英検2級の語彙問題では、知らない単語が選択肢に含まれることがあります。
すべての単語を完璧に覚えてから問題に取り組むのではなく、文の形や前後の意味を手がかりにして、答えを絞る練習も大切です。
1. 空所に入る品詞を考える
まず、空所の前後を見て、名詞・動詞・形容詞・副詞のどれが必要かを判断します。
The new machine is very ______.
very の後には、状態を表す形容詞が入りやすいと分かります。選択肢の意味があいまいでも、名詞や動詞を先に除外できる場合があります。
語尾も手がかりになります。
-tion,-ment:名詞のことが多い-ful,-able,-ous:形容詞のことが多い-ly:副詞のことが多い-ize,-en:動詞のことが多い
ただし例外もあるため、語尾だけで決めず、文の形と合わせて考えましょう。
2. 文全体の意味から候補を絞る
空所の前後だけでなく、文全体を読んで、内容が肯定的なのか否定的なのかを確認します。
The road was covered with snow, so the driver moved very ______.
雪で道路が覆われているため、運転手は慎重に進んだ、という流れが自然です。so が原因と結果をつないでいることも判断の助けになります。
文中の次の表現にも注目しましょう。
- because, since:理由
- so, therefore:結果
- but, however:対比
- for example:具体例
- although:予想と異なる内容
3. 単語の一部や語族を活用する
接頭辞や語根から意味を推測できる場合があります。
un-:否定・反対re-:再びpre-:前にmis-:誤って-less:~がない
また、知っている単語と同じ語族の語が選択肢にあれば、品詞の変化を考えます。
success(名詞)successful(形容詞)succeed(動詞)
語の一部から意味を推測するときは、文脈と矛盾しないかを必ず確認しましょう。
4. 選択肢を一つずつ消去する
答えを選ぶときは、最初に正解を決めつけず、不自然な選択肢を消していきます。
- 文法的に空所に入らない語を除く。
- 文の意味と反対になる語を除く。
- 熟語や単語の組み合わせとして不自然な語を除く。
- 残った語を文全体に当てはめて確認する。
意味が似た選択肢が並ぶ場合は、よく使われる組み合わせにも注意します。たとえば、ある動詞の後には特定の前置詞が続くことがあります。単語だけでなく、使われ方も一緒に覚えると、問題を解きやすくなります。
5. 解けなかった単語を復習に活かす
演習で間違えた語は、正解だけを確認して終わらせず、次の情報を記録しましょう。
- 単語と品詞
- 文中での意味
- 一緒に使われていた語
- 間違えた理由
- 短い例文
復習では、単語の日本語訳を隠して思い出すだけでなく、例文の空所を埋める練習も行います。文の中で使い方を確認することで、別の問題でも思い出しやすくなります。
語彙問題では、知らない単語に出会っても、品詞・文脈・接続語・語の形を順に確認すれば、正解に近づけることがあります。
まずは根拠を使って選択肢を絞り、演習後に間違えた語を着実に復習しましょう。
次回は、英検2級のリスニング対策に進みます。
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