前回は接続詞のイントロとして、詞・句・節の解説をさせていただきましたが、今回から接続詞そのものに入っていきます。
では、再度テキストの表を見てみましょう!

左側の表が接続詞の種類です。
接続詞にはこの右の表にあるように2種類あります。
今回はその一つ「等位接続詞」についてみていきましょう!

等位ということで、等しい位でつなげる接続詞で、2つの語、句、節の間にきます。文頭に来ない!ってことが大きな特徴です。
そんなに数はありませんから、英語圏の子供達は、それぞれのイニシャル(頭文字)を取って、FANBOYS で覚えることが多いそうです。
では、それを拝借して私たちも英語圏の学生になったつもりで覚えていきましょう。
Fの[for] 前置詞のforほど知られていませんが、実は前置詞のforもあるんです。どう見分けるかは、もちろんforがどこに来てるかです。この文章のように、forのとなりに文章が来ていたら、それは前の文章と後ろの文章を繋げている接続詞ですね。前置詞はとなりに名詞しか来ないんでしたね。では、音読してから意味を言ってみましょう!
私は早めに寝た、というのは疲れていたから。
Aの[and] これはおなじみですね。使用頻度も高い接続詞です。前の内容に追加します。では音読してから意味を言ってみましょう。
彼は彼女が好きではない、そして彼女も彼を好きではない。
Nの[nor] andとは逆にいちばんなじみがない接続詞ではないでしょうか。でもよくみると、orの前にnがくっ付いているのに気がつきました?nは否定のnotからきていて、orの「どちらか」を否定しているわけです。だから「Aも違うけど、Bも違う」と否定を追加しています。このnorには、FANBOYSの中で唯一「倒置が起きる」という特徴があります。
では、これも音読してから意味を言ってみましょう。
彼女は学生ではないし、また先生でもない。
Bの[but] これもおなじみの接続詞ですね。前の言葉に逆らいます。では音読して訳を言ってみてください。
私は本を買ったけど、それを読んでいない。
Oの[or] and, but に続きこれもよく結構使われるる接続詞ですね。前とは他の選択肢をつなげます。音読して意味を言ってみましょう。
外出したい?それとも疲れすぎてて無理?(tooが、〜過ぎて〜できないを意味します。これは倒置ではなく普通の疑問文ですよ)
Yの[yet] 完了形の時に登場した「まだ〜してない」とか「もう〜した?」ではおなじみのyetですが、実は接続詞でもあるんです。意外でしたね😄 対照的な追加って何?って感じですよね。前の文章に、but ほどの逆説ではないけど、ちょっと釘を刺しておく、みたいなイメージですね。その意味では、完了形の時の「まだ〜してない」に近いですね。
では音読して意味を考えてみてください。
この車を使ってもいいよ。先に許可を取る必要があるけどね。
Sの[so] so hot などの「とっても〜」の意味の副詞ではおなじみのsoですが、等位接続詞でもあります。ついつい文頭に置いてしまって、作文では国語の先生によく注意される接続詞です。会話ではよく「So,」「それで、〜」っていきなり始めることが多いですからね。
ではこれも、音読してから意味を言ってみてください。
とっても暑かったので、私はその窓を開けた。
どうでしたか? ファンボーイズ、覚えられましたか?
7つの接続詞が言えたら、今回は完了です。お疲れさまでした〜👋

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