ワールドトーク講師インタビュー#04｜終わりがない英語学習を楽しく

ワールドトークは多くの会員様に英検®やTOEIC®対策にご利用いただいております。（ありがとうございます！）今回はそんな資格対策レッスンが人気のJhowa先生にお話を伺ってきました！

【Jhowa先生】小学校２年生までフィリピンで生活し、その後来日。英語を全て忘れたが、20歳の時に働きながら英語学習を再開。TOEICのスコアを200点伸ばした後、半年間セブ留学。留学中TOEIC800点台を取得し、帰国後は大手英会話スクールにて3年半レッスン。現在はオンライン英会話講師兼英語コーチングとしてフリーで活動。

ワールドトーク講師歴:2年
ワールドトークレッスン数：1382レッスン
※2023年1月時点

20歳からの英語学習

ーーお仕事をされながらTOEICのスコアアップをされたとのことですが、お忙しい中でどのように学習に取り組まれたのでしょうか？

当時英会話スクールで講師をしていたので周りの先生がTOEIC900点を保持しているのが当たり前…という環境でした。これがプレッシャーになったことと、TOEIC900点以上を持っていれば今後どこでも活躍できるだろう！というモチベーションで学習に取り組みました。

勉強は、講師経験の中で学んだことを活かしていたのと、セブ留学していた時にひたすら問題を解いていた感じですね。以前の英会話スクール在籍時はもう850点を取っていてたのですが、なかなか900点の壁を超えられなかった…という状況でした。

スタバに行くのがお気に入りで、スタバでめちゃくちゃ勉強をしたり、仕事のある日はNetflixでドラマや映画を見てリスニングのトレーニングをしていました。

ーーもうすでに800点台をお持ちだったんですね！先生の英語学習のきっかけやスタートはいつだったんでしょうか？

生まれた時から小学校3年生まではフィリピンで生活をしていたので、英語に触れてきた環境がありました。その後、日本に来て日本語を話せるようになった頃には英語を忘れている状態でした…

ただ、高校のテストには困らない程度の英語力はありました。

高校卒業後は小さな工場の事務員をしていたんですが、仕事が面白くないなと感じ、20歳の時英語の勉強を再スタートしました。

ーー20歳から英語を頑張るぞ！となってから、まず何に取り組まれたんでしょうか？

偶然、会社で週に1回英語の先生が英会話のレッスンをしてくれる、という機会がありました。会社から受けなさいと言われ、その流れで受講していました。

また、TOEICを年3~4回受けなければならない…という環境でもありました。

ーーハードですね…！！

そうですね、でもあまり苦ではなかったです＾＾

TOEICのスコアも最初は400点台で初心者レベルだったのですが、1年英会話のレッスンを受け、それほど自分を追い込むことなく勉強を続けて600点のスコアを取ることが出来ました。

ゆくゆくは英語を使った仕事に就きたいという思いもあったので、その時に事務員の仕事をやめようと決意しセブ留学に行きました。

自分を追い込んだセブ留学

ーーセブ留学をされたとのことで、海外に行く事に抵抗はなかったのでしょうか？

仕事を辞めたこともあり、英語を習得しないと日本でも仕事はない！と自分を追い込んだ状態で行きましたね…。そして、目標を2つ立てていました。

1つ目はTESOL（第二言語として英語取得する方向けの英語教授法）を6か月の留学中に取ることでした。

ーー6か月行かれてたんですね？！

そうなんです！最初の4か月は英会話、5か月目にTOEIC、最後の1か月がTESOLを学ぶというカリキュラムの留学でした。

2つ目の目標はできるだけTOEICの点数を上げて帰国する、でした。
正直どれくらいスコアアップできるか分からなかったのですが、5か月目のTOEICカリキュラムが終了したときに現地で受験し、その時に800点代後半を取ることが出来ました。

ーーすごいですね！！

自分でも驚きました！その後、TESOLを取得することもでき、日本に帰国しました。

ーーセブ留学の授業はみっちり詰まっている感じだったんでしょうか？

私が行っていた学校はそれほどスパルタ校ではなかったのですが、1日9か10コマ程は受講していました。そして、レッスン後や休日は自習するように意識はしていました。

帰国後は英会話の先生として仕事を始め、子供から大人まで、幅広い方にレッスンをしていました＾＾

英検対策レッスンは得意分野

ーーワールドトークではどのような生徒さんにレッスンをしているのでしょうか？

本当にバラバラですね。約20人程を受け持っています。英検対策と会話中心のレッスンを受講されている方が最も多く、TOEICや文法・音読についてのレッスンを数名担当しています。

