「酸っぱい」「甘い」「苦い」をテーマにしてきたこのシリーズ。英語には味覚を表す言葉が思った以上に豊富でしたよね。
さて、今回はカレーやチリソースでおなじみの「辛い」を英語でどう表現するか、ネイティブが使うフレーズを紹介します。
基本の「辛い」:spicy
カレーでよく聞くspicy (スパイスィー)ですが、ただ「辛い」という意味ではありません。スパイスが効いている + 辛い というニュアンスになります。
スパイスが効きすぎて(分量が多すぎて)味が濃いことをネガティブに伝えるときにも使えます。
I love spicy food, especially Indian curry.
私は辛い食べ物が好きで、特にインドカレーが好きです。
その他の「辛い」表現
ここからは、ただ単に「辛い!」を表現する英単語など紹介します。
① hot
中学校で学んだ hot は主に「暑い」という意味でしたね。実は「(舌がヒリヒリするように)辛い」という意味も含まれています。(他にはセクシーという意味もありますが)
spicy との違いは、スパイスを感じないことです。
This chili is so hot that my mouth is burning!
この唐辛子、辛すぎて口がヒリヒリする。
② fiery
こちらは ① hot よりもさらに上のレベルの「辛い」です。炎のように激しい辛さを表現できます。
そんなに辛い食べ物を日本で食べる機会があるのか不明ですが、アメリカではハバネロソースなど、とんでもないほど辛いソースをスーパーで見かけます。
He likes this fiery sauce on a pizza.
彼はピザに炎のように辛いソースをかけるのが好きだ。
③ peppery
最後に紹介するのがこちら。よく見ると、pepper 「コショウ」に y を足した英単語です。意味は「(コショウのような)ピリ辛の」です。
The soup has a peppery taste.
このスープはコショウのようなピリ辛の味がする。
最後に
いかがでしたか?
fiery はとても辛そうな印象でしたね。それ以外にも、食べられないくらい辛いときは、It’s too hot! や It’s too peppery! と言ってみましょう。
それでは次回は「しょっぱい」についての英単語を紹介予定です。お楽しみに。

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