すきま英語

Part14 関係代名詞&関係副詞①

今回から関係詞に入っていきますね。

関係詞には関係代名詞と関係副詞の2種類あります。

まずは関係代名詞からみていきましょう!

関係代名詞〜名詞を後ろから説明する形容詞のカタマリ

まずはこの表の一番左にある主格、所有格、目的格の復習から。

主格:私は〜 I, you, he, she, など主語のSになる形。ex. I am a student.

所有格:私の〜 my, your, his, her など、所有を表す形 ex. my car

目的格:私を me, you, him, her など目的語になるときの形 ex. You know me.

このように「私」を説明するときも、3つの格を使いますね。

その格変化を、I-my-me, you-your-you、と英語の時間に大合唱して覚えた記憶ありませんか? アレです😉

関係代名詞にもその格変化がありますが、それは疑問詞と同じなので、ここで一緒に復習していきましょう!

人を聞くとき:Who-Whose-Who(m)

ex. Who are you? Whose car is this? Who(m) do you like?
あなたは?/これは誰の車?/あなたは誰を好き?

こんなふうに疑問詞が変化するように、関係代名詞も変化します。

主格:who/which/that

では主格から見ていきますね。例文を読んでみてください。

I have a friend who can speak French. の関係代名詞はwhoで、直前にあるa friendを説明しています。
この直前にある情報不足の名詞のことを「先行詞」と呼びます。
この文章を関係代名詞を使わない、元の文章に戻してみるとこうなります。

I have a friend. He/She can speak French.
私はある友達がいます。彼/彼女はフランス語が話せます。という2つの文章ですね。
a friendを、次の文章ではheと代名詞で言い換えています。
この代名詞をwhoに変えることで、この文章を繋げることができるわけです。
I have a friend who can speak French. 

大切なことは、2つ目の文章でa friendがHeという主格(S)で紹介されていることです。

ある名詞を関係代名詞を使って説明を加えるときに、「その〇〇は」と主語で説明したいとき、これが主格を使うタイミングです。

そして主格を使ったら、隣には必ず動詞(助動詞)を持ってくることを忘れずに!

先行詞が人なら「who」人以外なら「which」を使います。
またどちらでも使えるのが「that」です.

所有格:whose

次に所有格です。

所有格の関係代名詞は先行詞が何でもwhoseだけ!thatも使えません。

逆に覚えやすいですね。

I have a friend whose father is a doctor. を元の文章に戻してみましょう。

I have a friend. His/Her father is a doctor.
私にはある友達がいます。彼/彼女のお父さんはお医者さんです。
そしてこの代名詞を今度は所有格のwhoseに置き換えてつなげます。
I have a friend whose father is a doctor.

このように、先行詞を「その人/物〇〇は」と説明したいときが所有格whoseの使いどきです。となりには必ず〇〇になる名詞がきます。
この例文ではfatherですね。

目的格:who(m)/which/that

最後は目的格です。

人の場合はwhomがオリジナルですが、最近はmを省略してwhoを代用することが多いです。人以外はwhich、そしてどちらもthatが使えます。

また衝撃的な事実ですが、目的格だけは省略も可能。

ではこれまで通り、下の例文を元の文章に戻してみましょう。

I have a friend whom I really like.

I have a friend. I really like him/her.
私にはある友達がいます。私は彼/彼女が本当に好きです。
その代名詞him/herを目的格のwhom/whoに変えて最初の文章にくっつけます。

このように先行詞を「そのOOを」と目的語として説明したいときが目的格の関係代名詞の使いどきです。

主格や所有格の時と違って、目的格は文章のSVO、つまり文末に来るので、whom/whoに変更して前に持ってくるということで、SVOのOが消えたSVが後ろに残ります。

目的格の関係代名詞を使うときは、となりにSVを持ってくることを忘れずに!

間違ってもSVOのOを持ってきてはいけません

なぜならOは関係代名詞に形を変えて使われているから。

Oがないことが関係代名詞の存在理由なんです。

a cat which I found=私が見つけた猫

あるいは、

a cat I found のように、省略も可能な目的格の関係代名詞。

名詞SV の形をみたら、これからは関係代名詞の目的格が省略されていることを疑ってください。

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マリリン
オーストラリアのメルボルン在住25年の英語講師、マリリンです。イギリスのロンドン、アメリカのロサンゼルスにも留学していました。英語学習、海外生活、異文化、いろんな情報を皆さんとシェアしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします!