すきま英語_YUKI.N 先生

「学校が今日から始まった」は英語で?

School started today. と The school started today. の違い

「今日から学校が始まった」

これを英語にするとき、

The school started today.

と言いたくなりませんか?

日本語の「その学校」「息子の学校」の感覚から考えると、the school を使いたくなるかもしれません。

でも、休みが終わって「今日から学校が始まった」と言いたいのであれば、

School started today.

のほうが自然です。

では、なぜ the をつけないのでしょうか?

ポイントは、school という単語が「学校という場所・組織」だけでなく、「学校教育・授業・学校生活」という意味でも使われることです。

【School started today. の school は何を意味する?】

School started today.

今日から学校が始まった。

この school は、特定の学校の建物や組織そのものを指しているわけではありません。

**「学校で行われる授業や学校生活」**という意味で使われています。

そのため、冠詞をつけずに school と言います。

例えば、

School starts at 9.

学校は9時に始まります。

この場合も、「学校という建物が9時に始まる」という意味ではありませんよね。

**「授業・学校生活が9時に始まる」**という意味です。

同じように、

School starts again tomorrow.

明日からまた学校が始まります。

School finished early today.

今日は学校が早く終わりました。

などと言うことができます。

【では、the school はどういう意味?】

the school とすると、「その学校」という特定の学校・組織を指す意味が強くなります。

例えば、

The school opened in 1995.

その学校は1995年に開校しました。

The school closed because of the storm.

その学校は嵐のため休校になりました。

The school has about 500 students.

その学校には約500人の生徒がいます。

このような場合は、「授業・学校生活」ではなく、特定の学校そのものについて話しているので、the school が自然です。

【なぜ The school started today. は不自然なの?】

The school started today.

としてしまうと、the school が「特定の学校という組織」を表すため、

「その学校自体が今日スタートした」

というようにも聞こえてしまいます。

つまり、「休みが終わって今日から学校が始まった」という意味を伝えたい場合には少し不自然です。

その場合は、

School started today.

とするほうが自然です。

【「息子は今日から学校」はどう言う?】

日常会話なら、

My son went back to school today.

息子は今日から学校に戻りました。

がとても自然です。

go back to school は、休暇などが終わって「学校に戻る」というときによく使います。

ここでも、

go back to school

であって、

go back to the school

ではないことに注目してください。

to school は単に「学校という建物へ行く」というより、**「学校へ行って授業を受ける・学校生活に戻る」**という意味になっています。

【「新学期が今日から始まった」なら?】

「学校が始まった」ではなく、**「新学期が始まった」**と言いたい場合は、

The new school term started today.

今日から新学期が始まりました。

または、

The new term started today.

今日から新学期が始まりました。

と言うことができます。

【term と semester の違いは?】

termsemester は、どちらも日本語では「学期」と訳されるため、同じような単語に見えます。

ただし、意味には少し違いがあります。

term は、学校年度をいくつかに区切った**「学期」を表す一般的な言葉**です。

そのため、1年間を2学期、3学期、4学期などに分けている場合でも、それぞれの期間を term と呼ぶことができます。

一方、semester は、基本的に1年間を2つに分けたうちの1学期を指します。

semester の sem- には「半分」という意味があり、もともと「6か月の期間」という意味から来ています。

例えば、

the first semester

前期・第1学期

the second semester

後期・第2学期

のように使います。

つまり、簡単に整理すると、

term = 学期を表す一般的な言葉

semester = 1年を2つに分けた場合の1学期

という違いです。

どちらを使うかは、その学校がどのような学期制度を採用しているかによって変わります。

【school は冠詞の有無で意味が変わる】

今回のポイントを整理してみましょう。

School started today.

今日から学校が始まった。
→ school = 授業・学校生活

The school opened in 1995.

その学校は1995年に開校した。
→ the school = 特定の学校・組織

My son went back to school today.

息子は今日から学校に戻った。
→ school = 学校生活・教育を受ける場所としての学校

The new school term started today.

今日から新学期が始まった。
新しい学期が始まったことを具体的に表現

日本語ではどれも「学校」と言えてしまいますが、英語では**「学校という建物・組織」について話しているのか、それとも「授業・学校生活」について話しているのか**によって、冠詞の使い方が変わります。

これは school だけに見られる特殊な考え方ではありません。

例えば、

go to bed
ベッドに入る・寝る

go to work
仕事に行く

go to church
教会へ礼拝に行く

なども、「その場所・物そのもの」よりも、そこで行う本来の活動や目的に意識が向いている表現です。

冠詞の a や the を「つける・つけない」と丸暗記するのではなく、

「今、この名詞は何を表しているんだろう?」

と考えてみると、英語の冠詞が少しずつ分かりやすくなってきます。

今後は、コース紹介ページ=装飾控えめで貼り付けやすく、ブログ記事=見出し・太字などを入れて読みやすく、という感じで分けるとよさそうです。

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ABOUT ME
YUKI.N
豪在住18年+、英会話講師、英語学習法コーチとして14年+(うちワールドトーク12年)活動しています!独自の経験を基に作り上げた学習法メソッドをベースにした英語学習法コーチングをご提供。ご自分のレベル目的にあった学習法を学び、ご自宅での学習を効率化し、レッスンと自宅での学習の両方で英語上達を目指しましょう!得意分野:文法、発音、日常会話、英語学習法指導 生徒さんお一人、お一人に寄り添った指導を心がけています。