「中学校に入って、急に英語が難しくならないか心配」
「小学生のうちに英単語や文法を勉強した方がいい?」
「英会話はできるけれど、読み書きはあまりしていない」
中学入学を前に、英語の準備について気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
小学校でも英語を学びますが、中学校に入ると英語の学び方は少しずつ変わります。
英語を聞いたり話したりするだけでなく、
単語を覚える。
英文を読む。
英文を書く。
文法を理解する。
テストで問題を解く。
といった学習も増えていきます。
中学英語で困らないためには、小学生のうちから単語・文法・読み書きを少しずつ「つなげて」学ぶことが大切です。日本人講師なら、英会話で使っている英語を日本語で整理しながら、中学英語の基礎へつなげられます。
中学校の内容をすべて先取りする必要はありません。
今できる英語から、一つずつ準備していきましょう。
小学校英語と中学英語では何が変わる?
小学校では、英語を聞いたり話したりしながら、英語に親しむ機会があります。
一方、中学校ではそれに加えて、
「なぜこの英文になるのか」
を理解することも大切になってきます。
たとえば、
I like soccer.
という英文を聞いて意味が分かる。
自分でも言える。
ここまではできていても、
「『サッカーは好きですか?』なら?」
「『サッカーは好きではありません』なら?」
と聞かれると分からないことがあります。
中学校では、
Do you like soccer?
I don’t like soccer.
のように、英文の仕組みも学んでいきます。
つまり、
なんとなく分かる英語から、仕組みを理解して使える英語へ。
ここが大きな変化の一つです。
中学英語で困らないために準備したい4つのこと

小学生のうちから意識したいのは、次の4つです。
- 英単語を音と文字で覚える
- 簡単な英文の仕組みを知る
- 英語を読むことに慣れる
- 英語を書くことに慣れる
難しい教材を使う必要はありません。
今まで習った英語を使いながら、一つずつ取り入れていきましょう。
1.英単語は「意味・音・文字」を一緒に覚える
中学校に入ると、覚える英単語が増えていきます。
そこで小学生のうちから身につけたいのが、
英単語を日本語訳だけで覚えないこと
です。
たとえば「apple」を覚えるなら、
appleという文字を見る。
実際の発音を聞く。
自分でも発音する。
「りんご」という意味を知る。
I like apples.のような英文でも使ってみる。
ここまでつなげます。
すると、
文字を見れば読める。
音を聞けば意味が分かる。
自分でも使える。
という単語になっていきます。
中学英語へ向けて、単語数だけを増やすよりも、
知っている単語を「使える単語」にする
ことを意識しましょう。
フォニックスを知っていると単語を読みやすくなる
英単語を読む力を育てるうえで役立つのがフォニックスです。
フォニックスでは、英語の文字と音の関係を学びます。
アルファベットを知っていても、英単語を読めるとは限りません。
でも、文字と音の関係を知っていると、初めて見る単語でも、
「こんな音かな?」
と考えられるようになります。
もちろん、すべての英単語をフォニックスのルールだけで読めるわけではありません。
それでも、
英単語を見た瞬間に「読めない」と諦めず、自分で音にしようとする力
は、中学英語でも役立ちます。
2.英文法は「難しい用語」から始めなくていい
中学英語への準備として、
「小学生から英文法を教えた方がいい?」
と迷う保護者の方もいるでしょう。
文法に触れること自体は問題ありません。
ただし、最初から難しい文法用語を暗記する必要はありません。
たとえば、
I play tennis.
という英文を知っているなら、
「昨日テニスをしたなら?」
と考えてみます。
I played tennis yesterday.
という英文を見せ、
「昨日のことだからplayがplayedになっているね」
と確認します。
まず英文の意味を理解する。
そのあとでルールを整理する。
この順番でも十分です。
文法は暗記するものではなく、英語の仕組みを理解するためのもの。
小学生のうちは、この感覚を身につけておきましょう。
英会話で知っている英文から文法へつなげる
すでに英会話を習っている子なら、知っている英文を文法学習に活用できます。
たとえば、
I can swim.
という英語を普段から使っているなら、
「泳げないなら?」
I can’t swim.
「泳げますか?なら?」
Can you swim?
と広げてみます。
すると、文法が、
「知らない新しいルール」
ではなく、
「今まで使っていた英語の仕組み」
として理解できます。
英会話と英文法を別々に考えないことがポイントです。
日本人講師なら「なんとなく」を日本語で整理できる

