すきま英語

英検1級2次試験の「発音」。海外経験なしでも鍛えられる対策法とは・・?

こんにちは。講師のKazuです。

本日11/23(木・祝)は、2023年第2回英検1級 2次試験のC日程の日です。

私の生徒さんでも数名受験者がいらっしゃり、ぜひ実力を発揮してほしいと思っています。

中には、早速受験後の振り返りを共有くださる生徒さんもおられ、結果発表が待ち遠しい限りです。

私はというと、2年前の11/23(火・祝)に1級2次試験を受験。今年と同様、前日が平日。

「もし日曜が試験日だったら、土曜に集中的に対策できたのに」と何度思ったことか・・。

・・と、それは置いておいて。

今回のテーマは、英検1級2次試験の評価項目の1つでもある「発音」。

前回のブログで発音矯正の必要性をお伝えしましたが、今回は私が実践している発音学習法をご紹介いたします。

「音」を聴きこむ、覚える

海外経験のない私はまず、英語の「音」を体で覚えることから始めました。

その際音源は、

 ・30秒~1分30秒ほどの短さ

 ・難しすぎない語彙レベル

 ・繰り返し再生可能

 ・スクリプトあり

 ・自分が興味を持てる内容

という条件で選んでいます。

例えば、好きな洋楽のサビ、NHK出版『現代ビジネス英語』、米国大統領演説、英国首相インタビュー、BBCの1分間ニュース、TED Talkの一部・・・などです。

そして、とにかく繰り返し聴きこむ。同じ音源を、10回ほど。

その間自分は一切発音せず、話者の声音、強弱、イントネーション、リエゾン、子音・母音など全てを捉える意識で、ひたすら集中します。

話者に「なりきる」

10回ほど聞いた段階で、自分でもシャドーイングで発音をしてみます。

その際注意すべきは、完全に話者に「なりきる」つもりで発音すること。

BBCニュースでは「自分はBBCのニュースキャスターだ」という意識、NHKテキストでは「自分はテキストの登場人物だ」という意識で発音します。

そうすると、単純な「th」「r」などの音だけではなく、話者の感情がこもったリアルなイントネーションを少しずつ自分に取り込むことができるようになります。

初めは、ぎこちなくても大丈夫。(私もいまだに発音練習をしているので・・。)

発音矯正は長い道のりだと割り切って、少しずつ取り組むのがおススメです。

録音による自己チェック →第三者チェック

もし余裕があれば、自分の発音を録音するのも一手です。

録音を聞いてみると、自分の発音の弱点に気づける場合もあります。

私も、英検1級2次試験の前は毎日自分の発音を録音してチェックしていました。

あるいは、第三者にチェックしてもらうのも安心感がありますね。

私の場合は、フィリピン人の方が講師をしているオンライン英会話を毎日利用し、発音でおかしな点があったらすぐに指摘してもらうようにしていました。

発音矯正は長い道のり

前述の通り、発音矯正は長い道のりです。

そのため、忙しい日々の中でどこまで発音矯正に時間を割くべきか、悩ましいとは思います。

上記の発音矯正法は一例にすぎませんが、「発音を改善したい!」という生徒さんに少しでも参考となれば、とても嬉しいです!

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ABOUT ME
Kazu
現役採用コンサル×英語コーチ。外資系企業の採用支援を歴任し、英検指導からTOEIC、英語プレゼン準備、外資系の採用面接対策まで幅広くサポートしているKazu先生。実践的な英語を学びたいなら、この先生!と今イチオシの講師です。