should系動詞とは?that節で原形になる理由とshouldの使い方をわかりやすく解説
英語学習を進めていると、「suggest」や「recommend」などの動詞の後ろで、動詞が原形になるケースに出会うことがあります。「なぜ三単現のsがつかないのか?」「shouldは入れてもいいのか?」と疑問に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、いわゆる「should系の動詞」について、基本ルールからshouldの使い方、そして学習者が特に間違えやすいポイントまで丁寧に解説いたします。
■ should系の動詞とは?
「should系の動詞」とは、that節の中で動詞が原形になる特徴を持つ動詞のことを指します。代表的なものとしては、以下のような動詞があります。
suggest(提案する)
recommend(勧める)
insist(主張する)
demand(要求する)
propose(提案する)
これらはいずれも「〜すべきだ」「〜することを提案・主張する」といったニュアンスを含んでいます。
■ 基本ルール:that節の中は原形
これらの動詞の後ろにthat節が続く場合、動詞は主語に関係なく原形になります。
例:
I suggest that he go home early.
She recommended that he see a doctor.
They insisted that she be there on time.
通常であれば「goes」「sees」「is」となりそうですが、この構文では原形のまま使われます。
■ なぜ原形になるのか?
これは文法的には「仮定法現在(subjunctive)」と呼ばれる用法です。
「まだ現実ではないが、そうあるべきだと考えている内容」を表すため、時制や主語に関係なく動詞は原形になります。つまり、「事実」ではなく「提案・要求・願望」を表すための特別な形だと考えると理解しやすいでしょう。
■ shouldを入れてもよいのか?
結論から申し上げますと、shouldは入れても問題ありません。
例えば、以下の2文はどちらも正しい表現です。
I suggest that he go home.
I suggest that he should go home.
意味に大きな違いはありませんが、shouldを入れることで「〜すべきだ」というニュアンスがやや明確になります。また、原形だけの形に違和感がある学習者にとっては、shouldを入れた方が理解しやすい場合もあります。
■ shouldあり・なしの違い
厳密な意味の違いはほとんどありませんが、一般的に以下のような傾向があります。
原形:ややフォーマル、特にアメリカ英語でよく使われる
should:やや柔らかい印象、イギリス英語で比較的よく使われる
特に「be動詞」の場合は、shouldを入れることで自然に感じやすくなります。
例:
They insisted that she be there.
They insisted that she should be there.
■ 学習者がよく間違えるポイント:to不定詞
ここが非常に重要なポイントです。
多くの学習者が、should系の動詞の後ろで「to不定詞」を使ってしまいます。
誤りの例:
❌ I suggest him to go home.
❌ She recommended me to see a doctor.
これは日本語の「〜するように勧める」という感覚から直訳してしまうために起こるミスです。しかし、英語ではこの形は基本的に使えません。
■ 正しい言い方
代わりに、以下の形を使います。
① that節(最も基本)
I suggest that he go home.
She recommended that I see a doctor.
② 動名詞
I suggest going home.
She recommended seeing a doctor.
■ 例外:to不定詞が使えるケース
ただし、例外的に「to不定詞」が使われる形もあります。
それが「受動態」の場合です。
例:
Students are recommended to make an appointment with a counselor.
この場合は「人が〜することを勧められている」という受け身の構造になっているため、to不定詞が使われています。
■ まとめ
should系の動詞は、英語の中でもつまずきやすいポイントの一つですが、ルールを整理するとシンプルです。
that節では動詞は原形になる
shouldを入れても入れなくてもよい
to不定詞は基本的に使えない(ただし受動態では例外あり)
動名詞での言い換えも可能
特に「I suggest him to〜」のようなミスは非常によく見られるため、意識して避けることが大切です。
このポイントを理解すると、より自然で正確な英語表現が使えるようになります。ぜひ実際の会話やライティングで意識して使ってみてください。
\ ワールドトークでYUKI.N先生のレッスンを受けられます! /