英会話を続けている子の中には、
「正しい英文は言えるけれど、なぜそうなるかは分からない」
という子もいます。
感覚的に英語を使えていること自体は、とてもよいことです。
ただ、中学校では文法問題や英作文も出てきます。
そこで、日本人講師なら、
「このdoは何のためにあるの?」
「どうしてplayにsが付くの?」
「isとareはどう使い分けるの?」
といった疑問を日本語で確認できます。
英語で使ってみる。
↓
日本語で仕組みを理解する。
↓
もう一度英語で使ってみる。
この流れを作ることで、英会話と中学英文法をつなげられます。
3.小学生から「英語を読む」習慣を作る
中学英語でつまずく原因の一つが、英文を読むことへの苦手意識です。
単語一つなら分かる。
先生が話している英語もなんとなく分かる。
でも、英文が何行も並ぶと、
「分からない」
となってしまう。
こうならないために、小学生のうちから短い英文を読む経験を増やしておきましょう。
最初は、
I like dogs.
This is my bag.
I play soccer after school.
くらいの短い文章で構いません。
声に出して読む。
意味を確認する。
もう一度読む。
これを繰り返します。
慣れてきたら、2文、3文と少しずつ長くしていきましょう。
「読めない単語」があっても止まらない
英文を読むとき、
知らない単語が一つあるだけで止まってしまう子もいます。
でも、すべての単語を知っていなければ英文が読めないわけではありません。
たとえば、
誰の話なのか。
何について話しているのか。
知っている単語はどれか。
前後から意味を考えられないか。
といった読み方もあります。
小学生のうちから、
「分からない単語がある=全部読めない」ではない
ことを経験しておくと、中学校で長い英文を読むときにも役立ちます。
音読は「読む」と「話す」をつなげる
中学英語の準備として、取り入れやすいのが音読です。
英文を目で見る。
声に出す。
自分の声を聞く。
意味を考える。
一つの練習で、複数の力を使います。
特に英会話を習っている子なら、先生と練習した英文を自宅でも音読してみましょう。
「話したことがある英語」を「文字でも読める英語」に変えていきます。
1日5分程度でも構いません。
短い英文を繰り返すことから始めましょう。
4.「話せる英語」から書く練習を始める
英語を書く練習も、中学入学前に少しずつ始めておきたいところです。
ただし、
「英作文を書きなさい」
といきなり言われても、小学生には難しいものです。
そこでおすすめなのが、
自分が話せる英語を書くこと
です。
たとえば、
「好きな食べ物は?」
と聞かれて、
I like curry.
と言えるなら、それをノートに書いてみます。
次は、
I like curry very much.
と少し広げてもよいでしょう。
話す。
↓
文字を見る。
↓
読む。
↓
書く。
このようにつなげると、書くことへのハードルが下がります。
アルファベットの大文字・小文字も確認しよう

意外と見落としやすいのが、アルファベットです。
英語を聞いたり話したりする経験が多い子でも、
小文字を書くのが苦手。
bとdを間違える。
pとqが曖昧。
大文字と小文字が混ざる。
ということがあります。
中学英語では英文を書く機会が増えます。
小学校高学年になったら、
A~Zの大文字・小文字を書けるか。
自分の名前を書けるか。
簡単な単語を書けるか。
も一度確認してみましょう。
できていないところがあっても問題ありません。
今のうちに練習しておけばよいのです。
スペルを全部丸暗記しようとしない
英単語を書くとき、スペルを丸暗記するだけでは負担が大きくなります。
そこで、
単語の音を聞く。
声に出す。
文字を見る。
自分で書く。
という順番を意識します。
フォニックスを学んでいる子なら、
「この音だから、この文字かな?」
と考えることもできます。
もちろん英語には、音だけでは正確なスペルが分からない単語もあります。
それでも、
音と文字を結びつけて覚える習慣
を作ることで、ただ文字列を暗記するより理解しやすくなります。
中学英語の先取りはどこまで必要?
中学入学前になると、
「be動詞くらいはやっておくべき?」
「中1の教科書を先に終わらせた方がいい?」
と気になるかもしれません。
余裕がある子なら、先取り学習をしても構いません。
ただし、
アルファベットが曖昧。
英単語を読めない。
短い英文を書くのが難しい。
英語への苦手意識がある。
という状態で先へ進む必要はありません。
まずは基礎を整えましょう。
先に進んだ距離より、戻らずに進める土台を作ること。
中学入学前は、こちらを優先してもよいでしょう。
小学校高学年になったら「分からない」を確認する
中学入学前には、一度その子の苦手を整理してみましょう。
たとえば、
英語を聞くのは得意。
会話も好き。
でも英文は読めない。
という子。
単語や文法は分かる。
でも英語を話すのは苦手。
という子。
英文は読める。
でもスペルを書くのが苦手。
という子。
同じ小学6年生でも、課題はまったく違います。
だからこそ、
「中学生になるから全員この教材」
ではなく、
その子に足りないところを見つける
ことが大切です。
マンツーマンなら苦手なところだけ戻れる