ーー今までのご経験をお伺いする中でTOEICについてのお話が多かったのですが、英検を受験される機会はあったんでしょうか？

それがなかったんです…

ーーそれでは、レッスンされるために問題の研究をされた、ということですか？

そうですね。以前所属していた英会話スクールは学生の生徒さんが多かったことから英検の需要がとにかく高く、自分は受験したことがなかったので大変でした…

今は一番英検対策のレッスンは得意かもしれないです＾＾

前回の英検前では10人程対策レッスンを提供していました。

ーー今レッスンされている生徒さんも学生さんがやはり多いんでしょうか？

ほとんどそうですね。準1級、2級を目指している小学生の対策を受け持っていますし、中学生でも2級を勉強し始めている方もいらっしゃいますね。

ーーレベルが高くてびっくりしてしまいました…。TOEICレッスンも受け持っていらっしゃるとのことで、TOEICは社会人の生徒さんが多いんでしょうか？

社会人の方と大学生の方を受け持っていますね。過去には高校生の方もいらっしゃいました！

ーー会話のレッスンも人気とのことで、どのような進め方をされているのでしょうか？

中級レベルの方にはニュース記事を使ってレッスンをしていますね。

初級の方には文法説明をベースに、最後にフリートークまで繋げる構成で進めています。

例えば前置詞がテーマのレッスンの場合はon atなどの言葉を使った例文を使って解説、その後、ご自身で問題を解いてもらって、最後に文を作って会話に繋げる…という流れでやってます。

ーー会話のレッスンではどのような目標を持たれている会員様が多いんでしょうか？

趣味で学ばれている方もいらっしゃいますし、仕事で使う方、そしてこれから仕事で使いたいから！という目標を持っている方がいらっしゃいます。

ーー仕事で英語、使ってみたいですよね。分かります！先生も最初は英語を使った仕事をされてみたいとのことだったのですが、今の目標は何かあるんでしょうか？

自分のスクールを立ててみたい！という夢があります。その後は英語を使って何かをしたいな…と色々考えているところです（笑）

相談が多いリスニングの悩み

ーーよく生徒さんからいただく質問と、先生がお伝えしている内容を教えてください！

特に大人の方から、どうやって（英語スキルを）伸ばせるか、そしてリスニングを伸ばすにはどうすれば、を聞かれることが多いですね。

英語学習となると、テキストを使って書く中心の勉強になることや、オンライン英会話の受講、となってくるので英語に触れる機会が少ない日本人ならではの悩みだと思います。

そして、トレンドとして「シャドウイングのやり方が分からない」といったご相談もよく受けます。私は”「音処理」「意味処理」この両方が出来て、リスニングが出来る。”というのをお伝えしています。

例えば、単語が聞き取れても頭で理解できていないと（内容は）入ってきません。なので「音処理」「意味処理」を意識しながら音読、シャドウイングをしないといけないですよ、と伝えています。

内容をいかに楽しくするか

ーーお子様のレッスンとなるとなかなか自分から分からない点を相談されるケースは少ないと思うのですが、どのような工夫をされていますか？

今、思考錯誤しているところではありますね（笑）

英検準1級を目指しているお子様の場合、今まで感覚で問題を解かれてきていることが多いです。でも準1級レベルになると問題の中身が社会問題や環境についての記述になってくるので「面白くない」と感覚を持たれることがあります。そこをいかに分かりやすく解説するか、を意識しています。

ーー最後にまだ先生のレッスンを受講されたことのない方へのメッセージをお願いします！（もちろんレギュラーの生徒さん向けでも大丈夫です！）

会う人会う人から「英語やってみたいんだよね」を聞くこともあり、英語を勉強してみたい方は多いと思います。
目的は皆さん異なると思うので、どういう風になりたいかを伺います。そして、その目標に合った自分だけのレッスンプランを一緒に作っていきましょう！というのを伝えたいです。

そして、英語力を「どうやって伸ばせばいいのか」を悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。その方の場合は冒頭10分程で趣味はなんですか、昨日何しましたか、といった会話を通して、文法・単語力・リスニングといった伸ばしていくべきポイントを一緒に見つけ出していくので、是非悩んでいる点を解決していきましょう！

私のモットーは楽しく学ぶ英会話です。

英語学習は終わりがないのでモチベーションが保ちにくいです。なのでいかに楽しいを感じながら学べるかが大切です。