Sunshine English Club

便利に使おう! 使役のmake & let

 

これが言えたら結構英語できるようになったなあと

自分で感じられる表現、

ありますか?

私は例えば、

make,let,have,getがそれにあたるように思います。

 

文法的には使役動詞(しえきどうし)と呼ばれますが・・・。

 

「使役」というと誰かをあごで使うイメージですね!

「あんた、早くお風呂の掃除しなさいよ」の世界です。

Honey, can you just stop watching TV and clean the bathroom?

と口では言っていても

頭の中では

I made him clean the bathroom! (ha-ha!)

の結末を早く迎えたいと思っている自分。

この「無理にでもさせる」という強制的なイメージを持つ動詞がmake。

 

どうして?

 

makeには

「何かを組み合わせたり、形を変えたりして、また別のものにする」という

イメージがあるからです。

つまり「作る」ということ。

粘土をこねて思うような作品を作るように、

人をこちらの思うように変化させて結果を得るんですね。

 

例文1.

I made Taro go to the supermarket.

タロウの気持ちが変わるようにいろいろ言って、

その結果彼はスーパーに行ったのが

この文。

だからあえて訳せば「私は太郎をスーパーに行かせました」。

 

例文2.

Kim made me cook her lunch.

キムはうまいこといって

私をだんだん料理せざるを得ない状態に追い込み(?)

結果、私は彼女のランチを作っていたという・・・。

だから「キムは私に自分のランチを作らせた」になります。

 

では、makeをletに替えてみたら?

 

同じような文でもニュアンスが変わります。

1.I let him go to the supermarket.

私は彼をスーパーに行かせてあげた。

2.Kim let me cook her lunch.

キムは私にお昼ご飯を作らせてくれた。

 

同じ使役動詞の仲間でも

letは許可を表します。

相手がしたいと言っていることを邪魔しないで「させてあげる」のがlet。

 

同様に、「私にもやらせて!」なんて言うときは

Let me try! と言いますね。

ちょっと考えさせてもらうときは

Let me see…なんて言いながら考えます。

 

ということで

I let him clean the bathroom.

なんて言ったら息子に怒られるでしょうか?

(わが家では週末のお風呂掃除は息子の仕事です(笑))

 

ただし、ここで紹介しているのはあくまでも原則。

強制的に感じるmakeだって

He always makes us laugh.だと

「彼は無理やり私たちを笑わせる」のか

「彼はいつもみんなが笑ってしまうような楽しい人」なのかは

状況次第です。

 

だってmakeの魔法で気がついたら私たちは笑う状況にいるわけですからね!

 

 

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ABOUT ME
Junko N.
和歌山県出身。子ども時代を台湾・米国で過ごした経験あり。でも生まれ変わったら吉本新喜劇の役者になりたい関西人です。現在は転勤族で日本のあちこちに出没中。なので皆様と話が合う確率はかなり高いかも。ワールドトークでは主にキッズレッスンを担当しています。ブログを通じてもっと皆様とコミュニケーションがとれたらいいなと願っています。