学校や集団授業では、基本的に決められたカリキュラムで授業が進みます。
一方、マンツーマンレッスンなら、
フォニックスへ戻る。
アルファベットを確認する。
中1文法を少し先取りする。
英文を読む練習を増やす。
英作文を練習する。
など、その子の状況に合わせて学習内容を調整できます。
特に中学入学前は、
「できるところ」と「できないところ」
に差が出やすい時期です。
全部を最初からやり直すのではなく、必要なところだけ戻る。
得意なところは次へ進む。
こうした学習がしやすいのもマンツーマンの良さです。
小学生だからこそ、分からないまま進めない
中学校に入ると、英語の授業はどんどん進んでいきます。
一つの「分からない」をそのままにすると、
次の内容も分からない。
その次も分からない。
ということがあります。
だからこそ、小学生のうちに身につけたいのは、
何でも先取りすることではありません。
分からないことを、そのままにしない習慣です。
日本人講師なら、
「この英文はどういう意味?」
「なんでこの順番になるの?」
「この単語はどう読むの?」
と日本語で質問できます。
理解できたら、もう一度英語を使ってみます。
小学生だからこそ、分からないまま英語だけで進めない。
この積み重ねが、中学英語の土台になります。
家庭では1日10分でもOK
中学英語の準備だからといって、毎日長時間勉強する必要はありません。
たとえば、
月曜日:英単語を5個確認する
火曜日:短い英文を音読する
水曜日:英語を聞く
木曜日:自分のことを1文書く
金曜日:今週習った英語を復習する
と分けてもよいでしょう。
毎日10分でも、
英語を見る。
聞く。
言う。
読む。
書く。
という機会を作ることが大切です。
続けられる量から始めましょう。
保護者は「教える人」にならなくていい
「自分は英語が苦手だから、中学準備をしてあげられない」
と心配する必要はありません。
保護者が英文法を説明したり、発音を教えたりする必要はありません。
家庭では、
「今日は何をやったの?」
「この英語、読めるようになったんだね」
「分からないところは先生に聞いてみよう」
と声をかけるだけでも十分です。
英語を教えるのは先生。
続けられる環境を作るのは保護者。
と役割を分けてもよいでしょう。

中学英語の準備でよくある質問
Q.小学6年生から中学英語の準備を始めても遅くありませんか?
遅くありません。
まず現在の英語力を確認し、アルファベット・単語・読み書き・簡単な英文など、必要なところから始めましょう。
Q.中学入学前に英文法は勉強した方がいいですか?
難しい文法用語を暗記する必要はありません。
簡単な英文を使いながら、「質問するとき」「過去のことを話すとき」など、英語の基本的な仕組みに触れておくと中学英文法へ入りやすくなります。
Q.英会話を習っていれば読み書きは必要ありませんか?
中学校では読み書きも必要になります。
英会話で身につけた英語を、文字で読んだり書いたりする練習へつなげていきましょう。
Q.フォニックスは中学英語にも役立ちますか?
文字と音の関係が分かると、英単語を読むときの手がかりになります。
単語学習や音読にもつながります。
Q.家庭では何をすればいいですか?
短い音読、単語の復習、簡単な英文を書く練習などから始めましょう。
毎日長時間ではなく、短時間でも継続することが大切です。
Q.日本人講師から中学英語を準備するメリットは?
英語を実際に使いながら、分からない文法や単語は日本語で確認できます。
英会話と読み書き・英文法をつなげやすいこともメリットです。
まとめ|中学英語の準備は「単語・文法・読み書き」をつなげよう
中学英語で困らないために、小学生のうちから難しい内容をどんどん先取りする必要はありません。
まずは、
英単語を音と文字で覚える。
簡単な英文の仕組みを知る。
短い英文を読む。
自分が話せる英語を書いてみる。
こうした基礎を少しずつ作っていきましょう。
ポイントは、それぞれを別々に勉強しないことです。
聞いた英語を話す。
話した英語を読む。
読んだ英語を書く。
分からないルールは日本語で理解する。
ワールドトークでは、日本人講師とマンツーマンで、お子さんの得意・苦手に合わせた中学英語準備ができます。
英会話が得意なら読み書きを。
英文法が苦手なら日本語で基礎から。
英単語が読めないならフォニックスから。
一人ひとり違う「分からない」に合わせて戻れるのが、マンツーマンレッスンの良さです。
小学生だからこそ、分からないまま先へ進まない。
今ある英語力を、中学校で使える力へ少しずつつなげていきましょう。
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