すきま英語

第18回:時間を計ってライティングに挑戦する

これまで、意見と理由の組み立て方、具体例の加え方、語数の調整、英文の見直し方を学んできました。

今回はそれらを使い、時間を決めて一つの英文を書いてみましょう。

本番に近い形で練習すると、時間内に書き切る力だけでなく、自分がどこで時間を使いすぎるのかも分かります。

1. 今日の練習問題

次の質問について、あなたの意見とその理由を二つ、英語で書いてみましょう。

Do you think students should help with housework at home?
生徒は家で家事を手伝うべきだと思いますか。

語数は、実際に取り組む問題の指示に従ってください。以下では練習の目安として、50~60語程度を想定します。

2. まず短いメモを作る

英文を書く前に、意見と理由を短くメモします。

  • 意見: 賛成
  • 理由1: 家族の助けになる
  • 説明: 家族が忙しいときに、掃除や皿洗いができる
  • 理由2: 役立つ技能が身につく
  • 説明: 自分で身の回りのことができるようになる

理由は、難しいものや独創的なものでなくてかまいません。自分が英語で説明しやすい内容を選びましょう。

3. 段落の順番に並べる

基本の順番は次の通りです。

  1. 自分の意見
  2. 理由1と説明
  3. 理由2と説明
  4. まとめ

それぞれの役割を一文ずつにすると、書き始めやすくなります。理由を述べたら、because や for example を使って説明を加えましょう。

4. 解答例

I think students should help with housework at home.
First, they can help their families.
For example, they can wash the dishes when their parents are busy.
Second, students can learn useful skills.
They will be able to take care of themselves when they live alone in the future.
For these reasons, students should help at home.

この例では、最初に意見を示し、First と Second で二つの理由を分けています。また、家族が忙しいときの例を加え、最後に意見をまとめています。

表現をそのまま覚える必要はありません。自分の意見に合わせて、理由や具体例を入れ替えて練習してください。

5. 時間を区切って書く

本番の制限時間に合わせて、次の三段階で練習します。

  • 計画: 意見と理由を短くメモする
  • 執筆: メモの順番に英文を書く
  • 見直し: 内容、語数、文法、スペルを確認する

練習では、計画に時間をかけすぎないようにしましょう。
メモができたら、決めた時間で書き始めます。

書きながら別の理由を思いついても、すでに書いた内容を大きく組み替えるのではなく、まず一つの答案を最後まで完成させることが大切です。

6. 書いたあとに振り返る

答案を書き終えたら、次の点を確認します。

  • 質問に対する自分の意見が書かれているか
  • 理由が二つあり、それぞれ説明されているか
  • 語数が指定範囲に収まっているか
  • 主語と動詞、単数・複数、時制に誤りがないか
  • スペルや文末のピリオドを確認したか
  • 計画・執筆・見直しのどこに時間がかかったか

直した箇所だけでなく、時間が足りなかった部分も記録しましょう。

たとえば「理由を考えるのに時間がかかった」「見直しをする時間がなかった」と分かれば、次の練習で改善するポイントが明確になります。

今回のポイント: 時間を計った練習では、完璧な文章を書くことより、計画から見直しまでを一度やり切ることが大切です。

まずは短くメモを作り、理由を説明して、最後に見直す流れを身につけましょう。

次回は、ライティングで起こりやすいミスを確認し、より伝わりやすい英文に整える練習をします。

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ABOUT ME
マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!