけない
音声のスピードより「音のつながり・変化」への慣れが鍵。シャドーイングを繰り返すことで、徐々に耳が追いつくようになる。
英作文
書けているか自分で判断できない
自己採点が難しい分野。誤った表現が定着する前に、第三者によるフィードバックをもらう機会をつくることが大切。
これらの躓きに共通するのは「アウトプットする機会」と「的確なフィードバックをもらえる環境」の不足です。
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そこで効果を発揮するのが、日本人講師とのオンライン英会話です。
日本人講師とのオンライン英会話がおすすめの理由

躓きを解消しながら、実践的な英語力を底上げできる
大学受験の英語は「知識を覚えるだけ」では対応しきれない場面が増えています。英文解釈の理解確認、英作文の添削、リスニング・スピーキングの実践練習まで、日本人講師とのオンライン英会話はこれらをまとめて補える環境です。
- 英文解釈や文法で詰まった箇所を、日本語で丁寧に解説してもらえる
- 書いた英作文をその場で添削・フィードバックしてもらえる
- 実際に話す練習でリスニング力とスピーキング力が同時に鍛えられる
- 自宅受講で移動時間がかからず、隙間時間に組み込みやすい
- 対面塾より費用を抑えながら、完全個別対応で進められる
外国人講師のレッスンだと、英語でうまく質問できずに終わってしまうことがあります。日本人講師なら「なぜこの文法になるのか」「この英作文のどこが不自然か」を日本語で詳しく確認できるため、理解の質が変わります。
受験対策に特化したプログラムを提供しているサービスも多く、志望校のレベルや弱点に合わせたカリキュラムで進められる点も魅力です。特に英文解釈・英作文・リスニングといった、一人では進めにくい分野の補強手段として、取り入れる価値があります。
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まとめ
大学受験の英語は、高校受験と比べて学習の幅も深さも広がります。ただ、「何から・どの順番でやるか」を押さえれば、着実に力をつけていける科目でもあります。
- 共通テストでは英文量が増加し、速く正確に読む力が求められる
- 英単語→文法→英文解釈→長文→過去問、の順番が学習の王道
- 「英文解釈」は高校受験にない大学受験特有のステップ。独学で詰まりやすい
- リスニングは共通テスト受験者は早めに着手。シャドーイングが有効
- 英作文は添削なしで続けると誤表現が定着するリスクがある
- 行き詰まりの多くは「アウトプット不足+フィードバック不足」が原因
- 日本人講師のオンライン英会話で、躓きを解消しながら実践力を伸ばせる
受験まで時間があるうちほど、打てる手は増えます。「今の時期に何をすべきか」がわかるだけで、お子さんの取り組み方は変わります。焦らず、順序立てて一歩ずつ進めていきましょう。
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