エクササイズ1が理解できたところで、さらに進んで行きますね。

関係代名詞には、主格・所有格・目的格の3つの格ありましたね。
そのうち目的格の関係代名詞に注目していきます。
前置詞つきの関係代名詞の作り方
なぜ目的格かというと、主語のところにくる主格や、名詞の前にくる所有格と違って、動詞の後ろにくる目的格には、動詞に前置詞がついてる場合があるからです。
Part2の動詞のときにやった、自動詞と他動詞の違いを覚えていますか?
他動詞はすぐ目的語がとなりに来れましたが、自動詞は自己完結する動作なので、となりに名詞を置く場合は前置詞が必要でしたね。
Ex. 他動詞: I like her. 自動詞:I play with her.
この前置詞はもちろん省略できないので、どこに置くかという練習です。
テキストの内容をゆっくり確認してみましょう。
The girl is my daughter. Ken is playing with her.
①まずはthe girlが言い換えられた代名詞を探します。それが最後のherですね。
②そのherを目的格のwhomに変えてthe girlの後ろにくっつけます。herの後ろには Ken is〜の文章がそのまま続きます。
→The girl whom Ken is playing with is my daughter.
③withをwhomの前に置くこともできます。
→The girl with whom Ken is playing is my daughter.
なぜ代名詞の前なのか?
それは前置詞はいつも名詞の前でしたね。with her のように!
そのherの中身を詳しく説明しますよ、というのがwhom以下の内容です。
前置詞が前にくるときのルール
テキストにもありますが、ここで再度確認しましょう!
前置詞が関係代名詞の前にくる場合
①省略ができない(通常、目的格の関係代名詞は省略可能ですが、前置詞つきの場合はそれができません!)
②先行詞が人の場合は、whoではなくwhomを使う(現代英語ではwhomの代わりにwhoが使われることが多いですが、前置詞付きの場合は元祖目的格whomで!人以外はもちろんwhichで)
③thatは使えない(通常、所有格以外なら何でも使えるthatですが、前置詞付きにはなりません!X in that )
④後ろには完璧なSVの文章(前置詞が前に移動しているので、後ろはSV!元々Oはありません。上の例だと、Jack lives のようになっている、という意味です)

先行詞を必要としない独立系のwhat
関係代名詞といえば、情報不足の名詞に後ろから説明を加えるのが仕事ですが、実はちょっと変わり者の関係詞が存在します。
それがwhat。疑問詞のwhatではないので「何?」と訳さないように気をつけましょう。
実はこのwhat、先行詞+関係代名詞の意味を持っていて、単独で使えます。
普通は関係代名詞は先行詞である名詞を説明するので、形容詞節でしたね。
ところがこのwhatはそのまま名詞のカタマリを作ります。
テキストの例文のように、それぞれ上からSOCになっていますね。

ではちょっとだけ練習してみましょうか。
これはどういう意味でしょう?
:what I like 、what you mean、what they are talking about
これらは単なる名詞のかたまりなので、文章ではありませんよ。
正解:私が好きなこと/もの、あなたの意味すること(言わんとすること)、彼らが話している内容、こんな感じでしょうか?
これを使って、今度は英作文してみましょう!
- 私が好きなもの知ってますか?
- あなたが何を言いたいのか理解できません。
- 彼らが話していることを知りたいです。
では答え合わせしてみましょう!
- Do you know what I like?
- I don’t understand what you mean.
- I want to know what they are talking about.
さあ、いかがだったでしょうか?
結構使えそうなフレーズですよね? しっかり活用してくださいね😊

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