アメリカのボストンに滞在中のYuriです。みなさん、ボストンってどんなところだと思いますか?
私は5年間を西海岸のサンフランシスコ(カリフォルニア)で過ごしていたので、初めてボストンに滞在した時はカルチャーショックがいくつもありました。同じアメリカでも西海岸と東海岸、州ごとに文化や雰囲気が異なります。
今回は、サンフランシスコとボストン(またはカリフォルニアとマサチューセッツ州)の違いを比べていきます。
No. 1: 最新 vs. 歴史
サンフランシスコ
サンフランシスコ周辺はシリコンバレーと呼ばれるAppleやGoogleなどIT企業やIT系のベンチャー企業が集まっています。まだアメリカや日本では見慣れない新しいサービスを「試してみる」段階から触れることができるんです。
今までにも日本ではサービス運用が始まっていない頃に、オンライン決済やスマホのアプリから自転車やスクーターを借りるサービスなど試したことがあります。特に新しいオンライン系のサービスに興味がある方にオススメです。
ボストン
世界史の授業で聞いたことがある「ボストン茶会事件」。アメリカがイギリスから独立するきっかけになったこの事件はボストンで起きました。ということで、ボストンはアメリカ建国の歴史に大きく関わる街です。日本で例えるなら奈良のような場所(鹿はいませんが)。
街を少し歩くだけで史跡やアメリカの歴史に大きく関わる人物の銅像を見かけます。アメリカの歴史や世界史に興味がある方にオススメの街です。
No. 2: お酒の入手方法
サンフランシスコ – カリフォルニア
サンフランシスコから車で3時間ほど北上すると、ワイナリーで世界的に有名なナパやソノマがあります。ワインは重要な産業のひとつ。
カリフォルニアはワインの酒税率がアメリカの全州で一番低い州のひとつです。ちなみに1ガロン(約3.79L)で20セントだそうです。スーパーならどこでもワインを手に入れられるので、ワイン好きなら1度は訪れてほしい場所です。
ボストン – マサチューセッツ
お酒に関してとても厳しいのがマサチューセッツ州です。1930年代に存在した禁酒法の影響で、今でもアメリカはお酒に関しての法律やルールが厳しいのですが(例えば外でお酒を飲めないなど)ボストンではスーパーでお酒を購入することができません。
というより、スーパーでお酒を売っておりません。
ターゲットやTrader Joe’sなど、アメリカ全州で展開している大型スーパーなら販売していることもありますが、ローカルなスーパーでなら皆無です。
お酒を購入したい時はお酒屋さんでのみ購入できます。
No. 3: 交通の便
カリフォルニア
映画「ラ・ラ・ランド」でもネタにされていたのがLAの交通渋滞の酷さ。私もLAに旅行中に見事に高速道路で交通渋滞を経験しました。
サンフランシスコではバスや電車など公共交通が発達しているのですが、LAではまだまだ車が主な移動手段。ぜひLAで車移動される際は時間帯に注意して余裕のある旅の計画をしてみてくださいね。
ボストン
ボストンで有名なのはドライバーの運転の荒さです笑。常にクラクションが聞こえるほど。
ボストンは歴史が長い街と紹介しましたが、交通に関してもイギリスからの影響を感じます。カリフォルニアではあまり見かけないのが、ラウンドアバウトです。
ロータリーの小さいバージョンだそうです。

車をレンタルして旅行する際は交通ルールを確認してみてください。
最後に
サンフランシスコとボストン(またはカリフォルニアとマサチューセッツ州)の比較は他にもたくさんあるかもしれませんが、今回はこの辺で。
1度の旅行で両方の地域を訪れたら、経験する驚きがたくさんあるのでは?と思っています。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

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