さあ、今回はSVOのさらに発展型、SVOO=第4文型です。
SVC:SはCです。とSの中身を説明する第2文型には、これ以上の発展型はありません。
それに対してSVO:SはOにVします の第3文型はこの後さらに発展して、第4文型、第5文型と続いていきます。
ではさっそく第4文型の表をみてみましょう

第4文型をとる動詞は「授ける系」の動詞です。
代表選手の動詞としては、まさに「与える:give」なんてわかりやすいですね。
My uncle gave me a watch. のS「私の叔父さん」がV「くれた・与えた」ところまではクリアですね。問題はその後ろにくる名詞が2つ、という点です。
SVOならOは1つで、S(叔父さん)はV(与えた)!と言われれば、「何を?」という疑問が出てきて、さて、叔父さんが実際に「ほらよ!」と与えたのはどちらですか?
当然、与えた中身は「時計」の方ですよね。なので純粋な目的語はこちらになります。
ここ、重要ですのでよく覚えておいてくださいね。
では「私」は?というと、与えられた人物ですね。なので、giveをいう力が私にも届いています。ただし、直接与えたものは「時計」なので、その直接の目的語に挟まれた時だけ、この文型の構文が成り立ち「SはOにOをVした」という意味を作ります。
ということは、My uncle gave a watch me といってしまったら、どう意味になりますか? 叔父さんは時計に私を与えた。と世にも奇妙な内容になります。
My uncle gave a watch、と実際に与えられた中身(直接目的語)が来てしまった場合は、これで文型はSVOと確定!してしまい、この文章は第3文型となります。
そして「誰に」という情報は、時計の行き先を表す前置詞 to が前にきて「to me」となります。
for me と to me の違いは何ですか?どっちか迷ってしまいます〜
については、to を使う時は、その動作(ここではgave)が、相手なしではできない場合はto、相手なしでもできる場合はforです。もう一つの例文のshowはどっちですか?
見せる相手なしで見せることは不可能ですから、当然 to ですね。
She showed the picture to me. が第3文型への言い換えになります。
では、for を使う動詞も一つ挙げておきましょう。buyなんかそうですね。
I bought a box of chocolate for my husband.
ところで今日はバレンタインデーですね。TOEICの試験官でずっと試験会場にこもっていて忘れかけてました。
オーストラリアではチョコの風習はないのですが、疲れたのでチョコレートでも買って一緒に食べよう、と半分は自分のためですが、ギリギリ購入しましたよ。
もちろん、チョコを買うときは、一人で買えますよね?たとえ気持ちは「彼のため」でも。
いや、もしかしたら、途中で気が変わって自分で全部食べちゃう可能性も否めません。
というように、to は直接的ですが、forはそこまで直接じゃないんですね。
というわけで、かなり遅い投稿になりましたが、何とか間に合いました!
Happy Valentine’s Day to You!!!!

\ ワールドトークでマリリン先生のレッスンを受けられます! /